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SLOANEのタートルネック、こんなコーディネートで 伊藤まさこ 1・ホワイトのタートルを主役に

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展示会で見つけた瞬間、
注文を決めたSLOANEのタートルネック。

首まわりにゆとりがあり、着ていて楽(こことても大切)。
タートル部分のゆとりも絶妙で、
くしゅっとさせても、
また、きちんと折ってもよし。
一枚でいろんな表情を見せてくれます。

ここでは、折らずに自然に。

前から見るとこんな感じ。

タートルネック長袖Tシャツ(ホワイト)/SLOANE
パンツ ¥36,300/Honnete(グラストンベリーショールーム)
ブーツ ¥68,200/Sanders(グラストンベリーショールーム)

清潔感がある白は、デニムとの相性もよいけれど、
秋が深まってきたら、
こんなモノトーンのチェックのパンツを合わせたい。
ニットとはまた違う素材感が新鮮なんです。

ベスト ¥34,100/Honnete(グラストンベリーショールーム)

もう少し寒くなったらベストを重ねて。
ベストとパンツはもこもこの厚手素材、
ブーツもしっかりとした存在感あるものですが、
全体が重くならないのは、
タートルの素材感のおかげ。

一枚で着てもさまになりますが、
重ねてもいい。
こういうアイテム、持っていると本当に重宝するんです。

重ね着をする時は、
髪をタイトにまとめるとバランスよし。
顔まわりをすっきりさせて、
タートルが主役の着こなしに。

[お問い合わせ先] 
t.yamai paris TEL:03-6407-1651
グラストンベリーショールーム TEL:03-6231-0213

Satomi Kawakita Jewelry (サトミカワキタジュエリー) weeksdaysだけの お見立て受注会をひらきます

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伊藤まさこさんがニューヨークで出会った
ジュエリーブランド Satomi Kawakita Jewelry
(サトミカワキタジュエリー)と
「weeksdays」がコラボレーションした
お見立て受注会を、
9月29日(金)、30日(土)に開催します。

4年ぶりの受注会開催にあたり、
前回の受注会の様子を振り返りながら、
Satomiさん、伊藤まさこさんに
コメントをいただきました。


今までジュエリーはあまり着けたことがない、
着けたいけど何が似合うかわからない、
自分では選べない、
という方にこそ、
受注会にお越しいただきたいです。

似合うものは肌の色、ヘアスタイル、
ファッションによっても違いますが、
どなたにも似合うものが必ずありますので、
それを探すお手伝いをさせていただきます。

何かの記念に、自分へのご褒美に、
この機会に会場で色々試していただきたいです。

Satomi Kawakita


私が初めてSatomiさんとお会いしたのは、
ニューヨークのSatomiさんのアトリエでした。
じっさいに制作している場所で、
手に取りながら(時には試着しながら)、
ジュエリーをえらぶ。
なんて贅沢ですてきな時間なのだろう! 
旅の記憶のひとつとして、
私の心に焼きついたのでした。

デザインや素材について
直接、質問できたのはもちろん、
いいなぁと思ったのは、
Satomiさんやスタッフが、
ふだんどんな風にSatomi Kawakitaのジュエリーを
つけているかが見れたこと。
なるほど、リングは重ねづけするといいのね、とか
ピアスは左右対称でなくてもいいんだ、
なんていろんな発見があったのでした。

そんな気持ちが頭にあったから、
weeksdaysでSatomiさんのジュエリーを紹介するときは、
ぜひとも私の初めての出会いと同じような
シチュエーションで。

そう思い、2019年にFOG 2nd FLOORをお借りして
はじめての受注会を開催しました。

自然光が入る広々とした空間で、
Satomiさんに相談しながらジュエリーをえらぶ。
来てくださったお客さまは、
ジュエリーえらびだけでなく、
お手入れ方や収納法も質問されたりしていて、
私も勉強になりました。

なによりうれしかったのは、
ジュエリーをえらぶ時の皆さんの表情! 
きらきらして、それはたのしそう。
家のことや仕事のことからいっとき離れ、
自分の時間を自分のためだけに使う。
そんな時間をお客さまと共有できたことは、
私たちにとってかけがえのない思い出にもなりました。

今回、またFOG 2nd FLOORをえらんだのは、
光の入り方が、ふだん私たちがいる環境と近いから。
石の色合い、肌との相性。
ピアスだったら髪の色も、
ジュエリーを合わせる時のポイントに。

おだやかな自然光が入るFOG 2nd FLOORで、
Satomiさんに(もちろん私もご相談に乗りますよ!)
相談しながら、
ゆっくりじっくりジュエリーえらび。
私たちも、皆さんとお会いできることを
楽しみにしています。

伊藤まさこ


■受注会の日程
2023年 9月29日(金)/30日(土)

■開催場所
FOG 2nd FLOOR
東京都世田谷区代田5-35-1
(小田急電鉄・京王電鉄 下北沢駅より徒歩約5分)
※9月30日(土)は1階のショップはお休みです。

■営業時間
11:00~18:30

■伊藤まさこさんの在廊時間(予定)
9月29日(金)11:00~18:30
9月30日(土)11:00~15:00ごろ

■お取り扱いアイテム
今回の受注会では、
リング、ネックレス、ブレスレットなど
Satomi Kawakita Jewelryの
フルラインナップに加えて
「weeksdays」で2023年12月に発売予定の
weeksdays限定のコラボジュエリー(ピアス3型)の
先行受注をお受けします。
先行受注品については、
会場でご注文いただいたお客さまに限り、
通常販売価格の10%オフでお買い求めいただけます。


・ホワイトオパールのピアス(18K)
販売価格:64,790円(税込)
→会場限定価格:58,311円(税込)


・レインボームーンストーンのピアス(18K)
販売価格:52,690円(税込)
→会場限定価格:47,421円(税込)


・ちいさなアコヤパールのフープピアス(14K)
販売価格:54,230円(税込)
→会場限定価格:48,807円(税込)

また、この受注会会場限定商品(ピアス1型)も
ご用意しています。

・ちいさなレインボームーンストーンのピアス(14KY)
(E1902RM_14KY)
販売価格:40,150円(税込)

■お支払いについて
受注会でのお買い物は、
こちらのお支払い方法となります。
現金はお使いいただけません。
————-
・各種クレジットカード
(VISA、MASTERCARD、JCB、
アメリカン・エクスプレス、
ダイナースクラブ、ディスカバー)
支払回数はご一括のみ

・電子マネー
(iD、QUICPay、Apple Pay)
————-
ご了承いただけますよう、お願いいたします。

■受注後のキャンセルについて
オーダーを受けての製作になりますので、
ご注文のキャンセルはお受けできません。

■受注品のお届け時期
受注会でお申し込みいただいた商品は、
12月中旬に発送する予定です。


お見立ていただきながら選ぶ素敵な時間を
たくさんの方たのしんでいただきたいです。
お待ちしています。

SLOANE 大貫雄さんにきく“気持ちよさ”の秘密

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しっかりしたコットンで、大人の服を

このタートルネックの
素材についてお話をさせていただくと、
これはアメリカ・カリフォルニア州の
サンホアキン・バレー(SAN JOAQUIN VALLEY)
というところで栽培されたコットンなんです。
いわゆるカリフォルニア綿です。
アメリカって綿の生産量から言うと
世界で2番目に多いところなんですよ。

アメリカの綿というと、
例えばスーピマ綿とかインド綿など、
いろいろなブランドの綿が栽培されています。
そのなかでカリフォルニア綿っていうのは、
みなさん、あまり聞いたことがないかもしれません。
じつはぼくもそうでした。でもその響きに、
「なんだろう、それ?」っていう興味と、
ときめきを感じていました。

サンホアキン・バレーという場所は、
ふたつの山に挟まれた肥沃な平原で、
地域のほとんどが田園です。
さまざまな作物が育ち、綿花もそのひとつ。
世界最大の単一綿花農場もあるんですよ。

