ざんま |
こんばんわ。 |
女子 |
こんばんわー。 |
ざんま |
ひとつよろしくお願いします。
えー、今日は新人はいませんねっ。 |
みさ |
いてるでー! |
ざんま |
おばちゃん、買いもの帰りで
迷子になったの? |
みさ |
違うがな。
私かて、から騒ぎギャルやんか。 |
ざんま |
誰や、こんな大阪のおばちゃん
採用したんは。
えー、歳いくつ? |
みさ |
何歳に見える? |
ざんま |
(無視して)
今日のゲストはいいですよ、、。 |
みさ |
ちょっとちょっとちょっとちょっと。
待ったりぃな、明石家さん。 |
ざんま |
お前、ほんまおばちゃん丸出しやな。
24歳やろ。 |
みさ |
うわっ。当たったわ。すごいすごい。
なんでわかるん? |
ざんま |
ここに書いてあるもん。 |
みさ |
なんやそれー! |
ざんま |
はい、今日のゲストをお呼びしましょう。
ヤマクチモエちゃんでーす。
(登場) |
ヤマクチ |
こんばんわぁ。 |
ざんま |
モエちゃんってあんまり恋の話とか
似合わないよね。 |
ヤマクチ |
えー、どうしてですかぁ。
似合いますよぉ。 |
ざんま |
え、じゃあデートとかどうしてるか
教えてもらっていい? |
ヤマクチ |
デートですかぁ。
私、もう、毎日デートしてるんですから。 |
ざんま |
ええ?
そんなの、嘘に決まってるやんか。 |
ヤマクチ |
ホントですよぉ。
毎日しないといけないんです。
でも忙しいときは、お母さんに
お願いして、行ってもらうんです。 |
ざんま |
えー??親子で交代!
それは大スクープじゃないの?
梨本さん、すっぱ抜いちゃったよ。
いや、違うがな(笑)。
相手はどんな人なの? |
ヤマクチ |
かわいいですよ。
マシュちゃんって言うんです。 |
ざんま |
なーーんやそれ。
がっくり。
犬かいな。
あーあ。
さあ、今日のテーマまいりましょう。
今日のテーマはこちら。
『理解できない男の好み』
あー、マニアとかフェチとか言うやっちゃな。
変なやつおるもんなぁ。
さっそく見てまいりましょう。
まずはこれ。
『しとやかな女が好き』
え?
これはええやんか。
俺らなんかもそうやけどなぁ。
なんでや。
これだーれ? |
のりこ |
はい。 |
ざんま |
君?? |
のりこ |
そうです。 |
ざんま |
君はこのメンバーの中では
一番おしとやかに見えるよ。 |
のりこ |
そんなことないです。 |
ざんま |
ほら。
そういうところがいいのよ。
こいつらなんか、ほめられても
否定せえへんやつらばっかりよ。
どうしてなの? |
のりこ |
実は私は"しのび"の一族なんです? |
ざんま |
え?あなた忍者? |
のりこ |
ええ、一応。 |
ざんま |
あー、忍者でよかったです。
初め"しのぶ"の一族かと思って
背筋ぞーっとしましたから(笑)。 |
のりこ |
それで、やっぱり子供のころは
体を動かす遊びをよくしていたので、
おてんばに見えたみたいなんです。 |
ざんま |
でも、まあそれは修行の一環なんでしょ。
手裏剣投げたりしてたんだ。 |
のりこ |
そうです。
あとは塀を越える練習や、
屋根伝いに走る練習などもしました。 |
ざんま |
ほぅー。すごいね。 |
のりこ |
それで、いじめられるってほどでも
ないですけど、やっぱりちょっと
違う目で見られてしまっていたんです。
それで、男性の方から好意を持って
いただくことも、あまりなかったんです。 |
ざんま |
へぇ、もったいないなぁ。
こんなに清楚でかわいいのに。
で、なんでしとやかがダメなの? |
のりこ |
一度、好みの男性とお付き合い
させていただくことになったんですが、
私がくノ一であることを隠そうとして、
懸命にしとやかにしようと心がけていたんです。 |
ざんま |
別に隠さんでもええがな。
"銀やっこ"ですって言うたら
おっさんからおじいさんまで、
群がって来よるで。ほんまに。
ほいで。 |
のりこ |
それが、一ヶ月ぐらいたったときに、
その方に「あなたは不気味だ」って
言われてしまったんです。 |
ざんま |
え?
