サンマリノ共和国 ろざりゅうさん宅(イタリア ロマーニャ)
2015.01.13
Day 229 イタリアのなかの別の国へ

ロマーニャに何にもないとだだをこねたりありー?のため、
ろざりゅうさんが連れていってくださったところは、
イタリアにあってイタリアではない、別の国でした。

前回に引きつづき、ロマーニャ在住のろざりゅうです。
サンマリノ共和国は、ロマーニャのすぐ近くにあって、
周囲をイタリアに囲まれているのですが、別の国。
面積わずか61平方キロメートルのミニ国家です。
サンマリノ共和国の歴史地区とティターノ山は、
ユネスコの世界遺産に登録されていて、
観光地としても有名です。
りありー?、気に入ってくれるかなあ?

ろざりゅうさんがこれから、後ろに見える山の上の街、
サンマリノ共和国に連れて行ってくれるって!

首都サンマリノ市の歴史地区に着きました。
ここはティターノ山のてっぺんにあるので坂道ばかり。
車もほとんど入れません。

まだナターレ(クリスマス)の飾り付けが残っていますね。
イタリアでは防犯のため、
こういう鉄格子が窓についていることが、よくあります。

リベルタ広場とサンマリノ政庁です。
街の中にある、数少ない平らで広い場所ですね。

さあ、がんばって階段をのぼって、
見晴らしのいい城砦へ行ってみましょう。
「ここ、のぼるのー?」と、りありー?は不満顔。

サンマリノ共和国の独立を支えた3つある城砦の1つ、
「Guaida(グァイダ)」に着きました。

あっ、大砲! すかさずまたがるりありー?ですが、
ほんとうは触っちゃダメなもの。
ワガママりありー?のために特別に許可をいただきました。

向こうに見えるのは、別の城砦「Cesta(チェスタ)」。
切り立った崖の上ぎりぎりに、
いったいどうやって城砦を築いたんでしょうねえ。

城壁の要所にある覗き穴(?)から外を眺めるりありー?。
石づくりの窓から見える丘と街並み。
この感じは、イタリアならではかもしれないですね。

この城砦のなかで一番高い塔に登ってみましょう。
急な階段だけど、りありー?、だいじょうぶ?

ふう、ちょっとひと休み。

さらにのぼります。
よいしょ、よいしょ。

着いた!
ここが塔の頂上です。

目の前にひろがるのは、ロマーニャの丘と海。
「何もない!」と怒っていたりありー?が、
すっかり時間をわすれて見入っています。

コレクター垂涎のサンマリノ共和国発行の切手を手に、
お満悦の表情のりありー?。
この切手は、サンマリノの貴重な収入資源になっています。

さいごの表情からすると、りありー?、
ロマーニャとサンマリノをたのしんだようですね。
ろざりゅうさん、2ヵ国をまたがってのご案内、
ありがとうございました!
次は、またイタリアにもどって旅をつづけます。
続報をお待ちください。