ここには雪解けの水が流れていて、
その水で育ったカリフォルニア綿の特徴は、
比較的ハリがあってしっかりしていることです。
このタートルネックをつくった生地は、
カリフォルニア綿を、双糸といって、
細い2本で撚って1本にした糸を
機械編みにしていくことでつくられています。
普段、SLOANEで使っている
Tシャツの生地よりもちょっと肉厚で、
しっかりとした生地なんです。

伊藤さんにチョイスしていただいた理由の一つも、
そのハリ感なんじゃないかなって想像しました。
首に寄り添いすぎず、クシュクシュっともならずに、
きれいに襟が立つ感じ。
このきれいな立ち方が素材の効果なんです。
いわば「しっかりとしたコットン」なんですよ。

ちなみにSLOANEの
定番的なTシャツは、超長綿っていう、
もうちょっと長めの繊維のコットンを使っています。
柔らかくて、より細く、もっと光沢のある素材ですが、
これは、そういうものとは対照的です。
糸が少し太く、しっかりとしているんです。

織り方は、普通の「天竺」。
一般的な平編みですが、ある程度、
高密度に編んだ素材です。

コットンのタートルについて、
SLOANEでは、超長綿を用いた
形のもう少しコンパクトなタイプを
定番でつくっています。
それは1枚で着るというよりも、
基本的にニットの下に着ていただくことを
前提にしたアイテムです。
クルーネックのニットから、
襟と、裾の先がちょっとだけ出る、
そんなコーディネートしてください、
という提案をしてきたんですね。

でも今回は1枚で着ていただけるカットソーとして
このタートルネックを提案しました。
透け感もなく、肩も少し落ちていて、
1枚でも十分着ることができます。

いま、暑い期間が長くなってきていますよね。
四季があるとはいえ秋と春が短い傾向にあります。
その影響か、春夏のニットの売れる期間が
少し前倒しになっているんです。
SLOANEを始めて7年が経ちますが、
温暖化もあって
7年前と売れるアイテムがだいぶ変わってきましたね。

そういう背景のなかで、
以前ならちょっとカジュアルなイメージだった
コットンのこういうアイテムを、
大人が着てもオッケーな形に仕上げた、
それがこのタートルネックだといえます。
これからSLOANEでもそういったものを
どんどん提案していこうと思ってますし、
そういったものが世の中に増えてくると思います。

気温にあわせての商品構成が、
ますます重要になってくるような気がしています。
(談)

SLOANEのタートルネック

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「今」の空気

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暑がりなものだから、
タートルネックを着るのは、
寒い日に限られます。

でもタートルネックって、
ストールや手袋と同じくらい、
秋冬のおしゃれには欠かせない存在。

今日のコーディネートにはタートルがぴったり! 
そんな風に思っても、
あたたかい日が多いここ最近、
厚手はちょっとひるんじゃう。

さて、どうしたものか?

手持ちのニットと同じようなシルエットで、
さらっと着られて、
家で洗えて。
そういうの、あったらいいのにな‥‥
という形、SLOANEにありました。

頭に思い描くものを形にしてくれるブランドは、
心強い存在。
シンプルだけれど、
毎シーズン「今」の空気を纏っている。
SLOANEって、
本当にすごいなって思うのです。

今週のweeksdaysは、
SLOANEのタートルネック。
今年の秋冬はこればかりになりそうな、
そんな予感がしています。

ことしのリバティ、こんなコーディネートで 伊藤まさこ

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「リバティといえば花柄」
そんなイメージを持つ方も多いと思いますが、
じつは無地やチェックもあるのです。
今回、t.yamai parisが
weeksdaysのために作ってくれたのが、
このシックなギンガムチェック。
できあがったものを見て、
花柄もチェックも、どちらも欲しいな、
なんて思いました。
だって、まったく違う印象の服になったから!

Vネックフリルカラーブラウス(モノトーンギンガムチェック)/t.yamai paris
カラーパンツ(サフラン・38)/saqui
ブーツ ¥68,200/Sanders(グラストンベリーショールーム)

ボトムスにモノトーンを持ってきて、
シックにまとめるのもすてきですが、
ここではあえて黄色のパンツを合わせました。
靴はパンツの印象に負けないように
ボリュームのあるブーツを。

シャツはアウトしてラフに着ます。

後ろ身頃の丈やボリュームが、
気になる腰回りを上手に隠してくれるところもうれしい。

Vネックフリルカラーブラウス(モノトーンギンガムチェック)/t.yamai paris
ウエストタックワイドパンツ/STAMP AND DIARY
シューズ 伊藤まさこ私物

ギンガムチェックのブラウスとゆとりのあるデニム。
相性のよいもの同士の組み合わせは着ていて安心。
足元はネイビーのコンバース。
首まわりのフリルがカジュアルな着こなしに、
ほんのりかわいらしさを加えてくれます。

手首のボタンはきちんとしめたり、
開けて手首を見せたり、
または折り返したり。

全体のバランスを見ながら、
加減するといいみたい。

チェックとは印象がガラリと変わるこちらは
リバティの”Swim-Dunclare”(スウィム・ダンクレア)。

Vネックフリルカラーブラウス(リバティ・スゥイン ダンクレア)/t.yamai paris
パンツ ¥30,800/t.yamai paris
サンダル 伊藤まさこ私物

思い切って、柄のブラウスに
地模様のパンツをコーディネート。
ここでは上品なピンク色のパンツを合わせました。
足元は華奢な靴より、
ちょっとごつめなものが今の気分です。

ブルー×白の”Lodden-Wood”(ロデンウッド)には、
白いスカートを。

柄が主役のひかえめなコーディネート。
首まわりのフリルや、
背中のギャザーが華やかだから、
アクセサリーいらず。
さらっと一枚着るだけで、コーディネートがまとまります。

Vネックフリルカラーブラウス(リバティ・ロデン ウッド)/t.yamai paris
スカート ¥28,600/t.yamai paris
ブーツ ¥68,200/Sanders(グラストンベリーショールーム)

足元は黒でひきしめて。

前身頃をインすると、ちょっと雰囲気が変わります。
スカートの色やボリューム、丈を見ながら、
インしたり、アウトしたり。
少しの変化で全体のイメージが変わります。

山井さんが「ずっと好き」というリバティ。
お話を聞いたり、
こうして着ている姿を見ていると、
やっぱりいいな、って思う。
大人による、大人のためのブラウス。
秋に欲しい一枚です。

