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| 日本人の思い。 あなたはどちらかといえば、モテますか？ |
ほぼにちわ！ さいとうりかです。 最後までおつきあい、ありがとうございます。 おかげさまで「日本人の思い」も 第50回を迎えることになりました。 今回を持ちまして、最終回とさせていただきます。 週に一回、50回といえば約一年です。 産まれた赤ん坊も歩き出すっちゅーねん。 毎週毎週、みなさんと向き合えて、 たいへん 濃い一年でした。 ほんとうに、ありがとうございました！！ さてさて、なにはともあれ結果発表です。 総回答数は、3,052。 結果を発表します！！
「強くありません！」 え、てことはイコール弱いの？ 日本人、弱いの！？ うーん。わたくし、国家機密を握ってしまったような 気持ちです。 外国の方に知られたら、こんな噂されてしまうかも。 「ニッポンジーン、チョーヨワーイ」 「ヨワヨワー。ヨワスギー」 むかっ。 あ、怒らなくてもいいですね。 わたくしー、のちほど紹介するみなさんのメールで、 「弱さ知る強さ」というものを 学んだばかりです。 落ち着いてまいりましょう。 さて、 この結果を「日本人の思いのものさし」でいうと、 「日本人は、かなり 強くありません」 うーん。 最終回だからでしょうか、 実は今回、メールを いつもよりたくさんいただいたのですが 内訳としては「わたしは強いです」という 内容のもののほうが多かったのです。 そのため、てっきり結果も、「強い」優勢かと 思っていました。 ニッポンジン、チョーイガイ。 イミワカンナイ。 さて、とにかく先へ進みましょう。 性別で見てみましょう。 ま、もちろん日本男児は、 強いはずですよね！
きゃあ。 日本男児、強くなーい。 ‥‥みなさん、正直に ありがとうございます。 次々行きましょう。年齢別です。
社会に出るお年ごろから、 強さがのびていますね！ それにしても、45〜49歳の男性‥‥。 どうしちゃったんでしょうか‥‥。 ま、そっとしておきますが！ では、次は、住んでいるところ別です。
「強いです」ベスト５は １位 海外 ２位 高知県 ３位 秋田県 ４位 福井県 ５位 沖縄県 「海外」の方が１位です。 やはり、環境の違うところで生活されていると、 強さを感じたり身に付けられたりすることが 多いのでしょうか。 高知‥‥秋田‥‥福井‥‥沖縄、は、 すみません、共通点が見当たらないのですが、 強いのですね！ なにかに困ったときのために覚えてきます！ 「強くありません」ベスト5は １位 佐賀県 ２位 長崎県 ３位 富山県 ４位 愛媛県 ５位 島根県 あららららー。 強いとかいう噂の、 「九州男児」の産地である 佐賀と長崎が１位２位を独占です。 まあ、毎回のことですが、 相対的に、つまりまわりと比べてという ことかもしれません.。 それにしても九州男児、いわんや日本男児が 「はい、強くなかろうもん」ですか。 はー。 おもしろい！ 率直なご意見、感謝いたします。 すっごく人間らしくて、鋤です！ いえそれは農具です。 好きです！！ では集計の最後は、投票時の、結果の予想です。
わー。総合的には、結果と大きく変わりませんが、 やはり強い方はみんなも強いと、 弱い方はみんなも弱いと 思っていらっしゃるのですね。 さて、メールをご紹介いたします。 今回はほんとうにたくさんのメールをいただきました。 ありがとうございます！ んで、多かったご意見は、 ‥‥冗談無しで行きましょう。 ・強いけれど、それは弱さの裏返し。 ・弱いけれど、強くあろうとしている。 です。 ああ。 みんな、がんばって生きているんだな。 みなさんのメールからそれが感じられて、 時に涙してしまったり、 ちょっと笑ってしまったりしながら、 読ませていただきました 。 そのため、 今回、メールの拝読と選定に とても時間がかかってしまいました。 掲載できなかったみなさん、ごめんなさい！ すべてのメールを、心の中で応援しながら、 何度も、読ませていただきました。 「自分の強さを考えることは、 ときどき必要かもしれない」 そんなことも思いました。 最終回にふさわしいテーマだったと 感じています。 ではどうぞ、お読みください。 ありがとうございました。 （総集編でお会いしましょう！）
