たくさんの魅力
zattuのバッグを長く使っている
ふたりの女性にコラムをお願いしました、
ふたりめは、zattuのPR担当である、鳥海陽子さん。
ブランドスタート時より担当をしているかただけに、
zattuのことを、とってもよくご存知なんです。
今回の「MAC TO-TO」の良さ、
webでは紹介しきれないこまかな仕様、
カラーと、そのコーディネートについてなど、
じっさいの鳥海さんの使い方とともに、
たくさん教えていただきましたよ。
とりうみ・ようこ
国内外のシューズを扱う会社の
店舗スタッフから始まり、PRを担当、独立。
現在は、zattu の他、国内外のブランドを扱う
ファッションセールスエージェント
「sekond showroom」、
アジア最大規模のアートブックフェア
「TOKYO ART BOOK FAIR」、
日本の「素(もと)の味」を販売する
会員制・紹介制のスーパーマーケット
「Table to Farm」などで
PRを中心に、ブランドのアドバイザーや
セールス補助などを担当。
日々の楽しみは身体を動かすこと。
「自宅に置いた一人用のバドミントンで、
気候に影響されず運動してます」
zattu Instagram
zattu を代表するモデルであり、
ブランドスタート時より担当をしている私にとって、
一番最初に発表され、
個人的な思い入れもあるのが
MAC TO-TOです。
ハリがあり、シワになりづらいことから、
ふだん使いだけでなく、
出張にも欠かせないバッグとして、
5色(グレー、グラファイト、マルチ、
ブルー、パープル)を
交互に使用しています。
とくに、ブランドスタート初期からのカラーで、
今では定番となったグレーは、
ノートパソコンや折り畳み傘、筆記用具、
化粧ポーチ、本、おやつ、着替えなど、
多くのものを入れて毎日のように使いました。
ボロボロになった質感にさえ
愛着を持って使い続けていたのですが、
「さすがにそれは‥‥」と、
ある時デザイナーより使用ストップが。
それも今では良き思い出です。
(現在は2つ目のグレーを使っています。)
zattuにはたくさんの魅力があります。

まず、補強を考慮した、包み込むような縫製のため、
丈夫で、多くの荷物を入れることができること。
手前と後ろに高低差があるなど(後ろが少し高い)、
ひそかにアシンメトリーな作りが、
控えめでありながら存在感があること。
そして持ち手の太さも違います。
「えっ? 持ち手の太さが違うの?」と
驚かれるかもしれませんが、
これは、デザインのためというよりも、
実用的な意味があります。
太さが違うことで、持った時に掴みやすく、
かつ、肩にかける際に引っ掛かりが生まれて
滑り落ちづらいので、肩の負担が減るんです。

内側のポケットは、
ジップのぎりぎりのところまで被せがあり、
ジップを開けていても中身が見えません。
それだけではなく、スナップボタンを留めて
上蓋のように中身を隠すこともできます。
素材は、マイクロファイバースエードという合成皮革。
飛行機の内装にも使われるというだけあり、
とても軽量で水や摩擦に強く、色移りがありません。
単色のものは中性洗剤で手洗いもできます。
また、スエード調の毛足で艶があり、
発色が良いのも特徴です。
MAC TO-TOは、
一般的なトートバッグより大きめですが、
私はパンツスタイルが多いため、
斜めがけでも手提げでも
全体のバランスがとりやすいように感じます。

2022awシーズンの
シーズン限定カラーとして発表されたブルーは、
その発色の美しさを活かすように
ワントーンで落ち着いた色目のスタイリングを。

定番のグレーは、下地の色目が浮き出て、
杢のような奥行きを感じる艶感のある発色を活かし、
全体をグレーで統一させ、陰影を楽しんだりします。

下地の色目が浮き出て、杢のような奥行きを感じる
艶感のあるグレーは、
本スエードのベージュのファティーグジャケットに
ベージュのパンツ、ブラウンのバンズと合わせて、
カジュアルでマニッシュなスタイルが
品よくまとまります。