REPORT

L'UNEの秋冬服、
あのひとのコーディネート
1・西田美紗子さん

L'UNE(リュンヌ)のデザイナー、
前沢さんおすすめのお二方に、
この秋冬のふたつのアイテムである
ボウ付きギャザーシャツとセミフレアミモレスカートを
着ていただきました。

(取材・文=伊藤まさこ)

西田美紗子さんのプロフィール

にしだ・みさこ
ファッションブランド「IÉNA」バイヤー。
大学卒業後、Baycrewsに入社、
IÉNAで店頭販売を経て現職に。
フレンチシックをコンセプトに
国内外のアイテムの仕入れを担当。

趣味は音楽を聴くこと。

「母と姉が音楽をやっていることから
音楽のある生活が日常でした。
音楽鑑賞、楽器を弾くことも好きなこと、
中学生のころから毎朝ラジオを聴くのが日課です。
もちろん今も変わらず、
出身地大阪のラジオ局リスナーです!」

■Instagram
■IÉNA website
https://iena.jp/
https://baycrews.jp/brand/detail/iena

今回は自社の今季のアイテムを合わせて
コーディネートしてくれました。
[お問い合わせ先]
メゾン イエナ(自由が丘) TEL:03-5731-8841


ボウ付きギャザーシャツ(ブラック)/L’UNE
ジャケット ¥41,800/IÉNA
デニム ¥19,800/KURO
シューズ ¥29,700/BIBI LOU

バイヤーというお仕事柄、
日々たくさんの服を見ている西田さん。

その中で、L’UNEはどんな存在ですか? と尋ねると、
「フェミニンだけれど甘くなりすぎず、
かっこよく着られる。
素材のよさとか、仕立てとか、
ちょっとしたディテールとか。
そういったバランスがとてもいい。
そういうブランドってなかなかないと思うんです」
と、西田さんが言えば、
「しなやかでありながら、確固たるスタイルがある人。
いつもL’UNEをさらっと着こなしてくれるんです」
と前沢さんが応える。

服を作る人と、えらぶ人。
ただそれだけの関係ではない、
「信頼」みたいなものがおふたりの間にはあるのです。
なんだかそれって、すごくすてきではありませんか。

3色あるシャツ、
西田さんがえらんだのはブラック。

「ちょっと改まった場所にも着られるシャツですが、
あえて着崩してみました」

シャツの裾はデニムからアウトさせて。

デニムはジャストサイズではなく、
少し大きめサイズに。
折り返した裾からのぞく
ベロアのワンストラップシューズもいいかんじ。

ジャケットは片手で持ったり、
さらりと肩がけしたり。

「黒いシャツがかっこよかったので、
素材感のある茶系でコーディネートしました」

リボンは大きく結んでボリュームを出し、上に重心を。

髪をタイトにまとめたのは、
「服が際立つように」とのこと。
なるほど。

セミフレアミモレスカート(ブラック)/L’UNE
ニット ¥17,600/IÉNA
ストール ¥38,500/THROW
シューズ ¥53,900/BILLI BI
バッグ ¥39,600/0711 TBILISI

続きまして、スカートを。
撮影中、スカートを翻らせるように動いてくれた西田さん。

「ドラマティックに広がるのがすてきだなぁと思って」

それぞれの服に合った見せ方を
よく分かってるところはさすがです。

スカートに合わせたのは、
ふわふわ素材のニットとストール。
素材でコントラストをつけたんですって。

後ろ姿はこんな感じ。
つるりとしたサテン地と、ふわふわ。
足元には茶系のブーツ(なんとウェスタンブーツ!)を。

ブーツの色とバッグの内袋の色がぴったり。
素材や色の合わせ方や、
足し引きのバランスがすごくいい。

「今回はこのふたつのコーディネートにしましたが、
シャツだったらデニムのサロペットを合わせても。
かっこいい感じにしたかったら、
スラックスやパンタロン、足元はバレエシューズとか。
スカートはグレーのパーカにスニーカーも合いそうです」

このふたつのアイテム、
他にどんな着こなしを? とたずねると、
いろんなコーディネートを提案してくれました。

「どちらのアイテムも可能性は無限。
ちょっとあらたまった集まりや、
これからは年末年始のパーティーにも
活躍してくれそうです」

お客さまからは絶大な支持を得ている西田さん。
着こなしのすてきさはご覧の通り。
「上から下まで西田さんと同じアイテムが欲しい」
なんていう方もきっといるに違いない。
取材に行った私たちweeksdaysチームも、
思わず同じものを買いたくなりましたから!

[お問い合わせ先]
メゾン イエナ(自由が丘) TEL:03-5731-8841

2023-10-08-SUN