●強いです、について 私が思春期だったその昔、 幼い私は、毎日のように 「強い人になりたい」と思っていました。 向かっていくのは強さの一つ。優しさも強さの一つ。 誰かを許せるのも強さの一つ。 「強い」ということは、 私の憧れの要素の全てを持っていたのです。 ですが、社会人となってはや数年。 今の私は、愚痴も言うし、人を羨むことばかりだし、 足踏みもしょっちゅうしてるし、後悔だらけだし。 あの頃の私が見たら、 「強い人」とはまったく正反対な所にいます。 それはおおいに反省すべき点なのですが、 それでも、「一生懸命生きてきたよなー」と 苦笑交じりに思えるのは、 一人では、想像もできなかった色んな種類の「強さ」を、 たくさんの人に教えてもらってきたからだと思うのです。 （りか・石川県） 私は「強い」に投票をしました。 と言っても、何かあれば普通に落ち込むし、 くだらない悩みは尽きません。 でも、弱い自分である事に私のプライドが許さなくて、 もっともっと強くなりたいとずっと思ってきました。 昔よりは強くなったとは思いますが、 結局、強くなった所で、 腹が立つことも、悲しくなることも尽きないんですよね。 いくら強くなっても、そういうことからは逃げられない。 だけど、強くなろうと思う自分を 辞めようとは思いません。 何故なら、自分が強くなることで、 誰かを助けることが出来るのが判ったから。 ほんの少しだけですけどね。 ヘルプを出せた時、 「そうそう。この為に強くなりたかったんだよな」って ちょっと嬉しく思うのです。 強くあろうと思っている人間が、 強くないはずがないと信じていたいと思います。 私は強くありたいです。 （東京都・女性・27歳） 昔、幼い頃兄がいじめられて、 私が棒を振って追い返したので 親達の語り草になりました。 戦争では孤児になりましたが、 私より幼い戦災孤児を心配して、 薄給から孤児院に毎月１冊、夢のある本を送り、 自分を悲しむより人のことまで考えて、 今思うと強い人間らしい。 喧嘩は下手で弱いけれど 心ではあんな馬鹿と争っても仕方が無いと思ったりして やっぱり強かったと思います。 絵が好きで下手でも好い絵を描いている積もりで 若い人達に負けて無いと思い込む強さで、 お稽古に励んでおります。 お仲間は優しく楽しいので幸せに感じます。 強いから強く生きるのが好きなのだと思います。 残り少ない人生も楽しむ強さで終りたいと思います。 （米山まさこ・神奈川県座間市） 私は、強いです。‥‥たぶん、きっと。 じゃんけんは五分五分だし、 うでっぷしはそんなすごくないし、 小心者で意見も弱い私の 何が「自称」強いかというと「こころ」です。 悔しいことがあっても、打ちのめされそうになっても、 ぐっと唇噛み締めて堪えてます。 そんなときこそ、笑顔が大事だ！ と肝に銘じております。 逃げ出したくなるようなときがあっても、 過ぎてしまえばいつだって、 「逃げなくてよかった」と思える。 そのことに気付いてから わたしのこころは強くなれた気がします。 （小童・大分県・16歳） 私は「強い」に投票しました。 本当はものすごく弱いです。むちゃくちゃ弱いです。 万事に臆病だし、精神的にもすっごく脆いし、 単純に考えれば済むことを難しく思い悩んで しょっちゅう立ち往生して泣いているし、 常に虚勢ばっか張っています。 