[お問い合わせ先] 
t.yamai paris TEL:03-6407-1651
グラストンベリーショールーム TEL:03-6231-0213

メンズのテイストに、レディスのリラックス感を

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伊藤
山井さんのリバティの使い方って、
大人っぽいですよね。
デザインはおふたりで決めてらっしゃるんですか?
自子
まず素材(柄)をふたりで決めます。
素材屋さんから見本をたくさん取り寄せて、
その中から実際に使うのはわずかなんですけど。
デザインは、それからですね。
山井
リバティって、同じパターンでも
柄の大きさや色が違うと雰囲気が全く変わるから、
その時に「これ!」と思うものを選びます。
今回のグレーのブラウスなんて、
一瞬リバティに見えないでしょう。
”Swim-Dunclare”(スウィム・ダンクレア)は、
定番の小花柄とは違って、大きめの柄とダークな色味で、
ぐっと大人っぽい印象になる。
”Lodden-Wood”(ロデンウッド)は、
ウィリアム・モリスのテキスタイル。
リバティの代表的な伝統柄です。
伊藤
クラシックな雰囲気が素敵です。
秋冬向けに作っていただいた
こちらのブラウスですけれど、
今年は残暑が長いでしょうから、
涼しげなネイビーも、
ちょうどいいんじゃないかと思います。
自子
チェックとネイビーの2つは、
weeksdays限定で作らせていただきましたね。
山井
そうそう、リバティって、一年中着られますからね。
バシャバシャ洗っても大丈夫ですし。
伊藤
えっ。そんなにしっかり洗ってもいいんですか?
山井
全然大丈夫です。
すこしだけ縮むんだけど、
それがまたいい感じになじんでくれます。
伊藤
形もかわいいですよね。
今回のデザインのポイントは?
山井
フリルのVネックですね。
うち合わせ(Vネックのあきが重なる部分)を深くして、
全体にボリュームが出るように仕立てています。
基本の形はうちの定番の大きめのシャツ。
メンズとレディースを混ぜたような
テイストを意識しています。
伊藤
なるほど、ベースに、メンズシャツのテイストが。
でも、ボタンがないのがすごいなと思いました。
深すぎず詰まりすぎない、絶妙なあき具合で、
首もとがきれいに見えるんですよ。
山井
そういうディテールには気を配っています。
それから、甘さと辛さのバランス。
柄が甘いときは形を思いっきり辛口にしたり、
ジャケットに使うようなかちっとした生地なら、
あえて、ワンピースにしたり。
伊藤
なるほど。
このブラウスにマニュッシュなジャケットを重ねて、
甘めのフリルをのぞかせて
着るのもいいなぁって思いました。
自子さんだったらどんなふうに着ますか?
自子
やっぱりパンツに合わせるかな。
グレーとかネイビーとか、デニムにも‥‥
リバティは結構何にでも合っちゃうんですよね。
伊藤
リバティってすごいですね。
自子
私たち、それに甘んじてるのかな(笑)?
伊藤
そんなことないですよ、
おふたりがいてこそのデザインです。
山井
たしかに使う柄は選んでいますよ。
出来上がるものも毎回全然違ってくるので、
作るほうも面白いんです。
20年くらいうちの服を買ってくださっている
台湾のお客さんに
「ヤマイのリバティは、ヤマイだ」
って言われたこともあります。
伊藤
おお! すごい褒め言葉。
でも、わかります。
今後も楽しみにしています。
山井
ありがとうございます。
自子
どうもありがとうございました。

再入荷のおしらせ

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完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
9月21日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。

cohan 
シームレスベアトップ

▶︎商品詳細ページへ

襟ぐりの開いた服を着た時に、
ブラジャーの肩紐がちらちら見えやしないかと、
いつもヒヤヒヤ。
ならばいっそのこと肩紐を無くして、
すっきりさせようではないか!

‥‥という思いからできたのが
今回のcohanのベアトップです。

できるかぎりシンプルに。
色は、ちらりと見えても「下着見えちゃった!?」
と人を不安にさせないブラックとモカ。

カップは本体と一体型にしたので、
洗濯した時にずれたり、
またはカップが出てどこかにいってしまったり、
といったこともありません。
今回、ぜひに! と思ったのが、
このカップ一体型なのでした。
(あのズレが洗濯のたびにストレスで‥‥)

透ける素材のブラウスと合わせたり、
袖ぐり広めの服と合わせて、ちらっと見せたり。
ベアトップ、どんな時着るの? 
という声から作ったコンテンツも合わせてごらんください。
(伊藤まさこさん)

やっぱり、リバティでなくちゃ!

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伊藤
山井さん、自子さん、
今日はお時間をいただいてありがとうございます。
山井
ようこそ。よろしくお願いします。
伊藤
さっそくですけれど、
t.yamai parisと言えばリバティの生地、
というのがひとつの定番になっていますよね。
リバティといえば花や草木の
プリント柄の印象が強いんですが、
今回作っていただいたのは、
初めてのチェック柄。
山井
そう、リバティの先染めした糸を平織りにした
このチェック柄も、
実はずっと使いたいと思っていたんです。
けれどもリバティといえば花柄、
というイメージが強いので、
これまで選ぶことがありませんでした。
伊藤
そうなんですね。
では、なぜ今回はチェック柄を?
自子
それは、伊藤さんに
背中を押していただいたからなんですよ。
一緒に生地を見ているときに、
「これもいいわね」とおっしゃった。
その一言に「よし」って思いました。
やっぱり新鮮に映るんだなぁと、
あらためて思って。
伊藤
そうでした、そうでした(笑)。
なにしろ素材感がすごくよくて、
「これがリバティ?!」っていう驚きもあり、
新鮮で、かわいいなと感じたんです。
山井
ギンガムチェックって、じつは難しいところがあって、
ちょっと幼い印象になってしまうこともあるんです。
けれどもこのVネックの形と素材の良さのおかげで、
こんなふうに大人っぽく仕上がりました。
伊藤
すごく、いいですね。
こうやって手に取ると、
リバティのよさは柄だけじゃないってわかるんですよ。
この素材感! 
山井
「タナローン」といって、
リバティを代表する素材です。
うんと細い、上質な綿糸でできています。
この素材のクオリティが、
もう絶対的にいいんですよ。
他の生地も何度か使ったけれど、
やっぱりこれに戻ってきちゃう。
伊藤
タナローンは、
「シルクに勝てる素材感をめざして作ったコットン」
でしたっけ?
自子
そうそう。光沢とハリがあって、
コットンだけど上品なんです。
糸がすごく細いから着心地もいい。
柄の良さだけでなく、
「やっぱりリバティがいいな」って思っちゃう。
山井
すごいですよね。
積み重ねてきた歴史があるし。
おおもとのリバティ商会が誕生したのが1875年ですから、
再来年には創業150年になるんですよ。
伊藤
すごいことですよね。

t.yamai parisのVネックフリルカラーブラウス

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うれしい気持ち

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10年以上前のことだったでしょうか。

さる演出家の方に、
どうしてそんなにワクワクするお芝居が作れるんですか? 
と尋ねたら、
少し考えたあと、その人はこんな風にこたえてくれました。

「たとえばまさこさんが、
お客さんのために料理を作るとするでしょう?」

はい。

「その時、最初は冷たいスープにしようか、
それともあったかいのにしようか。
そんなことを考えると思う」

そうですねぇ。

「メインはどう驚かせようか。
そこにいきつくために、
いろどりや食感、
器はどうしようかと考えるはず。
それと同じだよ」

それと同じかどうかは、よくわからないけれど、
手を動かし頭を働かせながら、
その日の食卓のバランスを考える。

たのしかった、とか、
おいしかった、なんて言われると、
私もうれしくて、
ああ、作ってよかったな。
なんて思うのです。

t.yamai parisの服は、
あまい、からいのバランスや、
素材のえらび方、色づかいが絶妙。
一度着るとわかると思うけれど、
身につけた人がうれしい気持ちになる。

山井さんは口に出さないけれど、
着ている人を見てきっと、
「ああ、作ってよかったな」
そんな風に思っていると思うんです。

今週のweeksdaysは、
t.yamai parisのブラウス。
大切に作られた一枚をぜひ。

キューブスツール、あのひとの使いかた 4・杉明乃さん

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杉明乃さんのプロフィール

すぎ・あきの
杉工場の企画/営業、神楽坂店マネジャーを務める。
福岡県うきは市出身。
大学卒業後、一般企業を経て、家業である
「株式会社 杉工場」へ。
杉工場は、1886年から続く家具の工房で、
木の家具を開発、製造し、販売まで手がけている。
2022年11月に、東京・神楽坂へ新店舗をオープン。

●杉工場のwebsite
●杉工場のInstagram
●weeksdaysでの杉工場のコンテンツ


ここは杉工場の、神楽坂店。
2022年11月にオープンした、
東京での拠点、ショールーム、店舗です。
1966年に建てられた木造のアパートを改築、
暮らすような雰囲気にしつらえた空間に、
杉工場の家具が置かれています。

制作を行なった福岡・うきは市の杉工場から、
ここ東京に運ばれたキューブスツール、
この空間をプロデュースしている杉明乃さんに、
3つのシーンでの使い方を提案していただきました。

「リビングの床に置いて、
小さなテーブルとして使ってみました」

いわゆるテーブルとしては低めですから、
床に座っての使い方を想定なさったそう。

「普段はイスで生活していますが、
久しぶりに床に座ってみると、
やっぱり落ち着くんですよね」

と、明乃さん。
椅子に座るとローテーブルの高さですけれど、
床に座れば、座卓のようにも使えるんですね。

暗くなってからは、少し照明を落として。
足を伸ばしての、リラックスの時間にもぴったりです。

「こんな感じで、晩酌に使っても良さそうですよね。
持ち運びやすいサイズなので、
お部屋の好きな場所へ移動できるのも便利です」

続いては、ソファの横に置いて、
サイドテーブルとして。

「ソファに座ると、
ちょうど良い高さに天板があります」

杉工場のソファと並べると、
木材の継ぎ目の美しさが、ひときわ際立ちます。

空洞部分は、収納に。
たとえば使いたい時にサッと取り出せるよう、
ブランケットの定位置に、というのもいいですね。

「急な来客があった時などには、
空洞部分を下にして置けば、
椅子として使うこともできますから、
こうしてリビングに置いておくのもいいですね」

最後に、キッチン収納として。

「キッチンのキャビネットの上に置いて、
立体的に収納してみました」

ワインボトル、調味料、
パスタやソースやお菓子など、
こまごましたものの収納場所に!

