REPORT

あのひととコンバース 2024
[1]渡辺有子さん

「weeksdays」がコンバースといっしょに
オリジナルのスニーカー
「weeksdays ALL STAR」をつくったのは
2020年の「ネイビー」がはじまりでした。
つづいて2022年には「グレー」、
そして2024年の今年は、
「ALL STAR (R)」モデルをベースに
アッパーをキャンバスから
モコモコのボアにかえて登場します。
かわいさとかっこよさが同居するこのスニーカーを、
6組8人の方に試着していただきました。
料理家、ヘアメイクアップアーティスト、スタイリスト、
ファッションデザイナー、シェフ、コメディアン、
そうそうたるみなさんの感想そしてコーディネート、
「ファースト・コンバース」のお話もあわせて
おたのしみください。

取材・文・写真=伊藤まさこ

渡辺有子さんのプロフィール

わたなべ・ゆうこ
料理家。大学卒業後、料理家のアシスタント、
編集プロダクションでの勤務を経て26歳で独立。
雑誌、広告、書籍、TVコマーシャル、テレビ番組、
イベント等の幅広い分野で活動。
料理、暮らし方、ファッション含めて著書は数十冊。
自身の経験を最大限生かして、
料理をする目線で妥協なくセレクトした
テーブルにまつわる商品を扱うギャラリーであり、
キッチンアトリエ兼料理教室でもある
「FOOD FOR THOUGHT」(フードフォーソート)
のディレクターをつとめる。
「weeksdays」では
「MOJITOのキャップをあのひとに」に登場。

■FOOD FOR THOUGHT
■Instagram


コンバースのコンテンツに登場してくださる方に、
毎回聞いているのが、
「はじめてのコンバース」について。

みなさん、それぞれ思い出を持っていて、
だからか愛着もたっぷり。
それぞれのコンバースストーリーを、
毎回、フムフムと興味深く聞いているのです。

だからもちろん有子さんにも聞きました。

知り合ってから30年あまりですが、
その間、
ずっと変わらずグレーやネイビーなどシックな色合いで、
コーディネートをまとめている印象の有子さん。

‥‥でもはじめてのコンバースは、
意外な色だったりして?

「はじめて買ったのは、
グレーのハイカットのコンバース。高校生の時でした。
冒険心は昔からあんまりなくて‥‥」

なんと、10代から今に至るまで、
好みが変わってない。

「当時、古着にはまっていて、
501のデニムと合わせてました。
シャプリエのリュックを背負って」
と有子さん。

私たちと同年代の方は、
「分かる~」と思っていただけると思うのですが、
1980年代にパリ発のエルベシャプリエのバッグが大流行。
もちろん私も持っていました。
そして私も穿いてましたよ、リーバイス501。
もちろんコンバースも(私は生成りのハイカット)も!

今回、weeksdaysが作ったのは、
グレーのボア。
じつは有子さん、以前販売したネイビーと
グレーも履いてくれています。

「ちょっとフリルがあったり、
ギャザーがたっぷり寄っていたり。
そんな、かわいい感じの服を着た時に、
足元をコンバースで抑えてバランスを取っています」

ワンピースからのぞく、
白いレースとボアのコンバースがいい感じ。
そうか、こんなシックな着こなしにも合うのですね。

以前、コンテンツに出ていただいた時も、
キャップにワンピースと赤いシューズを合わせて、
バランスを取っていた有子さん。

その時、
「料理もおしゃれもバランスが重要」ということを、
教えてもらったのでした。

今回のコンバースどうでしたか?

「もこもこが意外でかわいい!」
といううれしい感想。

「素材はもこもこだけれど、
形はシュッとしてるから、
足元がきれいに見えますね」

冬が近づいたら、
もこもこのベストを合わせたい、と有子さん。
もこもこ同士の組み合わせもかわいいだろうなぁ。

2024-10-26-SAT