でも、どんなに辛い目に遭っても 死ぬほど苦しい思いをしても 乗り越えられなかったことはいちどもありません。 そりゃあ簡単にはいかないけど、 乗り越えるまでに5年や10年かかることも 山ほどあったし、今もその渦中にいるけど、 必ず越えられる力が私にはあります。 と、思ってます。 いつも言いくるめられてばっかりだし、 いつも謝ってばっかりだし、 いつもいつも泣いてばっかりだけど、 それでも私はやっぱり強いです。 でも、できればもうちょっと強くなりたいです。 （缶・東京都・女性・26歳） ボクは強いです！ 部活でアメフトをやっているんですが、 その中でもあの特に印象が悪い 頭からごつごつぶつかってる人をやってます。 アレ分かると思いますが、相撲みたいなもんなんです。 やっぱ体がでっかい人が有利なんです。 僕はサイズだけ見ると二周りくらい小さいんですけど、 でも強いんです。 そう思い込まなきゃ、勝てると思わなかったら 絶対勝てないと言うのが僕の持論です。 よく思い込みといわれるけど、それも行き過ぎて 自分に絶対的な自信だけはついちゃいました。 なんか勘違い野郎みたいですけど俺はほんとに強いです。 （Ｔ） 私は自分が弱いことを知っているので、 「強い」と言えると思います。 若干25歳ですが、精神的に死にそうなところから じっくりじわじわ這い上がった過去があるので あそこまで落ちてもなんとかなる、ということを 経験として知りました。 私はとことん弱いのです。だから強いのです。 もっと世界に飛び出して、自分の弱さを体感したら もっと強くなれるのではないかな。 しなやかな強さが欲しいです。 （東京都・女性・25歳） 「私は強い」に投票しました。 20年前だったら間違いなく「私は強くなかった」です。 でも「艱難辛苦なんじを玉とす」という言葉もある通り、 いろんな出来事があり、いろんな出会いと別れがあり、 いろんな衝突、どんなことをしてもいやされないと 思っていた心の傷も増え、‥‥そしていつしか たいがいのことには「泣かないで済む」強さを 身に付けたのでした。 多分私の心にはあきれるほどたくさんの傷が かさぶたとなって盛り上がっていることでしょう。 その傷の一つ一つが私を強くしたのです。 「強情なやつ」とか 「こたえてない」とか言われるけど、 それは私に必要だったから。 でももっと強くなりたい。それはいつも思っています。 （おかあやん・千葉県・45歳） わたしは強いです。 力の強さでは、男の人にかなわないけど、 なにがあっても動じないという点では強いです。 家族中で複雑な人がいたため、 夜中に家を飛び出さなければいけない日もあり その時に取り残された家族のため、 夜中こっそり窓から忍び込んだこともあったり、 刃物を向けられた家族の前に立ちふさがったりしました。 お陰でたいていの事では動じない強い女になりました。 よく、無事に生きてこれたなぁって思います。 そんなわたしでも彼の前では、 かなり弱いですが‥‥。（笑） （ぽん・女性） 強いと自覚したことはないですが、 この年で一人で生きているということは 相対的に考えると強いのかな、と‥‥。 同性にはよくカッコイイと言われ憧れられますが、 男性にはちっともモテません。 男性からは隙がないと言われます。 本当は弱いのよ、と言いたいところだけど 自分でも「そうか〜？」と思うところがあって‥‥。 日本人て、鋼のような強さはないけれど、 妙にシブトイというか粘着力があるというか、 そういう意味で強い民族なんじゃないかなぁなんて 思ったりします。 でも私、実は弱い女なんです！！ こんな私に愛の手を！！ （Kermit・東京都・女性・30代） 「私は強いです」に投票しました。 生まれてこの方、「強いねぇ」と言われたことは 何度もありますが、 「弱いねぇ」と言われたことは一度もありません。 勝負とかではなく、精神的にです。 