偽ガキの使いやあらへんで。
詳しいことは、きかないでね。

  <超リモコン>

ハマタ 松本さんは、テレビやビデオ以外にもいろいろなものを
操作できるというリモコンをお持ちだそうですが、
いったいどんなものを操作できるのですか。」
マツモロ ああ、おじいちゃんの形見のあれですか。
ハマタ リモコンやで?
マツモロ ええ。間違いなく。
おじいちゃんは“ピッピ”ってゆうてましたけど。
ハマタ じじいとリモコン何の関係があんねん。
マツモロ 問題は関係性ですか。
ハマタ 関係性って、そんなたいそうなもんやないけど、
どこで手に入れたか、とか。
マツモロ あー、僕が物心つく前のことなので・・・
パチンコの景品やったかな。
いや、違うな。
確か、なんかの大会のブービー賞だったと
思いますけど。
ハマタ 賞品にリモコンておかしないか?
マツモロ 僕のおじいちゃんモボでしたから。
ハマタ 関係あるかっ!
マツモロ モボやったですよ、ごっつい。
ハマタ ほいで、そのリモコン、
普段はテレビとかビデオのために使ってるんでしょ。
マツモロ そうですね、基本的には。
でも、巻き戻しはできませんけど。
ハマタ え?
なんで?
マツモロ 使いすぎでしょうね。
左向きの三角形が消えかかってるんです。
ハマタ そんなんええから、テレビとかビデオ以外に
何を操作できるか教えて下さい。
マツモロ 簡単なところから言うと、もみあげの上げ下げとか。
ハマタ 中学生のネタみたいなことゆうなっ!
マツモロ あー、うるさい、わかっとる。
ちょっとぐらい考える時間くれてもええやろ。
ハマタ 考えるって。
いつも使ってるものなんでしょ。
マツモロ あ、あれや。
女ののどちんこぐらいやったら、
5メートル離れていてもぷるるんっ!
って振るわせることができます。
ハマタ あはははっ。
それおもろい。
マツモロ ばれんようにこっそりと、
“ピッ” “ぷるるんっ!”
“ピッ” “ぷるるんっ!”
ハマタ やりたいなぁそれ。
マツモロ 他には、ものすごい力わざですけど、
降水確率の上げ下げもできますね。
ハマタ ん?
マツモロ ニュースの終わりほうで、天気予報あるでしょ。
あれで、降水確率が出た瞬間にね、
タイミングとるのが難しいんですけど、
うまーいこと、“ピッ”ってやると、
4〜5%ぐらいならなんとかなりますねぇ。
ハマタ やっとんのか。
マツモロ いやいや、ほんまに。
近所の子が、明日遠足や言うて、
テルテル坊主なんかを一生懸命作ってるのを見ると、
なんとかしてやりたいじゃないですか。
人類愛的に。
ハマタ 何をゆうとんねん。
マツモロ あ、あなた、あれらしいですねぇ
息子がテルテル坊主作ってるところに、
がーって近づいていって、
「こんなもん作っても雨なんかやむか!
 ちり紙がもったいないわ。」
ゆうて、首をぶちぶちぶちーってちぎって
それで鼻をかんだらしいですね。
ハマタ そんなことするかっ!
マツモロ それから、これはみなさんにも言っておきたいこと
なんですけどね、
あの降水確率って意味知ってますか?
降水確率50%って言うたら
雨降るか降らんかどっちかや
って思ってるでしょ?
ノンノンノンノン。
降水確率50%っていうのは
雨が降る確率が50%って
言っているだけで、
残りの50%は雨が降らない確率だとは
言っていないんです。
ハマタ どういうこと?
マツモロ 残りの50%の中には、
“降おいなりさん確率”や
“降おいもさん確率”など
ありとあらゆる確率が含まれているんです。
ハマタ なんでやねん。
おいなりさんが降ってくるはずがないやないか。
マツモロ そりゃ、0,000なんぼの確率ですけどね。
万が一のことがあるじゃないですか。
ハマタ うまいこと言うてもあかん!
(超リモコンこれまで)

2001-11-08-THU

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