REPORT
fog linen workのバスマット、
わが家の使いかた
伊藤まさこ
5年前に作った、このバスマット。
2枚買ったうちの一枚は友人にプレゼント。
なのでじつは何年もの間、
このバスマット一枚で過ごしてきました。
だから何回洗ったんだろう?
おそらく200回(いや、その倍?)は
洗っているはずですが、
色こそ落ちたものの、
へこたれることなく今でも現役。
それどころか、お風呂上がりに足を置いた時の感触が、
年月をおうごとに気持ちよくなっています。
中里さんのコンテンツにも書きましたが、
私も娘も、湯船から上がって軽く身体の水気を拭いたら、
すぐに全身にボディクリームを塗り、
それからバスマットへ‥‥という段取りなので、
あまりびしょびしょにならない。
使い終わったらタオルウォーマーにかけるので、
いつもからっとしています。
タオルウォーマーは、
晩秋から春先にかけてスウィッチを入れますが、
夏などはここにかけておくだけでからり。
リネンとはつき合いが長いけれど、
乾いたリネンを触るたびに、
すごい素材だなぁ‥‥と感心しています。
身近になりすぎて、
なくなった時のことを考えると、
きっとすごく困る。
それくらい、私の暮らしには欠かせないもの、
丈夫でへこたれず、
いつも清潔、こざっぱり。
これこそ、私が求めるバスマットなのです。
そうそう、この原稿を書いているときに、
バスマットを作るきっかけになった、
かつての鼎談「ほしいものはたくさんある。」を
読み返しました。
「欲しいけれどないもの」を作る。
weeksdaysって、そんな店。
これからも初心に帰って、
よいもの、欲しいものを作っていきたいな、
そう思いました。
2024-04-03-WED