ROROS TWEED
ハーフブランケット
COLOR
- アップルレッド
- ミルクティー
ロロスツイードの本国、ノルウェーでは
こどもたちが使うサイズとしてつくられたという
ハーフブランケット。
そのため、絵柄もこども向けのものが多いのだそうですが、
「weeksdays」では無地をえらびました。
アップルレッドはちょっとだけえんじがかったはっきりした赤。
ミルクティーはまさしく、
濃く淹れた紅茶とミルクをまぜた、あの色です。
家のなかでひざかけとして、
またシングルサイズより持ち歩きやすいので、
ピクニックや車の中でも活躍します。
上質な天然ウールは、汚れが付きにくいので、
アウトドアにもおすすめですよ。
このブランケットがつくられている
ノルウェー中部のロロス村は、
海抜600メートル、冬はマイナス40度にもなるという
世界遺産としても知られる小さな村。
無農薬の牧草で育つ羊の新毛(ニューウール)をつかい、
北欧で唯一、国内で紡績(糸づくり)をしている
関連会社のラウマ社とともに、
染織、機織りまでの製品化の工程を
グループ内で一貫しておこなっています。
ロロス村はもともと銅鉱山の町として
17世紀から300年間、栄えてきました。
そんななか、18世紀に、鉱山管理者のヒョルト氏が、
まずしかった村の人々のための基金を設立。
それをもとでに、村人たちは
ウールなどの手織りの仕事をはじめます。
それが伝統的に受け継がれてゆき、
個人宅での手織り仕事をグループ化して、
まとまった販売所をもうけるというかたちで、
1938年にロロスツイード社が誕生します。
そして1952年には織機を使っての工場生産を開始。
そうして現在のような、世界的に評価される
ロロスツイードがつくられるようになりました。
原毛は「ノルウェージャン・ホワイトシープ」から。
無農薬の牧草を食べて育った
健康な羊たちから、春に刈り取った毛をつかいます。
この羊毛のいいところは、
水に強く、かつ、繊維の回復力が高いこと、
そして柔らかさも兼ね備えていることです。
織り上げた生地は、お風呂くらいの温度のお湯で洗浄、
乾燥ののちスチームとブラッシングを繰り返して、
ふんわりと起毛させることで、
ほどよいボリューム感がありながら、弾力性にとみ、
防寒・保温性ばつぐんのツイードがうまれます。
色
アップルレッド、ミルクティー
素材
毛100%
サイズ
約100×135cm
重さ
約800g
生産国
生地:ノルウェー
知っておいてほしいこと
・石油系溶剤による、
弱洗いのドライクリーニングが可能です。・お使いのデバイスによって、
表示される色味は、微妙に異なります。
そのため、じっさいにお手元に届いたとき、
お手持ちのデバイスでご覧になっていたときの印象と
少しちがった色味に見える場合があります。・2023年10月より価格を改定いたしました。
スタッフクレジット
写真|有賀傑
ヘアメイク|草場妙子
スタイリング|伊藤まさこ
モデル|山本奈衣瑠(160cm)
モデル着用アイテム
◯5~7枚目
ハーフブランケット(ミルクティ)/ROROS TWEED
FLAT ERIC(MOONLIGHT)/Owen Barry
パンツ ¥50,600/ hannes roether (株式会社 金万)
その他 伊藤まさこ私物
[お問い合わせ先]
株式会社 金万 TEL:03-5477-8031
ロロスツイードのブランケットとは
10年以上のおつき合い。
「あたたかい」という
ブランケットに一番求める機能を
満たしてくれているのはもちろん、
なによりも気に入っているのは、
その見かけのかわいらしさです。
なんともいえない色合いと、
はじっこのブランケットステッチ、
ぬくぬくした風合い。
膝にかけるだけでなく、
くるまったり、時には床に敷いたり
(我が家では小さい子どものお客さまが遊びに来た時に
敷物代わりにすることも)。
たたんでかごの中に収まっている姿も好きなのです。
weeksdaysでこの冬紹介するのは、
小さめサイズのブランケット。
リビングのソファ、ダイニングの椅子、
ベッド脇のサイドテーブル‥‥。
部屋のあちらこちらにおいても様になる。
ぐっと冬気分を盛り上げてくれること間違いなし。
色はアップルレッドとミルクティの2色です。
(伊藤まさこ)