2011年6月21日のニュース
もっと、野球で遊ぼう。
赤坂さんに誘われて、ジャイアンツ球場へ。

こんにちは。今日の「ほぼ日ニュース」は
小さいお子さんのいるお父さん、お母さん、
そして、小さい姪っ子や甥っ子のいる
お兄さん、お姉さんへのお知らせです。
1976年に出版し、
以来、長らく絶版になっていた『さよならペンギン』が
今年、2011年4月に35年ぶりに復刻、再出版されました。
そのあたりのいきさつは
こちらの『さよならペンギン』復刻記をご覧いただくとして
この『さよならペンギン』35年の時を超え、
今、また絵本売り場で
じわじわと人気がでつつあるらしいのです。

申し遅れました。
わたくし、「ほぼ日」の西本です。
3歳と6歳の子をもつ、2児の父でもあります。
ですから、家では子どもたちに
絵本の読み聞かせなどもするのですが、
この『さよならペンギン』、
なぜか子どもたちにバカウケなんです!
ただ、親である、ぼくには
そこまでバカウケする理由がさっぱりわからない。
そして、読み終わった後には
「もう一回読んで」とせがまれる。
「いや、今読んだばかりじゃん」と内心思いながら
また『さよならペンギン』を読むとバカウケ。
最初は面倒だと思ってましたが、
ここまでバカウケすると悪い気はしません。
「よーっし、アンコールに答えてもう一回!」と
『さよならペンギン』を読んでいるうちに
「もしかして、この『さよならペンギン』は
 子どもたちにとっての『すべらない話』なのでは?
そんな絵本が他にもあるのでは?」と。
ということで、おつきあいのある
青山ブックセンター本店・児童書売り場を訪ねてみました。



『さよならペンギン』はここ青山ブックセンター本店でも
一番良い場所でプッシュしていただいてました。



夏ってことで、絵本売り場には
見覚えのある、かわいいお化けがいますね。



そして、この方が児童書担当の武本さん。
手にもっているのは名作「ねないこ だれだ」です。



ここ青山ブックセンター本店児童書売り場は
作家別や年齢別によって絵本が
わかりやすく整理されているんです。
この図も武本さんお手製なんですよ。



ここには季節の絵本売り場がもあります。
今は夏の絵本が集まっています。



夏は「スイミー」が一番売れるんですって!



武本さんのこの夏一番のおすすめは
「トマトさん」なんだとか。
ところで武本さん
『さよならペンギン』を子どもたちに読んであげると
こっちの想像を超えるくらいウケるんですけど
何か理由でもあるんですか?

「ペンギンさんが予想できない場所に
 どんどん飛んでいくのが
 子どもたちにとっても楽しいんでしょうね。
 たぶん、このぶっとんだ面白さは
 大人が黙読してもわからないでしょう。
 毎月、この売り場で
 絵本の読み聞かせイベントをやっているので
 8月は『さよならペンギン』を読もうと
 思っていたところなんですよ」

それはどうもありがとうございます!

「その他に声と本との相性もありますよね。
 お母さんが読むよりお父さんが読んだ方が
 絶対いい本ってありますから
 例えば、お父さんが読むとウケる本みたいな
 テーマをもってやってみましょうか。」

そんな本あるんですか?



「三びきのやぎのがらがらどん」
おお古典ともいえる名作じゃないですか!
これが、お父さん向けなんですか?

「ええ。わたしも何度も読みましたけど
 橋の下にすむトロル(怪物)の声は
 お父さんのじゃないと迫力がでません!
 これはぜひ、お父さんが読んであげてください
 あと、これもいいですね。」



「どろぼうがっこう」だ!
懐かしいです!
確かにどろぼうの声は男性向きですよねー。



「逆に、お母さんに読んでもらいたいものがこれ
 お母さんカバの声は女性じゃないとね」
と、いろいろ教わりながら
たくさん、絵本を買い込んでしまった
わたくしでございました。

ということで、
8月14日(日)15:00から
青山ブックセンター本店児童書売り場で
行われる「おはなし会」では
『さよならペンギン』を中心とした
子どもに「ウケる」本や
暑い夏にぴったりの絵本をラインアップを揃えた
スペシャルメニューで構成されるそうです。
夏休み、お買い物ついでに
ちょっと涼みに青山に遊びにきませんか?
参加料は無料ですので
お気軽にみなさまご参加くださいませ!


えほんを楽しむ「おはなし会」
(『さよならペンギン』を読みます!)
2011年8月14日(日)
15:00〜約30分を予定。
青山ブックセンター本店・児童書コーナー
ご参加無料(スタンプカード、おみやげつき)
お問合せは03-5385-5511まで。
(青山ブックセンター本店 10:00〜22:00)
2011-08-10-WED