島るり子
めしわん
TYPE・SIZE
- 小
- つやなし・小
- 大
- つやなし・大
「めしわん」は、伊那を拠点に作陶をつづける
島るり子さんが長くつくってきた代表作のひとつ。
ごはんをよそうのに使っていただけるほか、
カフェオレボールにしたり、
小鉢としても使えます。
陶器のスタイルは「粉引」(こひき)。
鉄分の多い、やわらかな赤土の上から、
白い化粧土をかけ、釉薬で仕上げています。
釉薬が濃い、ツヤのあるタイプと、
薄いマットなタイプの2種類があります。
粉引の個性として、水や湯につけると
赤土と白土のあいだに水分が入り、染みが浮きます。
乾けば消えますが、その染みを最小限にとどめるため、
最初にお使いいただく前に
「目どめ」をしていただくことをおすすめします。
たっぷりの鍋に米のとぎ汁を入れ、
冷たい状態から沸騰させ、15分ほど煮て、
そのまま冷ましてから洗って乾かします。
そうすることで隙間に米のでんぷんが入り、
染みがつきにくくなりますよ。
素材
陶器(粉引きの器)
サイズ
・大
高さ:約5.5~7.5cm
直径:約11.5~13.5cm
・小
高さ:約4.5~ 6.5cm
直径:約10~12.5cm
※個体差がありますので、目安のサイズ感です。
重さ
大:約200g
小:約165g
※個体差がありますので、目安の重さです。
生産国
日本
知っておいてほしいこと
・ひとつひとつ手づくりのため、
かたちや大きさ、焼き色に個体差があります。
陶器は釉薬のかかりかたによって、色ムラがあったり
焼いている最中にできた、
貫入(かんにゅう)やゆがみが見られる場合がありますが
風合いとして、おたのしみいただければと思います。・ひとつひとつ手づくりのため、
同じサイズの商品であっても
サイズの違いがありますので、ご了承ください。・ひとつひとつの違いについて詳しくは、
こちらのページをご確認ください。・粉引きの器は、
鉄分の多い赤土の上に、白い化粧土をかけます。
釉薬は透明なので、粉引きの白は土の色です。
はじめに水や湯などにつけると、
写真のように、グレーのしみが出て広がりますが、
これは赤土と白土の間に水が入るために生じるものです。
乾き始めるとシミは消えます。・使い始めに米のとぎ汁で煮るか、
シミが全体に広がるまで、十分水につけてから
お使いいただけると、
食べ物のシミなどがつきにくくなります。・粉引きの器は、
ピンホールと呼ばれる小さい穴や、
ひびのように見える貫入から
水などがしみこみ、徐々に色が変わるなど、
使っていくうちに成長する器です。
その変化をおたのしみください。・食洗機のご利用はおすすめしません。
・電子レンジはご利用いただけます。
・こちらの商品は海外発送をしておりません。
スタッフクレジット
写真|有賀傑
スタイリスト|伊藤まさこ
我が家は「マイめしわんシステム」はなく、
その日の気分で「今日はこれにしようかな」と、
それぞれが使うめしわんをえらびます。
ふたり家族にもかかわらず、
たーくさんある中で、
ついえらぶのは島さんのこのめしわん。
持った感じが心地よくてやさしく、
ごはんが本当においしそうに見えるんです。
質感は、ふたつ。
表情のゆたかな、めしわん(大と小)と、
少しマットなつやなしのめしわん(大と小)。
手持ちの器をぐるりと見回し、
ぴたりとくる方をどうぞえらんでくださいね。
(伊藤まさこ)