あえて、キャビネットの上に置くことで、
家具としての存在感が出てくるのですね。
ちなみに、木肌の白さが目立ちますけれど、
これは、使ううちに、だんだんと深みが増していくそう。
キャビネットの色と一体感が出てくるのが楽しみです。

「今回の撮影には用意できませんでしたが、
内寸(高さ)も深めですので、
電化製品をしまうこともできそうです」

なるほど!
キッチンのワークトップに置いて、
中と、上に、それぞれ電化製品やキッチン用品を
置くこともできそう。
オーブントースターなどは、
肩から目くらいの高さに置くと、
使いやすいんですよね。

アイデア次第で、いろいろなことに使えそうな
キューブスツール。
杉工場の明乃さん、どうもありがとうございました!

キューブスツール、あのひとの使いかた 3・矢野直子さん

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矢野直子さんのプロフィール

やの・なおこ
積水ハウス R&D本部 デザイン設計部長。
東京都生まれ。
多摩美術大学卒業後、1993年、株式会社良品計画入社。
2003年、プロダクトデザイナーである夫・賢さんの赴任で
スウェーデンへ移る。
その間、業務委託でMUJI Europa Holdingsに従事。
2008年帰国、株式会社三越伊勢丹研究所
(旧伊勢丹研究所)入社、
2013年から再び良品計画へ入社、
生活雑貨部企画デザイン室長を経て、
2020年、積水ハウスへ入社。


都心から車で2時間余り。
山の中腹に建つ集合住宅の一室が、
矢野さんの山の家です。

大きすぎず、小さすぎず。
ご夫婦二人(と愛犬ベージュ)が休みの日を過ごすのに、
ちょうどいい広さ。

光の入り具合や、
天井の高さもほどよくて
なんともいえずいい感じ。
「居心地がいい」って、
こういう部屋のことをいうんだろうな。

「ぜったい気にいるから見に行こう! って
誘われたのがきっかけなんです」

友人のなかば強引な誘いに躊躇しつつ訪れると、
待っていたのは部屋にひかれた温泉だったそう。

「びっくりしたんです。
蛇口をひねれば温泉が出るの? って」

と矢野さん。

築およそ60年のこの建物を設計したのは吉村順三。
集合住宅を建築することは少なかったという
吉村氏の現存する貴重な建物だったということも、
購入の背中を押す理由のひとつになったそう。

木製の建具やドアの取手はそのままに、
ラワン合板の天井や壁紙など、
長い年月を経て劣化した部分は、
できるかぎりオリジナルに近い形に戻したそう。

55平米の中に、
使い勝手のよさそうなキッチンとリビングダイニング、
畳の部屋、そしてお風呂がとてもうまく収まっている。
集合住宅だけれど、
なぜだか一軒家にいるような、
そんな気分になるのはどうしてだろ。

ルームツアーで興奮した私ですが、
忘れてはいけない。
今日はキューブスツールの取材に来たのです。
矢野さんなら、
このスツールをどんな風に使ってくれるのでしょうか。

「そうね‥‥」と少し考えて、
置いたのはスワンチェアの横。

「小さな本棚にもなるし、
上に読みかけの本やお茶を置くこともできますね」

壁や畳に並行に置くのではなく
この「ちょっとずらす」というのが、
きっちりしすぎてなくていいのですねぇ‥‥。
服で言うと、シャツの襟を抜いて
着崩すかんじなのかしら。

ソファの横に置いて、中にブランケット、
上には山で摘んできたアセビを。

「このつなぎ目のピッチ、ちょうどいいですね」

そうなんです。
当初、この倍くらいあったのですが、
全体のバランスを見て、3センチ間隔にしたのです。
こういう細かいところに気づいてくださるの、
作った身としてはすごくうれしい。

スツールに生成り色のシートクッションを合わせたのは、
夫の賢さん。
ぴったり!

「畳の部屋の段差に腰掛けると、
パソコンの作業もできますね」

私たちが取材中(というか、おしゃべり中)にも、
あっちに置いたり、こっちに置いたり。
いろんな角度から見て使い方を探ってくださった
賢さんなのでした。

「家具はずっと使えるものをえらぶ」という矢野さん。
スワンチェアは20年ほど前に3年間住んだ
スウェーデンでオーダーしたもの。

ダイニングで使っているセブンチェアとテーブルは、
結婚のお祝いに矢野さんのおじいさまとおばあさまが
買ってくれたものだそう。

「だからもう28年使っているの。
スウェーデンに越すときも持っていったんですよ」

ニーチェアのオットマンは、
なんと矢野さんが子どもの頃から使っているものとか。

「キューブスツールも、きっと使い込むうちに、
この木のように味わいが出てくるでしょうね」

家のこと、
家具のこと。
それから、暮らしのこと。

話は尽きず、ここに書ききれなかったことも
たくさんでしたが、
またの機会にゆっくりと。
ベージュもつきあってくれて、ありがとう!

キューブスツール、あのひとの使いかた 2・谷 卓さん

未分類

谷 卓さんのプロフィール

たに・あきら
インテリアショップ オルネ ド フォイユ店主。
着物のメーカー、雑貨店勤務後、1994年に渡仏。
パリの蚤の市でショップを開業、
2004年に東京で「オルネ ド フォイユ」をオープン。
主に商品セレクトを担当し、
フランスをはじめ、国内外で見つけた
「好きなもの」を提供している。
趣味は写真撮影(とくに猫)、
仕事とからめての海外旅行。
ガジェット好きで、最近は動画関連の
アイテムばかり買っているそう。
そして家づくり(最近サボリ気味とのこと)。
デザイナーのキムコさん
愛猫のチャイと暮らしている。

●Instagram
●note
●オルネ ド フォイユのwebsite


建築家に頼らず、
ご自分たちで「こんな感じ」と模型を作り、
間取りを考え、タイルを張ったり壁を塗ったり。
時間を見つけてはコツコツと
家づくりをしてきた谷さんご夫妻。

家を建てて2年。
去年の7月、
miiTaaiiのエプロンの取材にうかがった時から、
暮らしはどんな風に変わったのかな。
改装は進んだのかしら? 

「ここ最近、海外出張が多くなってきたんです。
だから、なかなか家のことに時間をかけられなくて‥‥」
と谷さん。
聞けば、パリ、モロッコ、ベトナム、バリ島と
世界のあちこちを飛び回っている! 
私のまわりにはパワフルな人が多いけれど、
谷さんもまたそんな一人なのです。

家に時間をかけられない‥‥と言うけれど、
ここは相変わらず、気持ちのいい空間。
ソファにかかった布や、
棚に置いた器やかごが、前に来た時と少しずつ変わってる。
小さな模様替えが部屋の空気を動かしているのかな、
なんだか清々しいのです。

今日はキューブスツールの取材。
谷さんの家だったら、
どんな風に使われるのだろう? と
楽しみにやってきました。

「何々テイスト」とひと言ではくくれない、
谷家のインテリア。
ダイニングチェアこそウェグナーの
Yチェアで揃えているけれど、
それ以外は、一見どこの国か分からないもの。
古いものもあれば、
あれ? これってなんだか見たことある‥‥
というものもあり。
「ヴィンテージの家具にも目がないけれど、
IKEAや無印のものも好きなんです」。
なんとIKEAに無印!? 
お金をたくさんかければいいというものでもない。
要はアイデアとセンス、なのですねぇ。

「でも、このキューブスツールのような、
きちんとした家具は、
うちでは珍しいかも」

と谷さん。たしかに!

