岡本太郎さんの作品「太陽の鐘」が前橋に設置されます。
2018-03-30
こんにちは。
ほぼ日・ゆーないとです。
東京はこの1週間ほど、桜が満開で超見頃でございます。
さて突然ですが、
明日3月31日、糸井重里の故郷・前橋に
おじゃまします!
糸井はここ数年ですが、同じく前橋出身である
株式会社ジンズの代表取締役社長・田中仁さんに誘われ、
地元である群馬県前橋市の地方創生活動の
応援を行っています。
その活動の一環で、
前橋市内に
新しいモニュメントが設置されることになったのです。
1966年。岡本太郎さんが作った「太陽の鐘」。
ちょうど「太陽の塔」とほぼ同じ時期に
作られた大きな大きな鐘。
以前は静岡にあるレジャー施設に設置されていたのですが、
その施設が閉園後、日本通運の倉庫に長い間、
眠っていたもの。
その存在を、岡本太郎記念館館長・平野暁臣さんから
聞いていた糸井が、思いたったのが、
「前橋市に設置できないか」ということでした。
少しずつ話しが進み、前橋市に寄贈されることが決まり、
今回のプロジェクトの中心である
「前橋市を元気にしたい!」という思いで作られた
「前橋まちなかエージェンシー」のみなさんと、
市内のどこに設置するのがいいか、
下見に、数回足を運びました。
2016年10月。
秋のお祭りが行われている中、市街の偵察。
こ、この信号、めずらしくないですか!?
市街の地図を見ながら、設置場所の検討。
「糸井×群馬=埋蔵金」の
イメージを持っている方にとっては、
ちょっとそういう感じに見えませんか?
わたしはちょっとワクワクしてしまいました。
11月。
今度は、岡本太郎記念館の
平野館長にも合流していただきました。
そして、検討に検討を重ね、
鐘の設置場所が決まったのです。
街の中に流れる、広瀬川という河川敷。
利根川につながっている小さい川で、
小さいながら、だくだくとしぶきをあげながら流れる姿が
勇ましくてかっこいい川なのです。
糸井も、改めてこの川を見て、
「いい川だなぁ」と言っていました。
ツイッターにも動画をアップしていたので、
よろしければ動く広瀬川をご覧ください。コチラです。
▲けっこう激しい。
この鐘(実物大!)です。
▲2017年の記者発表のとき。
左から岡本太郎記念館・平野暁臣さん、山本龍前橋市長、
株式会社ジンズ・田中仁さん、糸井、
建築家・藤本壮介さん。
そのお披露目式に、おじゃまします!
当日は、飲食ブースがあったり、
地元アーティストによるパフォーマンスや、
実際に「太陽の鐘」をつくこともできるそうです。
場所などの詳細はコチラにありますので、
お近くの方、よろしければ
遊びにいらしてください。
公開されたら、みなさんぜひ現地に
遊びに行って鐘を体験してくださいねー。