特にこれといって目立ったエピソードもないのですが、 あえて言うなら、悲しいことに男受けは悪いです。 特に私の出身地である九州は、 「九州男児」という言葉があるくらい、 男の人は上に立ちたがる性質なのですが、 実はそれを支えているのは強い女性だったりするんです。 でも、そんな女性にもどこかしら弱い部分があって 男性に好かれるのですが、私にはそんな部分がなく、 （というか誰も気づかない）あまり女性扱いされません。 そんな状況に嫌気が差して、以前友達数人と食事中に 「弱くなりたい…。」とつぶやいたところ、 大爆笑されました。 弱くなる方法もわからないので、 これからも強く生きていこうと思います。 （今は大阪府・女性・25歳） 自他ともに認める強い人、です。 人に言われる場合、 「強いね」＝「鈍感、無神経」 という意味だとは分かってます。 でも、人の繊細な面に気づかないフリをする 優しさもあると思うのです。 友達や後輩に安心して傍にいて欲しいから、 私は、強い人でありたいのです。 （ジャイ子・東京都・女性・22歳） 自分でも驚くくらい強いです。 子供は今では後遺症もなく とっても元気に過ごしていますが、 今から10年程前三人兄弟の1番下が病気になりました。 病気はどんどん悪くなり、救命救急室に1週間。 それから小児病棟に３ヶ月入院（そのうち２回手術）、 その間午前中は普通に家事をこなし夕食まで作り、 午後は病院にという生活を３ヶ月過ごしました。 今までにないくらい悲しいし、忙しい毎日だったのですが 私は その間１キロも痩せませんでした。 主人は５キロゲッソリ痩せ、見るからにどっか悪い？ って感じでした。 それまではなんでも人に頼っている私でしたが あれ以来私は強い！何事にも頑張れる！って 自分の励みにもなっています。 年を重ねるごとにますますパワーアップしてるようで 主人は怖がってます。 （普通の主婦・千葉県・40代） 迷わず「わたしは強いです」に 一票入れました。 幼稚園・小・中・高・大学と歩み、会社に入りましたが、 ずっと身体が弱い、スポーツが苦手、勉強がキライ、 いじめられっ子で女の子にもてない‥‥。 などのコンプレックスを背負い続けました。 それまでの自分なら間違いなく 「わたしは強くありません」でした。 しかしある日、なにもかもが嫌になり 会社を辞め、バイトもせず、自分を売り込み、 どこの組織に属さずひとりで仕事をするという、 たぶん多少強くないと生きていけない環境に 身を投じてしまいました。 以前の自分とは本質的には 何も変わってないかもしれませんが、 あえて逃げ場のないところに自分を追い込んだせいか、 開き直り、あまり細かいことを気にしなくなりました。 両方を経験してわかりましたが、会社に勤めるのも 独立自営するのも、どっちもたいへんです。 どうせたいへんなら好きなことをしたいと思います。 （Cane・東京都・男性・43歳） 強いです、私たぶん。 かつて私は母親に「ヘナヘナ虫」とあだ名されるほど ヘナヘナした人間でした。しかし社会にもまれたり 人生経験を積むにつれて、望むと望まざるに関わらず 気も強くなり、精神的にもタフになって参りました。 それに去年からサーフィンを初めまして、 肉体的にも精神的にもさらに強くなりつつある自分を 感じております。 海ではとても恐い思いをたくさんしますが、 波に乗る一瞬に恐怖と戦って自分に気合いを入れるという 作業（？）は仕事や日々の生活にも 役立つような気がします。 危機が襲ってきた時に 「私はこの瞬間、自分に負けないのだ！」 みたいな“踏ん張り”が少しづつですが 身についてきているように思います。 大人になってから新しいことを始めるのは なかなか良いものですね。 （兼業主婦・千葉県・30歳） 「私は強い」にしました。 本当は、弱い気がします。 今年は年初から本当にいろいろなことがありました。 