L'UNEのPleated Frill Blouse、
あのひとのコーディネート
01 中西千帆子さん 前編
L'UNEのPleated Frill Blouse、
おしゃれな人はどんなふうに着こなすんでしょう。
2人のかたに登場いただき、
それぞれのコーディネートを見せていただきました。
(取材・文=伊藤まさこ)
中西千帆子さんのプロフィール
なかにし・ちほこ
PR業/ヘアメイクのマネジメント。
文化服装学院卒業後、
JUNKO SHIMADAなどのPR会社「FLASH inc.」入社、
退社後はフリーランスとして、
THEATRE PRODUCTS、TOGA、
LAD MUSICIANなどのデビューに携わる。
2001年にヘアメイクの夫・小原康司氏と共に
「traffic」を設立。
東京・自由が丘に
同名のヘアサロンとアートスペースをもつ。
現在は、PR業はL’UNE、
JUNKO SHIMADAなどを担当。
「子どものころから作ることが好きだったので、
いまも素的な毛糸に出会うと犬用の洋服を編んだり、
大好きなビーズを見つけると
アクセサリーを作ったりしています。
オンとオフが切り替えられる大切な時間です」
コロナ禍に作ったマスクストラップは
多くのメディア(Vogue Japan、figaro、fudge)
にも取り上げられたそう。
●中西さんのInstagram
●traffic(PR)のInstagram
●traffic(ヘアサロン)のInstagram
●trafficのwebsite
Pleated Frill Blouseが似合う方、
どなたかご存知ないでしょうか?
L’UNEデザイナーの前沢祐子さんにたずねると、
すぐに、
「ではぜひ中西千帆子さんに!」とのお返事が。
リュンヌのPRをされている中西さん。
おふたりのおつき合いはとても長く、
前沢さんがパリにいらした頃からとか。
「ブランドを立ち上げる時も、
定期的に友人たちが集まって、
サンプルを試着しては感想を言い合って。
だからL’UNEは、
とても思い入れのあるブランドなんです」
なんと前沢さん、
「みんなの身体を貸して!」と言って、
試着する人を募ったとか。
「L’UNEに行けば、必ず似合うパンツに出会える」
そんなブランドを目指しての出発だったそう。
だからもちろん、この日もブラウスには
リュンヌのパンツをコーディネート。
「ブラウスは2016年に発表された時に買ったもの。
前沢は当初、パンツだけのブランドに
しようと思っていたようですが、
ブラウスを作ったことで幅が広がったように思います」
フリルブラウスは、その後、
レオパール柄やドットなど買い足したほどの気に入りとか。
「毎シーズンのように色違いや柄違いが出るので、
その都度欲しくなってしまうんです」
と中西さん。
その気持ち、すごくよく分かります。
ブラウスの上にはツイードのジャケットを羽織って。
襟元から覗くフリルの分量が多過ぎず、
控えめ過ぎず。
「リボンはラフに結ぶ派」という中西さん。
朝、首元できゅっとしめても、
あれ? やっぱりなんだか違うな、
そう感じていつものスタイルに戻るそう。
「リボンの結び方で胸元が出る分量が決まる。
必ずその人にしっくりくる結び方や
位置があると思うので、
いろいろ探ってみてくださいね」
今回かっこいい!と思ったのが、
黒いブラジャーがさりげなく透けていたこと。
以前、前沢さんに、
中に何を着れば‥‥と尋ねたところ、
「ブラジャーが透けててもかっこいいわよ。
気にせず一枚で着てみて」
とおっしゃっていたことを思い出した私。
なるほど、こんな風にジャケットを重ねれば
挑戦できそうです。
素足にフラットシューズ。
手元はかごで軽やかに。
肌の見せ方、素材の重ね方。
それからギャザーたっぷりのブラウスを
パンツにインする着こなし。
これはとても参考になります。