松徳硝子
ガラスのうつわ
サイズ
- 大
- 中
- 小
ありそうでなかったこのかたち。
「小」はフランス・スペイン国境にひろがる
バスク地方で、チャコリというお酒を飲んだり、
ワインを入れたりと日常的に使われている
「ボデガ」というグラスのかたちがもとになっています。
それを、高さをかえずに、底の面積を拡げることで、
中・大の、「ボウル」的なうつわをつくりました。
「小」は、薄手ですが、「中」と「大」は、
耐久性を考慮して、ほんのすこし厚手につくっています。
「小」は、伊藤まさこさんと「ほぼ日」で
2013年につくったアイテムを、
「weeksdays」で引き継いで販売することに。
「中」と「大」は今回のためのオリジナルです。
こんなふうに径の大きなガラスのうつわは、
手づくりするのに高い技術を要します。
製作を担当したのは、
大正11年創業のガラス工場である
松徳(しょうとく)硝子さん。
成形のため、最初に金型を使っていますが、
工程のほとんどは、手作業。
熟練の職人さんが1点ずつ仕上げています。
(くわしくはこちらをどうぞ。)
サイズ
(小)直径7.8センチ×高さ6センチ
(中)直径9.4センチ×高さ6センチ
(大)直径11センチ×高さ6センチ
重さ
(小)75g
(中)105g
(大)130g
満水容量
(小)220cc
(中)320cc
(大)460cc
原産国
日本
原材料
無鉛クリスタルガラス
知っておいてほしいこと
・職人による手仕事で製作をしたガラスです。松徳硝子では厳しい検査基準を設けていますが、手づくりガラスの特性や製法上、やむを得ず、形に若干のバラつきや、気泡、生地のムラ等が混入することがあります。あらかじめご了承ください。
・本製品は耐熱ガラスではありません。熱い飲み物などを入れてのご使用はできません。また、電子レンジは使用不可です。
・急激な温度変化(特に急冷)でグラスが割れることがあります。温水で洗ったあとなど、ガラスがあたたかいうちに冷たいものを入れたり、濡れたところに置かないでください。
・ガラスに傷が付くと破損しやすくなります。ガラスどうし、あるいは硬いものとぶつからないように取り扱ってください。
・洗う時は、他の食器とは別にして、中性洗剤などで優しく手洗いして下さい。
・研磨剤入りのスポンジ、クレンザー、金属たわしなどを使用しますとガラスに傷が付き破損の原因になりますので、ご使用にならないでください。
・指輪などでもグラスに傷が付く場合がありますのでご注意ください。
・食器洗い乾燥機は、機種により高温水でグラスが破損する場合がありますので、ご使用はお控えください。
・グラスの内側を洗う際は、十分にご注意ください。内側から力を入れてひねり洗いしますと、破損して思わぬ怪我をする恐れがあります。柄付きのスポンジ等のご使用をお勧めします。
・洗ったあとは、よく乾燥させてから収納してください。
・グラスを積み重ねると、破損の原因になり、また、外れなくなることがあります。ガラスのうつわ(小・中・大)は1つずつでしたら重ねて収納することができますが、同じ大きさのものを重ねることはおやめください。また、ほかのうつわとも積み重ねないでください。やむを得ず重ねる時は、グラスの間に柔らかい紙などを間に挟んでください。
・長期間使用しないと環境によってはグラスが曇る場合があります。曇り・汚れが洗っても落ち難い時は、食酢などを加えると落ちやすくなります。
・ガラスのうつわ(中)と(大)の出荷は9月下旬となります。出荷時期の異なる商品を一緒にお申し込みいただいた場合、出荷時期の一番遅い商品に合わせて出荷の手配を行います。
スタッフクレジット
写真|有賀傑
商品写真|沖田悟
スタイリスト|伊藤まさこ
いちばん小さなグラスは、
フランス・バスク地方のボデガという、
円柱形のグラスがモチーフとなっています。
バスクの人々がワインを飲んだり、水を飲んだり。
日常で使うとてもカジュアルなボデガを
洗練させたのが、このグラスというわけ。
松徳硝子にお願いして、
作ってもらったのが2013年のこと。
いらい、水にスパークリングウォーター、
つめたいお茶‥‥使わない日はないほどの活躍ぶり。
このなんでもない形が大好きなのです。
ある時ふと「この形がそのまま大きくなったら、
すてきな器になりそう」そう思いました。
大中小、入れ子になって
収納もしやすくなるとよりいい。
小はグラスとしても器としても。
中・大はサラダやフルーツ、
ヨーグルトにグラノーラ‥‥と
いろいろ活躍しそうです。
重なった姿は、上から見ても、真横から見てもきれい。
たしかな職人の仕事を感じられる器です。
(伊藤まさこ)