不気味て、よっぽどのことがないと
言われへん言葉やで。 |
のりこ |
しとやかにしようとしすぎて、
気配を消して行動をしていたんです。 |
ざんま |
気配を! |
のりこ |
他には、そっと背後に回ったり、
足音がしないように歩いたり
してしまうんです。 |
ざんま |
そらあかんわ!!
あー、こわ。
浮気してたら、ホテルの天井に
はりついとったりしそうやもんな。(笑)
くノ一と付き合うと"お忍び"で
遊べなくなりますので、気をつけましょう。
続いてはこちら。
『わき毛美人が好き』
なんやわき毛美人て。
意味がわからへんがな。
こんなこと言うのはアマゾン
しかおらへんな。
これ誰や? |
ゆみ |
はぁーい。 |
ざんま |
やっぱりお前か。 |
ゆみ |
そうだよ。
ざんちゃんと心つながってるもん。
でね、これは、彼の前の彼女が
外人ちゃんだったからなんだけどね。 |
ざんま |
あー、確かに外国の女の人って
わきとか剃らない人いるよね。
え?どこの国の人? |
ゆみ |
確かディズニーランドみたいな
感じだったと思うんだけど。 |
ざんま |
ディズニーランドみたいな国あるか?
あ、わかった。
ポーランドやろっ! |
ゆみ |
あ、そうそう。
アルゼンチンだ。 |
ざんま |
全然違うやないか!
大の大人に、大きい声で"ポーランドや"
って叫ばしといてからに。 |
ゆみ |
でもほんっと身の毛もよだつ
いい女だったらしいよ。 |
ざんま |
お前それ、どういうこっちゃー!
ちょっと来ーい!
(↑桂三枝のものまねで) |
ゆみ |
でね、彼が言うには、
わき毛が似合う女が本当の
美人なんだって。 |
ざんま |
そういわれれば、そう、、
なわけないやろ!!
あほか。 |
ゆみ |
でもね、一度あれハマると
病み付きになっちゃって、
わき毛見ないと興奮しないんだって。 |
ざんま |
ただの変態やがな。 |
ゆみ |
そうでしょー。
ざんちゃん、もっと言ってやってよ。 |
ざんま |
なんで俺がお前の彼氏に
語りかけなあかんねん! |
ゆみ |
がんばってわき毛美人になれって
言われても、どうがんばったらいいか
わかんないでしょー? |
ざんま |
そらそうや。
剃らずにほっとくしかないよな。 |
ゆみ |
でね、わかんないって言ったら、
彼は細かく手入れのやり方を
説明してくれたの。 |
ざんま |
ますます変態やな。 |
ゆみ |
「シャンプーしたあとは、必ずリンスをしろ!」とか
「ドライヤーを当てるときはまんべんなく!」とか
ホントいちいち細かくて、
剃るほうがよっぽど楽なの。 |
ざんま |
あー、要するに、シャンプーの
コマーシャルの髪の毛みたいに
つやつやなわき毛を彼は求めてるんだ。 |
ゆみ |
え?
わき毛で"すぅぷぁーぅりっち"ってやるの? |
ざんま |
誰もそんなこと言うてへんがな!
そんなコマーシャルおかしいやろ。 |
ゆみ |
えー。
ホントは見たいくせに。 |
ざんま |
あほか!
そんなもん見たくないわ!
もし見て、病み付きになってしもたら
どないすんねん、、、。
|
(つづく)