その末に春に独身に戻り、戻るまでの決断の早さ、 結局自分が決めた最後の結論、その後の行動、 今に至るまでのほとんど毎日変わる心境、 それでも、こうしてもう夏になるという７月に、 なんとか生きていて、休み休みでも、息絶え絶えでも、 前にしか進めないということを悟っているこの頃、 自分の中の、今までみえなかったコアなところの 強さを感じています。 弱い弱いと言っていると、本当にその言葉に 酔っぱらってしまって、弱くなって 家から一歩も出れなくなってしまいそうな今は、 あえて、「自分は強い」と言い切ってしまおうと思います。 （わがし・神奈川県・35歳） 直感で答えようと思いましたが、 つい考え込んでしまいました。 私は強いです。母親やってれば強くならざるを得ません。 職場でも「お前の良いところは打たれ強いところだ」 「雑草みたいなやつだ」 （もちろんほめ言葉と私は受け取りました）と、 ずっと言われてきましたし、 「もうだめだ」と思うことはまずありません。 しかしその反面、私は弱いです。 自分のこころの弱さで、 たくさんのひとを傷つけてきました。 自分自身にも、ちょっと甘いです‥‥。 でも、私は、「強いです」！！ 超楽天主義で、超現実主義ですから。 くよくよする間に、一歩踏み出す方法を考えてます。 泣いてる暇なんかないですよお！！ なんてね。 （なら・はるみ・青森市） 「精神的に強いです」に一票。 主人がうつ病になって7年。 家計も苦しくなってきましたが、小学生と中学生を育て、 パートで生活費を稼いで、自分の時間も確保して 友達と会い、毎日元気に過ごしています。 自分は強いんだって思い込んでいないと、 色々な事に負けてしまいそうだから、 私は「強いです！」 （静岡県・女性・40歳） 「私は強いです」に投票しました。 昔から周りに「強いよねえ！」と言われ続けてきました。 以前は、そんなことないのになあ、 私だって弱いこともあるのに、 とわかってもらえない寂しさを感じていました。 でも最近思うのは、「強さ」というのは、 落ち込むことは人間ですから あるのは当たり前なんだけれども、 感情に流されないように、人のせいにしないようにし、 前向きに現実的に対処していこうという姿勢が あることなのかなあと。 そういう意味では、私もただの「気が強い人」から 「芯の強い人」に成長してきたのかもと 思うようになりました。 それと、アメリカでセラピストをしていますが、 低所得者層のクライアントと接していると 人間は強いなあと感心することが多いです。 虐待を受けたり、親から捨てられたり、 ドラッグにはまったりと、 どん底の人生を送っている人たちが、 いろいろな回り道をしながらも、 前向きにちょっとずつ前進していくのを見ていると、 たくましいなあ、私だったら、そこまで落ちたら 這い上がることすら考えられないかもしれないと 思ったりするのです。 （アメリカ在住暦８年・女性・42歳） あたしは強いです。愛する人がいるから。 普段は、女性ですから、守ってもらいたいって思うけど、 いざとなったら、いつでも、いくらでも 旦那様の盾になって絶対に守ってやる！ って、思っています。 いざとなったときに弱いのは男性の方だと思います。 自分一人だと、あんまり強くはないけど、 守りたい人がいるなら、 いくらだって、強くなれると信じています。 （ぽちたりあん＠新妻・新潟県・27歳） ほんっとに強いです。超合金です。 いじめられても学校を一日も休みませんでした。 つらい失恋をしても次の日には笑えました。 上司に罵倒されても恨み言ひとつ言いませんでした。 でも同僚たちに「おまえはほんとに強い」 と言われているとき、上司が発した 「いや、こいつはほんとは弱いんだよ」 という言葉には、少しホロリと来てしまいました。 …しかし私はほんとに強いので、心の中で （いや、嬉しいけど私、ほんとに強いよ） と思ってました。 （ef・神奈川県・女性・27歳） 私は、強いですに１票。 幼い頃の事故で腕に傷が残っています。 よくいじめられました。 大人になってからも心無い人の言葉に 傷ついたこともあります。 今は、この傷が私の強さの根っこを 作ってくれたと感じています。 常に他者の気持ちを考えられる一人になれた、 強さを知ることができたからです。 いっぱい泣いて、弱者側になって （プラス世の中を知って）強くなったと思います。 がんばってきたし、周囲がそういう自分を 作ってくれたと感謝もしています。 （ブー・東京都・女性・36歳） ●強くありません、 について 些細なことでめそめそと悩むし、 自分で決めたことを完遂できない事が多いので 自分では「なんて弱いんだ」と思っているのですが、 上司や友人からは 「○○（私）は強いねえ」と言われます。 思うに、競争相手や見ている人がいると 私は強くなるようです。 でもこれって単なる見栄っ張りなだけで、 ほんとの「強さ」じゃないなーと思っています。 自分に誇れるような強さが欲しい。 （夏おでん・東京都・女性・32歳） 強いかと言われれば強くないです。 先輩が強い、弱い、にこだわる人なので、 なんかどっちでもよくなってしまいました。 そんな価値基準で生きてないし、 弱さというツールの使い勝手のよさを知ってしまうと、 いかんせん‥‥。 強がりを言って、弱さを隠そうとする、 いじらしさってかわいらしいですよね、 たまに憎たらしくなりますけど。 （茨城県・男性・28歳） 「強くありません」に投票しました。 胃腸は弱いし肩こりや頭痛はひどいし、 めまいやたちくらみはするし、 血圧が低いせいか、午前中は頭が稼動しないし 人ごみやアウトドアが苦手だし‥‥。 おまけにストレスも満載です。 医者にもずっとお世話になりっぱなしです。 でも反射神経だけはいいようで、 落ちそうなものをぱっと受け止めたりできます。 それは強いこととは関係ないですね。 （女性・30代半ば） 弱いんです、本当に。 弱すぎて「よく吠える」んです。犬と一緒です。 よく吠えるから強く見られちゃうんですけどね。 寡黙でクールな感じの方に憧れちゃうんですけど、 自分もなりたいんですけど 三十○年たっても無理みたいですね。 （女性・30歳以上） 私は「強くない」と自分に一票入れましたが これは「柳に雪折れなし」の強くなさです。 生まれた時から障害があって、 中学生以降お医者さんと「痛み」で縁が切れません。 ある程度の治療が終わっても痛みが変わらないと 「障害がありますからねえ」で終わり、なんですね。 で、痛い、辛い、死にたいとなるわけで‥‥。 でもそれで25年ぐらい生きてますからね。 案外地球最後の日でも生きてるかも。 （みかこ・大阪府・女性・39歳） よく強いと見られがちなのですが、 実は弱いです。 上司にお小言を言われた日の お昼ご飯と夕食は喉を通りません。 翌日も朝の挨拶からビクついております。 でも表面的には平気を装ってしまうので、 「悩みなさそうだよね」とか言われて 心外です。日々悩んでるっちゅうの。 悩みの無い人間なんていないっちゅうの。 入社から十数年、誤った自分キャラを 確立してきてしまったので、 最近転職を考えていたりします。 でも新しい職場に行くってプレッシャーに 耐えられそうにありません。 転職すらできない弱い女なのです。 （北海道・女性・30代） まるでガラス細工のように 弱くもろい私‥‥ぇへ。 たぶん私は「強い」と思われているかもしれません。 しかしそれは世をしのぶ仮の姿で真実は とっても弱いんです〜。 臆病で緊張しぃで見栄っ張りで甘え下手、 それを悟られたくなくて強がっています。 弱いほんとの自分は父譲りで それを隠して強がるところは母譲りです。 今の私達夫婦そのものです。 うまくできてます。 （magu４８・主婦・鹿児島県・48歳） 「強く」なければいけないのですが、 本当は弱いんです、身も心も‥‥。 夫に対して、もっと自分の意見をバシッと言わなければ。 常々そう思ってはいるのですが、 なぜか15年たった今も遠慮してます。 本当は自分の両親の面倒を、もっと見てあげたいのに、 遠いし仕事を休みたくないから、と言い訳して サラッと受け流す。 誕生石のルビーの指輪が欲しいのに、 「つけていく所ないし家事の邪魔だし」とこれまた弱腰に。 あ〜あ、もっと強気で思うことが言えたら、 ずい分と違った人生を歩んでいただろうに （今より良いか悪いかは別だけど）。 強くなることを目標にする毎日です。 だけど、損得だけで考えてはダメですよね。 （こば・島根県・女性・40代） アメリカで、音楽の勉強をしています。 改めて音楽のよさを再確認できたり、 感動することもあって充実していますが、 自分の演奏の後に、クラスメイトにバチっと決められると 自信がなくなって、次に人前で演奏するのが 怖くなる時があります。弱いな〜。 （ギター小僧・海外・男性・ハタチ） 私は強くありません。 とげを指に刺し、母が針でとってくれようとしたとき、 その針先をみて気絶しました。 高校三年のときです。あきれた母が外科で取れと、 妹を付き添いにつけてくれました。 軍医あがりの先生はあっはっはと笑い、 いきなり麻酔もせずメスで切りとってくれました。 「昔の兵隊は麻酔なしで、足でも腕でもきったぞう」 といいながら。 血を見ると気を失うので、子どもが怪我をしたときは 夫が対応してくれました。 私は気を失わないように何かにつかまって 自分を支えるので精一杯でした。 三人の子が無事成人したことには、本当に夫に感謝です。 （主婦・北海道函館市・57歳） 小さい子どものころは 大きくなったら男になる！ と言いまくっていました。 社会的な女の立場の弱さと選択肢の狭さを 息苦しく感じていたものと思われます。 親元から自立できたのが遅かったので、 20代後半からはとくに強くなりたい！ (せめて精神的に、それと自分を支える程度に経済的に） というのがしばらく自分のテーマでした。 挫折や失敗の多い愚か者なので、 そういう気合が必要でした。 今はあまりそういうことを考えなくなりましたが、 どちらかといえば「弱い」です。 しかしその弱さを生きていこうと思っています。 （きよ吉・女性） 強くありません。 すぐ、泣いちゃうからです。 怒られてうるうる。不安になってぽろっと。 彼氏と喧嘩でどわーっと。涙がでます。 （mina・岐阜県・22歳） 私は強くないです。 周囲には強いと見られがちですが 実はかなり無理をして強い自分を見せているので 本当は全然強くないのです。 無理をしているしわ寄せは必ずやってくるし そんな時でもお酒の力を借りないと 辛さを放出できない弱い人間です。 でも強く生きようと頑張っていたら、いつか強くなれる！ そう信じて毎日生きているのです。 何年か後に同じ質問をされたとき、 「強い人間です！」って答えられればいいなあ。 （バタカップ・岡山県） 18歳から始まった アメリカでの留学生活がそろそろ終盤にかかっています。 私は強くない、の方に入れました。 留学するような人は皆、意思が強くて、根性あって、 夢がある人みたいに思われてて、いつもとまどいます。 私は強くなくて不満ばっかりの自分が嫌で留学しました。 周りの人みたいに、将来の具体的な目標が あるわけではありません。 ４年もいるのに知らないことも多いし、 自分の根性のなさにほとほと呆れることもありますが、 それでもなんとかここまでやってきたって感じです。 毎年、毎学期、毎月、毎週、毎日、逃げたい自分に 踏ん張りたい自分がかろうじて勝ってます。 以前はまだまだそんな自分なんて‥‥、 って思うことも多かったのですが、最近は やっとそれも自分だと思えるようになりました。 