miiThaaiiのバッグと
Honneteのストール、
あのひとの使いかた
01 大原真樹さん
この夏にむけて「weeksdays」がお届けする
miiThaaiiのキャンバスバッグとHonneteのストールは、
どちらも、あざやかな色彩が特徴です。
このふたつのアイテムが似合いそうなひとは‥‥?
と、今回、こんなおふたりに
使っていただくことになりました。
(取材・文=伊藤まさこ)
大原真樹さんのプロフィール
おおはら・まき
モロッコ雑貨店「fatimamorocco」ディレクター。
バイヤー、スタイリストとして世界中を飛び回り、
様々な国と出会うなか、モロッコに魅了され、
2006年に独立、店舗経営をはじめる。
年間100日以上をモロッコで過ごすとのこと。
著書に『女は好きなことを仕事にする』
(大和書房)がある。
マルシェかごや、
バブーシュ(革製のスリッパ)をはじめとした、
モロッコの雑貨を輸入・販売する大原さん。
モロッコの魅力を尋ねると‥‥。
「はじめて訪れた時、
なんて色彩に溢れているんだろう!
と感動したんです。
もともとフランス領だったから、
ちょっと洒落たものもあって」
輸入を始めたのは、2006年。
当時は、モロッコってどこ?
バブーシュって何?
そんな感じだったとか。
通ううちに、
「かごの持ち手を変えたらもっとかわいくなるかも」とか、
「ここに何かくわえたら、すてきになるはず!」
なんて思うようになっていったという大原さん。
現地の職人さんに想いを伝え、
試作を重ねて‥‥
「これだ!」
と思うようなものができ上がるまでに
5年かかったのだとか。
miiThaaiiの斜めがけバッグは、
もちろんモロッコのかごと一緒に。
持った感想をうかがうと‥‥
「このしっかりしたキャンバス地の質感がとても好き」
と大原さん。
じつは、ななめがけバッグは、
今までほとんど持ったことがなかったそう。
「おんぶひもみたいになってしまわないかな?」
というのが、その理由。
「でも、このバッグは肩かけ部分が広いから、
その心配はなし。
フィット感があって肩も凝りにくいですね」
両手が自由になる肩掛けバッグ。
モロッコの出張にぜひ!
Honneteのストール、
大原さんがえらんだのは、
太陽の下で映えそうなイエロー。
聞けばストールは、
「化粧品よりも何よりも、
モロッコ出張の必需品」
なのだとか。
灼熱の太陽や、サハラ砂漠の砂埃から身を守ったり、
虫予防にさっと羽織ったり。
また、出張先でホテルのチョイスがない時、
シーツ代わりにしたり‥‥と用途はたくさん。
コットンなどの天然素材を何枚もお持ちなんですって。
「暑い日差しに慣れっこの現地の人たちと違って、
モロッコは私たちには厳しい環境。
乾燥がすごくて、
肌があっという間にバリバリになっちゃう。
だから、必ず長袖。そしてストールをプラスするんです」
モロッコに通うようになって、
色に目覚めたという大原さん。
「若い頃は全身モノトーンが多かったけれど、
だんだんと小物に色を持ってくるようになり、
今では派手な色の服もバンバン着ます」
お気に入りのブランドを尋ねると、
「毎シーズン、展示会に行くのは、
COG(コグ・ザ・ビッグスモーク)」。
デザイナーの今枝さんの作る服が大好きなのだとか。
この日のボーダーTシャツもCOGのもの。
「襟ぐりとか、二の腕まわりの開き具合が絶妙」
なんですって。
「友人のブランドをはじめ、
ハイブランドも好きだし、
ファストファッションも覗きます」
ブランドにはこだわらず、
好きなものを自由に組み合わせて着こなす大原さん。
着こなしのポイントは色、
それからやっぱりモロッコのかごバッグ!
取材後、私たちweeksdaysチームは、
お買いもの大会に。
私もこの夏持ちたいかごバッグを新調しました。
miiThaaiiの斜めがけバッグとともに、
持ちたいなぁと思っています。