一年を72の季節にわけた「七十二候」を
順繰りにご紹介していくコンテンツ、
『「くらしのこよみ」「ほぼ日」ver.』の連載を始めたのが
立秋のことでした。
今日は、立冬。四季がひとつ過ぎてしまいましたよ。
なんて、月日が経つのははやいのだろうなあ‥‥。
歳を取るはずだよなあ‥‥。
‥‥と、年寄りじみた感慨にふけっている場合ではないのです。
今日は、たいへんに、おいしくてうれしいおしらせがあって、
こうしてキーボードをペチペチ叩いているわけなのです。
申し遅れました、わたくし歴史好きが嵩じて、
旧暦好きになったものだから、
『「くらしのこよみ」「ほぼ日」ver.』の担当をしている
ときおり「鬼」にもなる、「ほぼ日」の乗組員のです。
ああ、なんて‥‥回りくどいのだ! 自分よ。
さて、この『「くらしのこよみ」「ほぼ日」ver.』は、
「東おんな」さんと「京おとこ」さんという
書籍『くらしのこよみ』の編集にかかわったお二人に
毎回ご登場を願っておりますが、
先日、そのお二人から、おしらせを頂いたのです。
「このたび、『くらしのこよみ』が
お店をひらくことになりました。
11月7日の立冬の日にオープンします!
第一回目の商品は、
『旬を炙る』ということで、
旬のものを七輪で炙っていただく、
という企画になっています。
発売に先立ち、11月3日〜4日で開催の
「ジャパンフードフェスタ」というイベントで、
旬のものを炙っていますので、
いらっしゃいませんか?」
と。
なんて、すてきなお誘い!
なんて、おいしそうな話!
も・ち・ろ・ん! うかがってきました。
もうひとりの担当、弊社のトップ食いしん坊の
と一緒に、くりだしてきましたよ。
「くらしのこよみのお店」にたどり着くまでに
アレをたべたりこれを買ったり、
なかなかたどりつかなかったんですけどね。
ああ、いいフェスティバルだ!
主催者の方! 来年もお願いね!
などと、でっかい声でしゃべりながらあるいていると
到着!
「日本の食文化」のコーナーに。
ここにお店があるそうです。
うむ。「炙り」は日本の食文化であるな!
あああ! これはこれは!
お店の方にでむかえていただきました!
ご存知の方もおいでかもしれませんが、
左側は、田中宏和さんです。
同姓同名集めをライフワークにされている
田中宏和さんですが、
「くらしのこよみ」にも関わっておられます。
そして、右側の女性は、平凡社の神谷さん。
いつもお世話になっております!
こちらのブースで、
本日発売の3つの商品の予約受付と、
炙った旬の食材の販売をされていたのでした。
なにはともあれ、炙った食材をいただきましょう!
!
わたくし、はらぺこではありませんが、口が卑しくなっています!
▲くわ〜〜っ! 珍味が炙られていますよ!
▲ まずは自慢の逸品、北海道産天然本ししゃも。
▲ うま〜〜〜〜!
お酒がぐいぐいと進みそうですね。これ。
なんて‥‥すばらしい企画なんだろうか‥‥。
テーブルでちびちびと珍味を炙って、
だらだらとお酒を飲む。
ああ、夢のようです。
これ、みなさんで考えるの楽しかっただろうなあ〜〜!
うらやましいお仕事です。
「ほんと、仕事なのか、なんなのか
途中でわからなくなりましたよ。
それで、とても苦労して(笑)スタッフで考えまして、
販売するものを絞りました。
選りすぐりの旬の食材のセットが2種類と、
あとは、『炙りスターターキット』です。」
■炙りスターターキット 7800円 ・奥能登七輪 1台 |
『炙りスターターキット』というのは、
「これだけあれば、旬のあぶりを一年中楽しめる」
というすべてがそろったキットです。
七輪の大きさは、シエフの手の大きさと比べてみてください。
こぶりなかわいらしいものです。
そして、炭はお茶席などで使う煙が出にくい高級なものだとか。
おためしで丸干しのほたるいかまでついています。
なかなか、コストパフォーマンスがよろしいのではと思われます!
キットについてくる
「ほたるいかの丸干し」だけじゃ物足りないという方には、
下の2つの「旬の美味」のセットがあります。
ああ、書いているだけで、ヨダレが。じゅる。
■旬の美味 入門 3800円 ・食材: ・調味料: ■旬の美味 上級 5800円
・食材: ・調味料: |
もちろん、上記のセットを購入するもよし、
自分でたのしく珍味を買い集めてくるもよし、ですよ。
ご興味ある方は、
ぜひ「くらしのこよみのお店」へどうぞ。
わたくしも、入手することを決意いたしました。
それでは、また!
次もおいしいお話だとよいなあ〜。と思いつつ。