鋼正堂
スープ皿
シンプルで、使い勝手がよく、
料理が映え、しかも単体でもうつくしい。
「こんなかたちだったら、
置いてあるだけでもうれしい」
そんな伊藤まさこさんの希望を、
内田鋼一さんがかたちにしました。
骨董にもくわしく、
世界中に陶芸の武者修行に出たことのある内田さんは、
ある時代のヨーロッパでつくられていたうつわを
現代に再現できないだろうかと思案。
焼き方、釉薬の質、かたち、すべてを工夫して、
「ありそうで、なかった」このお皿をつくりました。
畳付にも釉薬がかかっているので、
テーブルの上で擦っても、傷がつきにくいんですよ。
内田さんがろくろでつくった原型をもとに、
内田さんの拠点である三重県四日市市の
萬古焼の工房、光泉セラミックさんが
1点ずつ、手作業で型から起こしてつくっています。
そのため、量産品でありながら、
ひとつひとつに、独特のゆらぎが。
ほんとうに微妙なことなのですけれど、
それがこのお皿の味わいとなっています。
色
オフホワイト
素材
陶器
サイズ
直径:約23.5cm
高さ:約4.5cm
重量
約605g
満水容量
約700ml
生産国
日本
知っておいてほしいこと
・直火での調理はしないでください。
・食器洗い機に対応しています。
・1点ずつ、手作業で型から起こしてつくっているため、
量産品ではありますが、ひとつひとつに独特のゆらぎがあります。・こちらの商品は海外発送をしておりません。
スタッフクレジット
写真|有賀傑
商品写真|沖田悟
スタイリスト|伊藤まさこ
スープを飲む時に、
ほどよい大きさのスープ皿が欲しいな、
ずっとそう思っていました。
リムがついていて安定感があり、
内側の料理を盛る部分とスプーンの丸みの
相性のいいものを。
ビーツなどの色合いがきれいなポタージュも、
また、じゃがいもやにんじん、
ソーセージがごろごろ入った
ポトフなどの素朴な料理も相性がいいのは、
質感と色合いのおかげ。
立ちあがりがあるため、
パスタを盛ってもぴたっと決まります。
そう、「スープ皿」と決めつけず、
「ちょっと深さのある皿」と思うと、
盛る料理の幅も広がります。
サラダやフルーツのマチェドニアを入れてみようか?
お豆のペーストを盛って、
リムに薄く切ったパンを並べようかな、なんて。
器づかいは料理と同じ。
頭をくるくる働かせて、
いろいろな盛り方をたのしんでみてください。
(伊藤まさこ)