なになに。
出し昆布┓
しょうが┃入ってます。
唐辛子 ┃
古 釘 ┛
ぬ か 生ヌカ┓やわらかくなったら
いり糠┛少し入れる
その時は塩も少し入れる
酸味が出たら生卵の「カラ」を入れると良い |
ほうほう。つまり、糠床には、
出し昆布としょうがと唐辛子と古釘が入っていると。
古釘っていうはたしか
「茄子の色を良くする」んじゃなかったかな。
そして、追加用の「糠」ですね。
酸味が強くなったら卵のカラですね。
わかりました、かあさん。
このメモの下に別のメモが。
なんでしょう。
キューリは丸で一晩
ナス=たて半分にして切り口はうす塩
合わせて皮は手のひらに塩をとり
よくすり込むようにもむ(ギュッギュッと)
これも一晩でよい
生卵のカラ 酸っぱくなった時
ヌカを足す時は
塩も入れる
唐辛子
昆布
時にはシャケの頭があれば
骨 皮
白ウリは
たて半分に切って中のワタを取り
塩を少々ふり
5時間で良い
小蕪は切り身を入れて漬け込むと一晩 |
漬け方指南と、維持の方法でしょうか。
卵のカラはわかりましたけど(二度言わなくてもねえ)、
「時にはシャケの頭があれば
骨 皮」っていうのがすごいや。
頭‥‥は、東京のスーパーじゃ、
なかなか手に入らないですよ。
それに、手に入っても、
「ぬか漬け美人」には入らないですよ。
焼きじゃけを食べたとき、皮を入れますね。
そしてさらにメモが続きます。
タオルありがとう!
糠がまだなじんでないかも?
それとも釘がさびてなかったか? |
タオルというのは、こないだ送った
「やさしいタオル」のことですね。
古釘、「なじむ」のかー。
つまりは入れっぱなしでいいってことだろうな。
「鉄さび」と「茄子の色」のことは
関係がよく理解できておりません。
不思議だなあ。
ぜひ鶴見さんに追究していただきたいところです。
そしてさらにメモがもう一枚。
字がちがうので、パパメモのようです。
茄子は煮たほうが旨い。
ゴマ油でいためて
ミョーガはタテに細かくきざんで
メン類の薬味がよい
ヌカミソに入れたが大したことなかった
まずくはないが。
以上
ミソ床は上手に出来た。 |
ち、父上、なぜこんな批判的なメモを!
これから糠漬けを始めようという息子に
「茄子は煮たほうが旨い」って!
「ミョーガは薬味がよい」って!
ひどいなあ。
ていうか、じつに役に立たないメモですね。
そしてさりげないつもりで、
糠床づくりを手伝ったことを言ってます。
たぶんこれが言いたかったんだな。
なにはともあれ、ありがとうございます。 |