キッチン横の小さなスペースに置かれたベンチの上に、
キューブスツールを置いてお茶の道具をセッティング。
床に直置きではなくて、
ベンチの上に置くんだ! とびっくりしていると‥‥

また違う台を使ってダイニングの壁に
グリーンをスタイリング。
白い壁と家具の木とグリーン、
それからカラフルなタペストリー。
いろんな質感がそれぞれを引き立て合っていい感じ。
なんだか家具も生き生きして見えます。

リビングの床に置いて、
中にはクルクルと巻いた布や小さなラグを。

最初は器、次はグリーン。
そしてここには布。
中に入れるものが変わると、
キューブスツールの印象もずいぶん変わるものです。

家族の一員、チャイもお気に入り? 
そうか、キューブスツールでひと休みするのは、
人だけじゃないんだ!
(人が座る時は、開いた部分を下にしてくださいね。)

横にはおもちゃを置いて、
チャイのための特等席。

このキューブスツール、
座ることを前提に考えられているため、
しっかり作られている。
だから、ちょっと重いんです。

「突板ではなく、ちゃんとした無垢材を使っている。
そう言った意味では一生ものですよね。
使ううちに味わいも増していくはず」

とプロならではのご意見。

「軽いと壊れやすいし、傷がつきやすかったりしますしね」

そう、重みは「ちゃんとしている」という証拠なのです。

こちらはお仕事場。
机の下にキューブスツールを置いて、
仕事道具が入った箱を中に入れました。
なんとこのテーブル、谷さんのお手製なんですって!

机と椅子とキューブスツールの色合いがぴったり。
窓の外に広がる緑の気持ちいいことったら。
こんなところで仕事ができたら、
さぞかしはかどるだろうなぁ‥‥

今回、
キューブスツールを「棚」として使うアイデアを
5通り見せてくださった谷さんとキムコさん。

スタイリングのコツは? と尋ねると、
「パーっと置いてしまうのであんまり考えていないんです」
と言いながらも、
ものが一番よく見える位置や角度を瞬時に探って、
空間作りをしていたのを、
私は見逃しませんでした!

仕事で、また家でも。
長い間、ものと向かい合ってきた「経験」が、
ものを言うのですねぇ。
勉強になりました。

再入荷のおしらせ

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完売しておりましたアイテムの、再入荷のおしらせです。
9月14日(木)午前11時より、以下の商品について、
「weeksdays」にて追加販売をおこないます。


杉工場
キューブスツール

▶︎商品詳細ページへ

スツールというと、座面があって、脚がついていて‥‥
そんな形を思い浮かべると思いますが、
スツールの定義って、
「背もたれのない椅子」のこと。
一見、スツールっぽくないこのキューブ型のスツールも、
「スツール」なのです。

座るのはもちろん、
棚のように使ったり、
サイドテーブルにしたり。
小さな模様替えに一役買ってくれること間違いなし。

持つ時、少し重いと感じる方がいるかもしれませんが、
重いのは「しっかり作られている」という証。
座った時の安定感、
そしてしっかり体を支えてくれているという安心感。
使ううちに、いい色合いに変化していくことも考えると、
「一生もの」と言える家具ではないでしょうか。

木目はもちろん繋ぎめの美しも、
チャームポイントのひとつ。
使い方コンテンツもぜひご覧ください。
(伊藤まさこさん)


t.yamai paris
トリコットサッカージャケット

▶︎商品詳細ページへ

私のまわりのすてきな女性たちが、
こぞって着ているのが、このジャケット。
軽くて、家でも洗えて、
きちんとした場所にも着ていけて、
かつ、カーディガンのように気軽にも着られる!
シワにもなりにくいし‥‥と
いいところを挙げるとキリがないみたい。

じつは、この素材のワンピースを持っている私。
さらりとしていて、気持ちいい。
そして乾きも早い。
去年の夏は、何回着たか分からないくらい大活躍しました。
そこで、t.yamai parisの山井さんに、
今年も作って欲しい、とお願い。
ボタンは白から黒に変えて、
ジャケットの素材に馴染ませました。

同系色でまとめたり、
柄や色を利かせたり。
ベーシックな分、着こなしは無限。
一枚持っていると、重宝すること間違いなしです。
(伊藤まさこさん)


鋼正堂
スープ皿

▶︎商品詳細ページへ

スープを飲む時に、
ほどよい大きさのスープ皿が欲しいな、
ずっとそう思っていました。
リムがついていて安定感があり、
内側の料理を盛る部分とスプーンの丸みの
相性のいいものを。

ビーツなどの色合いがきれいなポタージュも、
また、じゃがいもやにんじん、
ソーセージがごろごろ入った
ポトフなどの素朴な料理も相性がいいのは、
質感と色合いのおかげ。
立ちあがりがあるため、
パスタを盛ってもぴたっと決まります。
そう、「スープ皿」と決めつけず、
「ちょっと深さのある皿」と思うと、
盛る料理の幅も広がります。
サラダやフルーツのマチェドニアを入れてみようか?

お豆のペーストを盛って、
リムに薄く切ったパンを並べようかな、なんて。
器づかいは料理と同じ。
頭をくるくる働かせて、
いろいろな盛り方をたのしんでみてください。
(伊藤まさこさん)

キューブスツール、あのひとの使いかた 1・湯浅景子さん・哲也さん

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湯浅景子さん・哲也さんのプロフィール

ゆあさ・けいこ
画家、1973年生まれ。
名古屋を拠点に絵を描いている。
大学生の時、舞台美術の手伝いをきっかけに
絵を描き始める。
2000~2010年、
アートブックのセレクト書店「コロンブックス」を運営。
2011年頃より本格的に絵画制作に取り組み、
ここ数年は精力的に各地で展覧会を開催。
今は、(ずっと目標だった)海の近くに
アトリエ兼小屋を建てる計画が進行中。
好きなものは、昭和30年代の日本映画(成瀬巳喜男、
川島雄三、小津安二郎、増村保造監督作品、
森繁久弥の社長シリーズなど)、
海と古い建築物。
●website

ゆあさ・てつや
グラフィックデザイナー、1969年愛知県生まれ。
大学を卒業後、ギャラリー、アパレル、
印刷会社勤務を経て2010年に独立。
書店だった「コロンブックス」の屋号を引き継ぎ
デザインアトリエとする。
ブックデザインを中心にロゴマークからエディトリアルまで
デザイン・印刷ディレクションを手掛ける。
好きなものは古くヤケた紙。

伊藤まさこさんとの仕事に、
『テリーヌブック』
(パイインターナショナル/2012年)
『ニューヨークレシピブック』
(誠文堂信光社/2015年)のブックデザイン、
『伊藤まさこの雑食よみ 日々、是、一冊。』
(メディアファクトリー/2011年)の本文内紹介、
「&」やさしいタオル(ほぼ日)ロゴデザイン


昭和9年に建てられたという、
名古屋の日本陶磁器センター。
スクラッチタイル張りの外観は、
この界隈でも目立つ存在です。

一歩足を踏み入れると感じるのは、
時が育てた空気、それから厚みみたいなもの。

2000年にアートブックのセレクトショップとして
オープンした、コロンブックス。
名古屋に行くと、ここに寄って、
ゆっくり本を眺め、
店主の湯浅さん景子さんご夫婦と
おしゃべりするのが私の楽しみ
(現在は本づくりのアトリエとなっています)。

本とともに、少しずつ集められた
家具やオブジェが並んだ空間は、
とても居心地がいい。
本のセレクトとともに、
この空間が好き! という方も多いのではないかな。

ここにキューブスツールを置いたら、
どんな感じになるだろう? 

