REPORT

Yarmo のコート、
あの人のコーディネート 
01 清水彩さん

「weeksdays」初登場となる、
イギリスの老舗ブランド「Yarmo」。
今回ご紹介するキルティングコート
いつもおしゃれなあの方なら、
どんなふうにコーディネートをしてくださるのかなと、
ふたりの女性に着てもらいました。

ひとりめは、これまでも幾度か
「weeksdays」に登場してくださっている清水彩さん。
冬らしい着こなし、さすがですよ!

取材・文=伊藤まさこ 写真=weeksdays(南萌)

清水彩さんのプロフィール

しみず・あや
2010年、Landscape Productsに入社、
GOOD NEIGHBORS’ FINEFOODSのディレクションや、
Piliのマネージメント・バイイング、
海外アーティストとのやり取りなどを担当、
取締役に就任する。
2021年に独立。
日本やカリフォルニアの間でキュレーションや
ディレクションをメインに活動中。
ふたりの子どもとの3人ぐらし。
「weeksdays」ではクラッチバッグの回
Half Round Tableの回
撥水フィッシュテールコートの回に登場。

■Instagram


オーバーオールやオールインワンなど、
Yarmoの服を何着か持っているという清水さん。

なるほど、だからかこのコートも
まるで前から着ていたかのように、
しっくり。

好きな理由を尋ねると、
「スタンダードな形が多いところ」
それから、
「ゆったりしたサイズ感が体に合うところ」
なんですって。

身長168センチ。
ボリュームあるコートを堂々と着こなすところはさすが。
このコート、横の姿もかわいいでしょう?

今日は一見、ミニスカート? と見まごう
キュロットを合わせました。

髪が短い時は、
ワンピースやフリルやレースがついた服を
好んで着ていたという清水さん。
ロングヘアの今は、
ちょっとボーイッシュな服をえらんで着ているんですって。

「ロングヘアにかわいい服だと甘くなり過ぎてしまうから」
というのがその理由。
自分に似合うバランスを探る。
それっておしゃれ上手な人の共通項かもしれません。

ミニのキュロットは前から持っていたアイテム。

「ずっとクローゼットにしまっていたんですが、
最近、ミニいいかも! とピンときて」

コートの中から赤いニットとキュロットがちらり。
裏地のネイビーも効いていますねというと‥‥。

「袖をちょっとまくってネイビーを見せてもいいですね」

なるほど。
クラッチとの色合いもぴったりです。

中にはまっ赤なスウェットを。

「この秋冬、トラッドっぽい着こなしがしたいな、
と思って。
ベージュと赤の組み合わせって
そんなイメージがあったから」

襟元からは、ちらりと白いTシャツがのぞいていて、
それもいいですねと言うと‥‥。

「自分も好きなスタイルなのですが、
クルーネックから白シャツが
さりげなくのぞいている男の人の着こなしが好き」

weeksdaysでもお世話になっている草場妙子さんの、
「クルーネックから白いTシャツちらり」の着こなしも
大好きなんですって!

足元はショートブーツ。
肌の透けない110デニールくらいの厚さの
タイツを合わせると、
ミニにも抵抗がなくなるのだとか。

白いコートには、
やわらかなベロア素材のオールインワンを。
ミニにピン、ときたように、
このオールインワンにもピン! ときたとか。

「このオールインワン、
インスタから『おすすめ』として流れてきて、
いいなと思って買いました」

今まであまり馴染みのなかったブランドも、
「いい」と思ったらすぐに取り入れる。

古着あり。ハイブランドもあり。
またはこんな風に、インスタからのおすすめの服もあり。
「服に関しては雑食」という清水さんですが、
それらをうまくミックスして
着こなしているところはさすがです。

ふだん、クルーネックかUネックが多く、
タートルネックをほとんど着ないという清水さん。

「でもこれは別。
シルクコットンですごくやわらかく、
しめつけもまったくないんです」

コートとタートル。
街に映えそうな冬の白い着こなしです。

バッグは小さめ。
コートとのバランスがかわいい。

足元はローファーを。

白と黒だけでまとめず、
キャップにブルーを持ってくるのが、
清水さんスタイル。

「おしゃれしてる」という気持ちにさせてくれる、
ネイルとリップも欠かせないアイテムだそうですが、
この笑顔が、清水さんのおしゃれの仕上げなのでは? 
と思うのでした。

私も口角上げていこうっと。

2024-12-09-MON