ことし８月５日、連載1500回を記念して、
たかしまてつをさんが７時間かけて描いた
「ブタフィーヌさん」。
タテ162センチ、ヨコ130センチもある
100号キャンバスいっぱいに、
ブタフィーヌさんの立ち姿が描かれました。
（テキスト中継は、こちらでごらんいただけます。）

当日、この絵を飾ってくださるかたを募集、
たくさんいただいたご応募のなかから
たかしまさんが選んだ贈り先は、
兵庫県尼崎市で洋品店をいとなむ
“コネット”さんのところでした。

コネットさんのところに行くことが決まった
ブタフィーヌさん。
商店街のお店で、
おじいちゃんや、おばあちゃんたちを
お迎え、お見送りするようすがうかんで、
たかしまさんといっしょに。
なんだかうれしくなりました。
そうして、宅配便でお届けしたブタフィーヌさん、
無事展示ができましたよという報告とともに、
写真がたくさん届きましたので、
紹介させていただこうと思います。
あ、ちなみに、お店の名前は「きてや」さんといいます。
大阪弁の「来てや」と、服を「着てや」をかけて
九州出身の社長が、語呂あわせで命名されたそうです。

これは、届いて、ダンボールから出した状態の
ブタフィーヌさんの絵。
162センチですから、おとなの背丈くらいありますね。

保護用の紙をとると、
無事、ブタフィーヌさんがあらわれました！

「きてや」の店内を慎重に移動して‥‥

レジのすぐそばに展示しようと決めました。

脚立に乗って‥‥
（気をつけてくださいねー！）

よいっしょっと！
このあたりでしょうか。
うん、いい位置だと思います。

天井から、つりさげて‥‥

完成です！

ふふふ、こころなしか、
ちょっとてれくさそうな、
ブタフィーヌさん。

さてさて！
このブタフィーヌさん、
尼崎の近隣の読者のかたは
ぜひ見に行ってみたい、というかたも
いらっしゃるのではないでしょうか。
「きてや」さんの詳細情報を、
コネットさんから、伝えていただきましょう。

──「きてや」さんが位置するのは、
　　どんなところでしょう？

「兵庫県と言えば神戸や姫路ですが、
　『きてや』の場所はほぼ大阪です。
　というのも、自転車で４〜５分、
　川を越えると大阪市ですので、
　尼崎市の中でもローカルで
　昔ながらの下町なんです」

──交通機関は？

「阪神電鉄の杭瀬駅（くいせえき）から
　徒歩５〜６分です」

「駅前に出ましたら」

「１００Ｍほど歩きます」

「すると大阪と神戸を結ぶ2号線が見えてきます」

「信号を渡っていただき2号線を越えるとすぐに
　尼崎信用金庫さんが角に見える
　商店街のアーケードが見えます」

──はい、お写真の、この信用金庫。
　　右手にアーケードが見えますね。

2

「はい。そのアーケード沿いに歩いていただきます」

──ふむふむ。

「最初の信号を左折します」

「するとさらに広い商店街に出ます」

──あ、「杭瀬１番街」とありますね。ここですね。

「そうです。
　その商店街をそのまま直進していただくと」

「２〜３分で右手にこの商店街では一番大きな
　スーパーサンエーさんが見えてきます」

──ありました！

「お店はここの２階です。
　私も買い付けに行ってなければ
　大概、店におります。
　一昔前に、どこの町にもあった総合衣料のお店です。
　騒がしい親子と、キャラ濃い大阪的なスタッフで
　地域の皆さんと衣料品のお店なのに
　ワイワイガヤガヤと日々営業しております。
　大型店舗の多い街中に比べて、
　買い物をする所も少なくなっている中、
　地元のお客様から
　『ここ、無くなったら困んねんから頑張ってや〜』
　のお声を元気のもとにして
　ブタフィーヌさんと頑張っていきます！
　地元のかたともよく時間があれば
　いろんな話をしたりしているので
　お気軽にお声掛けください！」

こちら、スタッフのみなさんと
ブタフィーヌさんとの記念写真です。
コネットさんは、一番左のお兄さん。
お店ではいちばんの若手だそうですよ。
ブタフィーヌさんと、コネットさんに会いに、
立ち寄ってみてくださいねー。

【追記】
そうそう、もし３ＤＳをお持ちでしたらば、
お店をたずねるときに、お持ちください。
「いきものづくり　クリエイトーイ」
というソフトで、コネットさんがつくった
キャラクター“コネフィーヌさん”を
来店記念に、データのお持ち帰りができるよう
準備してくださるそうですよ〜！