「最初、写真を見せてもらった時、
お酒の升のようだなって思いました。すごく日本的で」

と湯浅さん。
「じっさい置いてみたら、意外なほどに空間に馴染む」
という言葉の通り、ほら、しっくり。

「棚の中にお茶の道具を。
上には、ウォーターサーバーを置きました」

まさかスツールの上にキューブスツール、
その上にウォーターサーバーとは! 

スツールが額縁のような役割にもなっていて、
お茶の道具がきれいに映える。
この家具の違う一面を見た気になりました。

古いものと新しいもの、
ミニマムなものと手の跡が残るものなど、
一見、異なるものをミックスさせて
空間を作るのが上手な湯浅さん。
ウォーターサーバーの次は、
「こんなかんじ、どうでしょう?」
とスタイリングしてくれたのがこちら。

キューブスツールの上には、
真鍮の急須や、ぽってりした陶器のピッチャー、
少しざらっとした質感のベースを。
いろんな国から集まった湯浅さんの気に入り。
ほら、ここでも素材や国がミックスされている。

床に置いて、小さな棚のような使い方を。
「レコードがちょうどおさまるサイズなので、
上に小さなプレーヤーを置いてもいいかも」
と湯浅さん。なるほど。

オープン棚なので、中に入れる本の色合いを考えて。

この部屋の魅力のひとつは高い天井と白い壁。
それからおだやかに差し込む光。
使い込まれたフローリングもまたいい感じです。

オープン当初からのつきあいという、
ソファとローテーブル
(手前に見えるテーブルも)は、
ミニマムなデザイン。
これらの家具とキューブスツール、
きっと合うだろうなぁ‥‥と思っていたら、
やっぱり! 
まるで前からここにあったみたい。

「使ううちに、きっともっと馴染みますね」
と景子さん。

景子さんは画家。
いつも使っている画材を見せてもらうと‥‥。

なんとこれですべてなのだとか!
クレヨンや針など、こまごましたものは
お菓子の缶におさめ、
さらにキューブスツールに収納。

「棚の中にぴったり収まりました」。

「描き上げた絵を立てかけて見ることもできて、
いいですね」

上に置いたのは、
ウェグナーのYチェアをモチーフにした、景子さんの新作。
来年にかけて、続々と個展が開かれるそう。
(私もまた何か一枚欲しいなぁと
密かにねらっているんです。)

「2個並べたらローテーブルにもなりますね」

そうか並べて長方形のローテーブルに! 
取材にうかがうと、
自分の想像を超えた使い方を知ることができる。
勉強になります。

「これより、5センチ大きくても、
5センチ小さくてもだめ。
今のバランスがちょうどいい」

じつは景子さん、
新しいアトリエを構想中とか。

「壁には土や漆喰など、
質感のあるものを使いたいと思っているので、
家具はミニマムなものでバランスを取りたくて。
そこにキューブスツールを置いたらきっと合うだろうな」

それはぜひとも見せてもらいたい。
完成したらまっ先に遊びに行かせてくださいね。

キューブスツール、わたしの使い方 藤井裕子/読者のかたおふたり

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ふじい・ゆうこ
出版社勤務ののち、ほぼ日に入社。
前職のとき、5年ほど上海に駐在していました。

最近、長く担当していた「ほぼ日の學校」チームを離れ、
weeksdaysチームに異動。

おいしいものを食べている時がしあわせ。
ひとりでいろんなところに食べに出かけます。


一見、なんてことのないただの箱のようなこのスツール。
「スツール」といっても、使い方は何通りもありそうです。
どうやって使うかはあまり深くは考えないまま、
モノとして「なんだかいいな」と思い購入を決めました。

パキッとした四角の潔さと、
大量生産品にはない丁寧なつくりとあたたかみに
心を惹かれました。

まず目に留まったのは、
「石畳組み接ぎ」とよばれる技法で組まれた
木の継ぎ目の美しさ。
木の違う面の色が生む自然の模様が
このシンプルな箱を「ただの箱」ではなくしていますし、
杉工場のみなさんが試作を重ねて
weeksdaysチームといっしょに決めた、
木と木を組み合わせる間隔も絶妙です。

そして触れてみておどろいたのは、木の質感。
すべすべとしているのはもちろんなのですが、
少しだけもっちりとしているんです。
シルクのような肌触りで、
いい木で丁寧につくられているんだなぁと
あらためて感じられました。

少し心配だったのは、
古くて暗い色の家具が多いわが家に合うかどうか。
メープルの無垢材は、
その清潔感のある白い色がもち味でもあります。
買う前にどこに置くかシミュレーションしてみて
すごく浮いてしまうことはないとは思ってはいましたが、
どこまでしっくりくるかは
実際に置いてみないとわからない。

でも置いてみて、「へーえ!」とおどろきました。
想像していたよりも、
ずっとピッタリと家の風景になじんだのです。
これもきっと木材自体の質感のよさのおかげだと思います。
これから時間を経て、
木が変わっていくのもとてもたのしみです。

さいしょの居場所は
キッチンそばのリビングの一角に決めました。
上には読みかけの本を置き、
中にはお料理と器の本を入れています。
定位置を決めると、読み終えたときに
不思議と元の場所に戻そうという気持ちになるので、
前よりも散らからないで済んでいます。

ほかにも、玄関に置いて、
スリッパを入れてみたりもしました。
入ってきた人からは目隠しにもなってちょうどいい。

しっかりとしたつくりなので軽いわけではないですが、
女性ひとりでも簡単に持ち運べるので、
こんなふうに気軽に置き場所を変えてたのしめます。
気分転換のための小さな模様替えにぴったりです。

きっと並べて使っても素敵なはず。
もうひとつほしいなと考え中。


ナイトテーブルに活用しています(miさん)

ベッド脇に置いて、
ナイトテーブルとして使っています。
スツールなのに棚やテーブルとしても
使えるところが気に入っています。
サイズ違いのものがあれば
シリーズで揃えて使うのも楽しいし、
重宝すると感じました。

中は座布団入れ、時に椅子に(ゆざめさん)

自宅の、座禅をする部屋に置いて、
座禅のための座布団を入れています。
‥‥なのですが、実はこのスツールに座るのが好きです。
初めて座ったとき柔らかな感触に驚きました。
気持ちいいです。
座禅する部屋なので、
キリッとしたこの形はピッタリでした。
時には机としても使っているんですよ。


最初にきちんと

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「角と角を合わせて、
きちんと折るのよ。
そうしないと、
きれいな仕上がりにならないから」

折り紙を折る時、
母はいつもこんなことを言ったものでした。

子どもながらにも、
母が折る(たとえば鶴や入れ子の箱などは)ものは、
惚れ惚れするくらいきれい。

「最初にきちんと」は、もちろん、
その後の作業ひとつひとつも、
「ずっときちんと」だからこそ、
美しい仕上がりになるのだなぁ。

キューブスツールを見ていると、
そのことを思い出す。

材料のえらび方、
下拵え、
組み立ての作業、
配送にいたるまで。

ひとつひとつの作業を、
きちんと。

どの角度から見ても、
きれいなスツール。
部屋にあると、
その場の雰囲気がいつもと少し変わるんですよ。

Satomi Kawakita Jewelry×weeksdaysお見立て受注会 開催のお知らせ

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伊藤まさこさんがニューヨークで出会った
ジュエリーブランド Satomi Kawakita Jewelry
(サトミカワキタジュエリー)と
「weeksdays」とのコラボ受注会を行います。

