マガジンラック
わたしの使い方
伊藤まさこ
サイトーウッドのマガジンラック、
伊藤まさこさんは自宅でどんな風に使っているのか
たずねてみたところ、
どうやら、雑誌や本の収納に
使っているだけ、ではなさそう。
家で仕事をするとき、
テレビを見てほっと一息つくとき、
プレゼントのラッピングをするとき、などなど、
TPOに応じて使いかたも変化するんですって。
そんな伊藤さんの使い方をレポートしてもらいました。
色えらびのヒントになるアドバイスもありますよ!

雑誌も本もどんどんペーパーレス化されて、
画面上で読むことも多くなった昨今。
私も仕事の資料などは、
電子書籍を利用しますが、
でも、やっぱり、紙で読む本っていいんだよなぁ。
ページを開く音、
手触り、紙の匂い。
そこにあるのは「情報」だけではない何か。
なので我が家の「本のある風景」は、
あんまり前と変わらないのです。

買ったり、またはいただいたり。
増え続ける本は、
定期的に見直して、一定量にしていますが、
「まずはここ」の定位置として、
うってつけの場所が、
マガジンラックの中。
幅41センチ(奥行き16センチ、高さ27センチ)と
スマートなので、
場所を取らない。
にもかかわらず、今読みかけ、
あるいはこれから読む本が、
ちょうどいい量、入るところがいい。
「マガジンラック」本来の使い方です。

こちら、リビングダイニングの一角。
スペースの都合もあって、
「書斎や仕事部屋を持たない」という方も、
多いと思いますが、
私もそのひとり。
原稿書きは、
パソコンとちょっとした資料があればできるので、
ダイニングテーブルが一時、
仕事机に変わるというわけ。
さあ、仕事しようかな。
とか、
お昼にしようっと。
原稿書きに疲れたら、
お茶とお菓子で一服。
パソコンと資料、
ペンケースや充電器。
そんな仕事まわりのものを、
出したりしまったり。
それを一日に何度か繰り返して、
気分も入れ替えます。
テーブルの上のものを、
真ん中からはじっこへ。
という人も多いと思うけれど、
いったんマガジンラックにしまって、
視界から消す。
これ、かなりの気分転換になりますよ。

ホリデーシーズン、
プレゼントのラッピングに使う麻紐を、
マガジンラックに入れて使っていました。
そのままだと、ごろごろ転がってしまい。
なかなかにストレスだったのですが、
おかげでその悩みはすっきり解決。
この場合、
「マガジンラック」ならぬ
「ストリングラック」かな?
あんまり「マガジンラック」という名称に振り回されず、
自分なりの自由な使い方を探っては、と思います。

テレビのリモコンって、
必要だし、近くに置いておかないと
いざ使いたいとなった時に不便。
でもデザイン的に見えているとちょっと‥‥
そう思うこと、ありませんか?
「だからテレビは置かない」
そんな友人も多数ですが、
映画を観ることの多い私は、
テレビのある風景はよし!
と、割り切っています。
でもリモコン、どうにかならないものかしら?
そこで、
壁と同じホワイトのマガジンラックの中に入れてみたら、
すっきり。
(見えていないのですが、
この中に、ダチョウの羽の埃取りも入っています。)
このラック、足のつき方がかわいらしいのですが、
そのかわいさを十分引き出す見え方が、
真横からのこの位置。
ホワイトもいいけれど、もしかしたらグレーもよさそう。
いやいや思い切ってテラコッタにしてみても
よかったかもしれない。
壁や床に馴染む色にしてもよし、
まったくちがう色にしてもよし。
あなたの部屋にしっくりくる色をどうぞ。