ロマーニャに何にもないとだだをこねたりありー?のため、
ろざりゅうさんが連れていってくださったところは、
イタリアにあってイタリアではない、別の国でした。
ろざりゅうさんがこれから、後ろに見える山の上の街、
サンマリノ共和国に連れて行ってくれるって!
首都サンマリノ市の歴史地区に着きました。
ここはティターノ山のてっぺんにあるので坂道ばかり。
車もほとんど入れません。
まだナターレ(クリスマス)の飾り付けが残っていますね。
イタリアでは防犯のため、
こういう鉄格子が窓についていることが、よくあります。
リベルタ広場とサンマリノ政庁です。
街の中にある、数少ない平らで広い場所ですね。
さあ、がんばって階段をのぼって、
見晴らしのいい城砦へ行ってみましょう。
「ここ、のぼるのー?」と、りありー?は不満顔。
サンマリノ共和国の独立を支えた3つある城砦の1つ、
「Guaida(グァイダ)」に着きました。
あっ、大砲! すかさずまたがるりありー?ですが、
ほんとうは触っちゃダメなもの。
ワガママりありー?のために特別に許可をいただきました。
向こうに見えるのは、別の城砦「Cesta(チェスタ)」。
切り立った崖の上ぎりぎりに、
いったいどうやって城砦を築いたんでしょうねえ。
城壁の要所にある覗き穴(?)から外を眺めるりありー?。
石づくりの窓から見える丘と街並み。
この感じは、イタリアならではかもしれないですね。
この城砦のなかで一番高い塔に登ってみましょう。
急な階段だけど、りありー?、だいじょうぶ?
ふう、ちょっとひと休み。
さらにのぼります。
よいしょ、よいしょ。
着いた!
ここが塔の頂上です。
目の前にひろがるのは、ロマーニャの丘と海。
「何もない!」と怒っていたりありー?が、
すっかり時間をわすれて見入っています。
コレクター垂涎のサンマリノ共和国発行の切手を手に、
お満悦の表情のりありー?。
この切手は、サンマリノの貴重な収入資源になっています。