前回ご好評いただいた2019年から
4年ぶりの開催となります。

今回の受注会でも、
リング、ネックレス、ブレスレットなど
Satomi Kawakita Jewelryの
フルラインナップをそろえます。

▲2019年開催時の会場の様子

くわえて今回は、12月に発売予定の
weeksdays限定のコラボジュエリー(ピアス3型)の
先行受注をお受けいたします。
この会場でご注文いただいたお客さまに限り、
販売価格の10%オフでお買い求めいただけます。

また、この受注会会場限定商品(ピアス1型)も
ご用意しています。

ジュエリーと向き合うご自分だけの素敵な時間を
Satomiさん、伊藤まさこさんと一緒に
お過ごしいただけます。
ぜひ足をお運びいただけるとうれしいです。


■受注会日程
9月29日(金)~9月30日(土)

■開催場所
FOG 2nd FLOOR
東京都世田谷区代田5-35-1
※9月30日(土)は1階のショップはお休みです。

■営業時間
営業時間:11:00~18:30

伊藤まさこさんの在廊時間(予定)
9月29日(金)11:00~18:30
9月30日(土)11:00~15:00ごろ

■お支払いについて
受注会でのお買い物は、
こちらのお支払い方法となります。
現金はお使いいただけません。
————-
・各種クレジットカード
(VISA、MASTERCARD、JCB、
アメリカン・エクスプレス、
ダイナースクラブ、ディスカバー)
支払回数はご一括のみ

・交通系ICカード
(Suica、PASMO等)
・電子マネー
(iD、QUICPay、Apple Pay)
————-
ご了承いただけますよう、お願いいたします。

■受注品のお届け時期
受注会のお届け時期は12月中旬の予定です。

日めくりカレンダー、あのひとの使い方 3・インスタグラマーのみなさん

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毎日がちょっと特別な気持ちに

@a_y___8__さん
(保育園で毎日楽しく給食作り♪)

「日めくりカレンダーは、
1日に何度も見られるように
目の高さの棚に置いています」
という、a_y___8__さん。
そんなふうに目に入ることで、
毎日がちょっと特別な気持ちになるんですって。

「眺める以外にも、お友達の誕生日に
カレンダーの裏へメッセージを書いて、
お菓子やプレゼントに添えることも」

わぁ、誕生日が刻まれたお手紙! 
いただいた方は、
特別感があってとってもうれしいでしょうね。

他に、らっきょうや梅を仕込んだ日のカレンダーを
瓶に貼ると、漬けた日数がわかって便利なのだと。
その使い方、思いつきませんでした。
(それに、見た目も素敵ですね~!)


手帳にぴったり

@miiimiii.0303さん
(家族公認手帳マニア)

「めくったあとのカレンダーを手帳に貼って、
その日のできごとをちょこっとメモしています」
とmiiimiii.0303さん。
このカレンダーはポラロイドサイズ、
ほぼ日手帳からはみ出さずに貼れるんです。
でも、毎日貼っていたら、12月31日には、
手帳の厚みがすごいことになっちゃうのでは‥‥。
(それもまた、たのしみのひとつかも?)

「せわしない日も、日めくりカレンダーの
やさしい写真がふと目に入ると、
深呼吸をしたような穏やかな気持ちになります」

という、うれしい言葉も。
ぜひ、2024年版も、ご期待くださいね。
(もちろんほぼ日手帳も!)


自分の「好き」の方向が見えてくる

@___iwmtrnさん
(絶賛子育て奮闘中)

日めくりカレンダーが置かれているのは、
好きなものを並べているというリビングの棚の一角だという
___iwmtrnさん。

「とくに気に入った日の一枚は、
収納扉や冷蔵庫に貼って、
毎日眺めて楽しんでいます」

大きすぎないサイズなので、並べて貼っていくと、
あらためて自分の「好き」の方向が
見えてくるのだとか。
毎日、すこしずつ、部屋の中の景色がかわる。
心地のいい住まいづくりにつながりそうです。


携帯とダブルで活用

@polyanthemosさん
(夏バテ中のへなちょこニッター)

紙とデジタルを往き来しての
活用をしているというpolyanthemosさん。

「旬の食べものや保存食、
趣味の編みものの進捗状況などを、
日めくりカレンダーと一緒に撮って、
携帯電話に保存しています」

なるほど~! お味噌の容器にも
1月29日のカレンダーが貼られていますね。
この画像が、この日の記録に、
そして思い出になる。
いっしょに写真に撮っておくのっていいアイデアです。
そうですよね、365日、暮らしていれば、
何気ない日はあっても、
なんにもなかった日なんて、きっと、ない。
その画像を見返すことで、あとになっても、
自分の体験とともに思い出すことができそうですね。


本をめくるように

@nomisaulioさん
(毎日賑やか、やや大家族のおかあさんです)

定位置は、キッチンカウンターの上、
お盆の中だというnomisaulioさん。

「でも、本来の使い方ではないんです‥‥」

ん? 本来の使い方ではない、って、
いったいどういうことなんでしょう。

「毎日、本を1ページずつ開くように楽しんでいるんです。
つまり、めくっていくのではなく、開いていく、というか。
切りはなして捨てるなんて、できなくて‥‥」

なんと“めくらずに”使われていました。
でもその気持ち、わかります。
この日めくりカレンダー、
一冊の本としても、とても魅力があるんですよね。
(つくったチームで言うのもなんですが。)
本のように大切に扱っていただけて、
うれしいかぎりです!

‥‥ということで、5名のインスタグラマーのみなさんの
使い方を教えていただきました。
素敵な使い方のおすそわけ、
どうもありがとうございました!

日めくりカレンダー、あのひとの使い方 2・山本倫子さん

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山本倫子さんのプロフィール

やまもと・のりこ
写真家。
写真の専門学校を卒業後、
大手新聞社系列の出版社に
専属カメラマンとして3年間勤務。
2012年4月からフリーランスに。
雑誌やweb、広告、インタビュー撮影など
幅広いジャンルで活躍。

■文鳥の「だいふく」を主人公にした
山本さんのInstagram


伊藤さんからのプレゼントがきっかけで
2023年版の「日めくりカレンダー」を
使い始めたという写真家の山本倫子さん。
このカレンダーで動画を撮っていらっしゃる、
とうかがいました。

「そうなんです。
1日で終わっちゃうのがもったいないなと思って、
自分が見る用に、
1枚ずつめくる動画を撮りためています。
それを1ヶ月ごとに編集して
つなげているだけなんですけれど」

動画ときき、
ぱらぱらめくっている動画かと想像していたら、
1枚ずつ。

「そう。その日のカレンダーを
めくるときの音がいいな、って思って。
それで写真じゃなくて動画で残しているんです」

音も込みでたのしむなんて、
考えたことがありませんでした。

「めくる音も込みで、
一日の気分がリセットできているのかも? 
面白いんですよ、自分の気分で、
たまに音が変わるんです。
ああ、今日は雑な音がする、
きっとそういう気分なんだなぁ、
とか、反省したりして(笑)」

毎日かかさず、決まった時間に
めくっているのでしょうか。

「いや、そうじゃない日もありますよ。
出張に行くこともありますし、
毎日はめくれないんですけど、
でも何日分かまとめてめくる時も、
1枚ずつめくって、動画に撮るんです」

使いはじめる前に、
ぜんぶのページを見ないでおいたので、
1枚ずつめくるのが楽しいのだそう。
山本さん、日めくりカレンダーならではのたのしみを
存分に味わっていらっしゃるようです。

「なにより、伊藤さんの写真が、
一枚一枚、すごくいいんですよね。
写しているものに対しての愛っていうか、
いとおしい、みたいな視線があって。
どの写真も晴れやかで気持ちがいい。」

さすが、写真家ならではの視点! 