人と比べることの無い自分自身。 そんな風に思えるようになった自分は強くなったかな、 とも思いますが、まだまだ頑張ろう、 まだ自分には伸び代があるんだ、という意味で 強くない、の方に投票させて頂きました。 （22歳・女性） 僕は、本当に弱いです。 力持ちではないし、涙もろいし、 スポーツでもあまり活躍するほうではないし、 奥手だし。 とにかく、いろいろな意味で僕は弱いです。 （ラー・カイラム・神奈川県・男性・10代） 強くないです。弱いです。 弱いところを見せてはいけない、と思って ずっと強いふりをしていたのですが、 わかる人にはわかるんですね。 どんなに強がってても、ばれてしまいます。 泣かないようにこらえているときに頭をなでられると 一気に涙が溢れて泣きついてしまいます。 弱いところを見せるのは、かっこわるいとか 卑怯な気がしていたのですが、 弱い自分を受け止めてくれる人がいるなら 弱くてもいいかなぁと思います。 （にこるそん・愛知県・女性・22歳） 私は強くありません。 今年の２月に初出産を経験するまで、 「結構、強いんじゃないか。」 と漠然と思っていたのですが、 普通は「母は強し。」のはずなのに、 出産を経験した途端、もう、 めっちゃめちゃ弱くなりました。 大して難産でもなく、 出産の痛み自体は忘れてしまったのに、 恐怖心だけが残ってしまい、 とにかく痛い思いをするのが嫌なんです！！！ 「私、こんなに弱虫だっけ？」っていうくらいに、 痛いのが怖くて怖くて仕方がありません。 二人目を産みたい気持ちはありますが、 もう、考えるだけで倒れてしまいそうです。 （もこ・鹿児島県・28歳） 数年前から東京で気ままな一人暮らし。 「いつも元気だね」「一人でも楽しそう」 「疲れてるの見た事がない」と、周りに言われます。 でも、「強いですか？」と聞かれたら 「弱いです‥‥」と小声になっちゃいます。 弱いところを見せれる人がいなくて‥‥。 （みち・東京都・女性・30歳） 「強くありません」に投票しました。 わたしが卒業した高校は、恩田陸さんが書いた小説、 「夜のピクニック」のモデルとなった高校です。 毎年10月に、２日をかけて約８０kmを歩く、 という行事がある高校です。 しかも、１日目の朝９時から、 次の日の深夜１時近くまで歩いて、３時間寝るだけで またその日の朝６時から走る、ということもある、 過酷な行事でした‥‥。 この行事、２日目は走る人が大半なのですが、 わたしは走ったことがないんです。 理由は、「体力がないから！」 しかも、「睡眠不足に弱い」(泣) この行事を通して、「わたしは強くない」ということを 思い知らされました‥‥。 （東京都・もうすぐ19歳・女性） 私は、周りの人には「強い人」と 思われているタイプだと思います。 自分の意見ははっきり言う方だし、 誰かと馴れ合いでいるぐらいなら 一人でいるほうがすきだし、事実そう公言しているし。 でも‥‥。本当は人一倍、 誰かに嫌われるのを恐れているだけなんですよね。 嫌われたくないからつい距離をおいてしまう。 フラれるのが怖いから誰かとお付き合いするのに 躊躇してしまう。 物事が変わっていくことには、すごい抵抗感を覚えます。 それが環境であっても、人との関係であっても。 「強い人」のからをかぶって 弱い自分をカムフラージュしているのかもしれません。 強い人のフリもずいぶんうまくなったけど、 でもやっぱり私は弱い人なんだと思います。 （ぐう・岩手県・28歳）
これまで、ありがとうございました！ またいっしょに楽しいことをしましょう。 |
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2005-07-15-FRI
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