そろそろ窓の外が暗くなってきました。
もうじきみうらさんの服装が
変わるときがやってくると思います。




僕の服装が変わった日、
つまり収録日が変わったときに
感想のメールをくれた方に
カエルのTシャツをプレゼント、というのはどう?





いいですね!
では、この次にみうらさんの服装が変わった更新日の
24:00までに感想をくださった方のなかから
抽選で3名様に
「飛び出しカエルTシャツ(ビニールバッグ入り)」
をプレゼントします。
TシャツのサイズはMのみです。
いつがその日かはわかりません。
みなさん、覚えておいてくださいね。
ほんとに、覚えておいてくださいね。
さて、本題にまいりまして、
ハマーフィルムというのは、
イギリスの映画製作のプロダクションだそうです。




僕の生まれた年1958年に
「吸血鬼ドラキュラ」という映画が製作されたんです。
クリストファー・リーという方の主演でね。
その方は「スター・ウォーズ」や
最近では「ロード・オブ・ザ・リング」にも
出演されたりしていますけれども、
その映画がとーっても、おもしろくて。




生まれた年に公開、ということですから、
みうらさんは
映画館ではごらんになっていないわけですよね?




ええ、はじめて観たのはテレビでした。
夏休みの夜中に、関西では
必ずハマーフィルムを放映する、
という風習がございましてね。
ハマーフィルムのつくる映画には、
ミイラ男とか、フランケンシュタインとか、
いろんなシリーズがあるんですけれども。




すごいラインナップですね。




そん中でも、特に僕はドラキュラが好きでね。
ハマーフィルムといえば、
家族3人でテレビを観た、あの夏の夜を思い出すんです。




本日の動画をごらんになれば
みなさんおわかりになると思いますが、
みうらさんが、そこで得たものは、大きかったのですね。




ええ、小学生のころから
クリストファー・リーがメッセージを
送ってくれていたんですね。
ここ! ここ! と。






ここだぞ、と。
えーーっと、
ここまでみうらさんの「恩返し」のお話を
伺ってきまして、
ひとつ、わかったことがあります。




なんでしょう。




男の子の成長にとりまして、
こういう類いのお話は
欠かせないものなんですね。
みうらさんの「恩返し」の中で
ここまでを振り返ってみても、
エロネタがわりとありますね。
わりと、多いですよね。




多いですね。
多すぎるね。





そして、読者のみなさんは
もうお気づきかもしれないのですが、
この「恩返し」は、
みうらさんがその「もの」や「人」に
出会われた時期を、古い順に並べて
お伝えしております。
この「ハマーフィルム」で、「少年期」は終わり。
明日からは、青年篇に突入でございますが、
欲求が具体性を帯びまして
漠然とした「エロ」がみごと「モテ」への欲求に
変化していきます。
みなさん、どうぞお楽しみに。
みうらさんの、11個めの恩返しでした。



ハマーフィルムの作品は現在、DVDで
たのしむことができます。



写真のDVDは「バンパイア・ラヴァーズ」。
クリストファー・リー(右の男性)
出演3作品を集めたDVDもあります。
販売元:エスピーオー


ハマーフィルム
1935年に設立された、イギリス映画界の
個性派プロダクション。
歴史的名作ホラー作品を数多く生み出す。


クリストファー・リー
俳優。「ハマーフィルムの顔」的存在。
「スター・ウォーズ」シリーズや「ロード・オブ・ザ・リング」などにも出演。
「吸血鬼ドラキュラ」を皮切りに、怪奇映画の一時代を築き上げた。
007シリーズ原作者のイアン・フレミングの「いとこ」らしい。


ドラキュラ
人間の血を吸って生きる、吸血鬼。バンパイア。
フランケンシュタイン、狼男と並んで君臨する、
ホラー界のモンスター・ヒーロー。
原作はアイルランドの作家、
ブラム・ストーカー著『吸血鬼ドラキュラ』。
ドラキュラ=吸血鬼、という意味ではなく、
もともとはドラキュラ伯爵という男性の名前。
ニンニクと太陽に弱い。
ゆえに、昼は寝て夜目覚め、人血を求めてさまよう。

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2005-06-09 THU
(c) Hobo Nikkan Itoi Shinbun 2005