「説明文を省き、
写真とカレンダーの数字と曜日だけっていう、
その潔さもいいですよね」

たしかに、こういったタイプのカレンダーのなかでも、
削ぎ落とされた、
とてもシンプルなデザインになったと思います。

さて山本さん、このカレンダー、
お家ではどんなところに置いているんでしょう。

「私の家、わりとコンパクトなんですけど、
この大きさがちょうどいいっていうか、
ちょっとした隙間に、さっと置けるのがいいですね。
すぐに移動できるので、
あちこちいろんな場所に置いたりもしましたが、
小ささゆえか、どこでもなじみやすかったです。
いまは、本棚の上に置いています」

このカレンダーの判型は、
ポラロイド写真サイズ(縦107㎜×横88㎜)
ということもあって、
なじみやすく置きやすいのかもしれないですね。

「このカレンダーって、置いてあるだけで
空間が広がる感じがするんです。
以前、数字だけの日めくりカレンダーを
使ったことがあるんですが、
そのときの気分とは全然違います。
明日はどんな写真なんだろうって思うし、
めくると、気持ちが明るくなるっていうか、
フレッシュな気持ちになるんですよね」

その気持ち、よく分かります!
毎日、めくるのがうれしいですよね。
ちなみに、めくったあとの紙は、
どうされていますか? 

「裏側を使ってメモにしています。
これがメモ帳だと思うとすごく贅沢! 
紙の質感と薄さが、ちょうどいいんですよ。
そうそう、8月1日がスイカの写真だったでしょう? 
そんなふうにちゃんと季節感があるのも、
すごくいいですよね」

そうなんです! 
季節感はもちろん、
めくり飽きないようなリズムになるようにと、
伊藤さんが365日(2024年版は366日)分の並びを
ひとつずつ決めているんです。
このカレンダーの良さを
存分に感じ取ってたのしんでくださっていて、
すごくうれしいです。

さて、せっかくなので、山本さんに、
来年のカレンダーを見ていただきました。

2024年版は、平日は伊藤さんの撮影したもの、
土日祝日は、伊藤さんがスタイリングしたものを、
カメラマンの有賀傑さんが撮影した写真を使って
1冊のカレンダーをつくりました。

「表紙がクマさんなんですね! かわいい。
ちょっと猫背っぽい背中もかわいい」

はい、今年もかわいいものができました。

「素敵ですね。
お部屋の写真も多いのかな。
あっ、伊藤さんのお部屋もありますね。
ずっと見ちゃう‥‥止まらないです」

そう言っていただけて、私たちもうれしいです。
来年のカレンダーを
パラパラとたのしそうにめくる
山本さんの姿が印象的でした。
ことしも残り4か月とすこし、
そして来年も、「weeksdays」の日めくりカレンダーを
ご愛用頂けたらと思います。

山本さん、ご協力ありがとうございました!

日めくりカレンダー、あのひとの使い方 1・高橋美賀さん

未分類

高橋美賀さんのプロフィール

たかはし・みか
新宿御苑の森の近くで、
月の満ち欠けに合わせてひっそり喫茶営業をしている。
窓から月を眺めながら、
ゆっくりと夜のあまやかし時間を提供。
三日月のマークをポイントにした
オリジナル物販通販運営もスタート。
喫茶メニューの開運フードは、カフェオレとプリン。

■Instagram


ここにも。
ベトナムの白いかご

あ! ここにも。
モヒートのキャップ

こっちには、日めくりカレンダー!

見覚えのあるものがそこかしこにある、
MOON COFFEE SALONの店内。

weeksdaysでも何度か登場いただいている高橋美賀さん
ちょこちょこサイトを覗いては、
お買い物してくださっているそう。

「ベトナムのかごは、
お客さまもファンが多いんですよ。
XLってこれくらいのサイズ感なんですね‥‥
という方もいて、ひとしきり盛り上がったりして」

美賀さんの店で
じっさいに使っている様子を見たお客さまが、
「買います!」と決断されることもあるとか。
まるでweeksdaysの広報のような存在です。

ことに印象的なのが、
日めくりカレンダーとのつき合い方。

「ここは、お店の入り口。
ピンクと赤の写真を集めたコーナーです」

なんと美賀さん、めくった後のページをすべて取っておき、
こんな風にテーマ分けして、
ペタペタ貼ってくださっているとか。
ピンクの扉に、ピンクと赤の写真。
ちょこんとのぞく子猫がかわいい。

ここはブルーのコーナー。

ここは花の写真を集めて。
さりげなくかかったクロスや壁の色ともぴったり。
こんな風に使ってくれているなんて、
すごくうれしい。

厨房の奥にも。

「じつはここ自分にしか見えないのですが‥‥」

とくにお気に入りを並べているのだとか!

「ひとりで満足しているコーナーなんです」

表紙にしたうさぎ、私も大好きな一枚。

めくった後のページは、ぴったりサイズの缶に保存。

この日は、初夏に訪れたフランス土産を
友人たちに渡す準備を。
日めくりの中の一枚にメッセージを書いて。

「贈る相手や、
贈るものにぴったりな写真をえらぶのがたのしい」
んですって!

この写真は、スウェーデンのダーラナ地方の
ホテルの庭なんですよ、
と伝えると、
「まさこさん、椅子の写真多いですよね」と美賀さん。

気がつかなかったけれどたしかにそうかも。
左中程の写真はパリのリュクサンブール公園で撮った
寄り添う椅子。

「月に一度くらいのペースで、
写真を入れ替えているんです。
いずれ椅子のコーナーも作りたいなって思ってます」

じつはお店と家で日めくりカレンダーを
使ってくださっているそう。
日めくり上級者なのかと思いきや、
意外にも使うのは初めてなのだとか。

「最初、めくり忘れたりするかなと思っていましたが、
毎日ちゃーんとめくってる。
今日はどんな写真だろう?と、とても楽しみなんです」

元はフレンチの店だったという
こじんまりとしたかわいいカフェ。

赤や緑だった壁をはがし、
質感のある壁に。

「はめてみたらぴったりだった」
というカウンターの横には、
窓枠を取りつけて。

「気になるインテリアの写真をコピーして、
スクラップブックに貼って‥‥」
大工さんと相談しながら、
自分好みに整えていったそう。
「気に入りをコラージュ」は、
美賀さんの得意分野なのですねぇ。

「今は、おひとりさま限定で予約制。
だから、お客さまとじっくり向き合えるんです」
と美賀さん。
カフェの仕事は、
一度来たらそれでおしまいではなく、
そこからおつき合いがはじまるところが、
いいんですって。

ここに来れば、美賀さんに会える。
お客さまもきっとおんなじ気持ちなのではないかな。

お店は夕方4時から夜9時までの営業。

「はー、今日も1日おつかれさまでした。
なんて、月を見ながらのんびりしてもらいたくて」

なんと、お店の窓の向こうは満月の通り道。
美賀さんの焼いたお菓子と、
おいしいコーヒーでほっと一息。

1日の締めくくりにぴったりなお店ではないかなぁ。

できたてほやほや。
来年の日めくりをちらりと見せると‥‥
「わー、かわいい!
誕生日はどんな写真かな‥‥」とパラパラ。

来年もまた楽しみにしていてくださいね。

日めくりカレンダー2024

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朝起きたら

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今年になってから、
どんなことがあったかなぁと振り返ってみる。

おいしい記憶、
たのしかったあの時。
新しい出会い。
それから別れ。

そういえば季節の変わり目、
体調崩して元気なかった、
そんな数日間もありました。

たった8ヶ月だけれど、
それなりにいろんなことが起こる私の毎日。

どれも、いい時だったなぁ。
そう思えるのは、
どんな日も大切にしてきたから?
(きっとそうに違いない)

朝起きたら、
カレンダーをめくると、
新しい写真があらわれる。

おはよう。
今日もどうぞよろしくね。

ポラロイド写真ほどの小さな存在のこのカレンダーが、
どうやら朝の日課のひとつにくわわったみたい。

小さいけれど、
大きな存在なのです。

今週のweeksdayは、
去年販売して好評いただいた日めくりカレンダー。
今年の表紙はクマの横から見た姿。

かわいいものやおいしいものも、
盛りだくさんですよ。

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