これ(収録)、終わらないね。
ぜったい今日も終わらないね。






ええ、終わりませんね。
「恩返し47個」は無理なんでしょうか。
次はええっと、浅間山荘事件ですね。




じゃ、コンパクトに行きましょう。
「浅間山荘事件に恩返し」というのも、
変な話なんですけれどもね、
警察が突入する日は、
テレビに四六時中浅間山荘が映し出されていて、
日本中がくぎづけになったんです。




突入当日は、
10時間以上に及ぶ生中継だったんですね。




すごいことですよ。
犯人が籠城しているあいだ、
警察がいろんな作戦をくり広げるんですが、
最終的に何をするのかと思ったら、
でっかい鉄球で山荘を
ボワァーン!ボワァーン!
と崩すんですよ。



びっくりしましたね。
動画でも言いましたが、
いま、事務所のベランダに群がる鳩を
退治する自分に、それが憑依しています。




バーン、バーンと。







バァーン、バァーンと。
これは何かルーツが、と思ったら。





浅間山荘であった、と。




最終的に、人質だった泰子さんが解放されて
犯人がつかまるわけです。





そこで観た、犯人の格好が。




そらもう、また、びっくりしました。
毛皮のコートでしたからね。




この「じゅんの恩返し」は
収録日が変わる、つまり、もうそろそろ
みうらさんの洋服が変わることになりそうですね。
次回にみうらさんの洋服が変わった更新日に
このページへ感想メールをくださった方のなかから
抽選で3名さまに、みうらさんの
TENGU&ハニー 香立」を
勝手にプレゼントいたします。
(次の洋服の切れ目は、ここだけの話、
とてもわかりにくい演出となっております)
浅間山荘事件、三島由紀夫割腹事件など、
この時期の日本のテレビは、ショッキングな事件を
次々と駆け抜けることになりました。
みうらさんの、17個めの恩返しでした。





大きな鉄球は、山荘の壁にぶち抜くと同時に、
「どこから持ってきたんだ、この鉄球?!」
「ほえー!!!」と、日本国民の度肝をもぶち抜いた。


浅間山荘事件(あさまさんそうじけん)
1972年、軽井沢にある「浅間山荘」で、
連合赤軍が管理人を人質に10日間に及んでたてこもった事件。
最後に、警察が浅間山荘に強行突入し、警察官2人が殉職。
突入の様子はテレビで生中継され、
その日の最高視聴率は89.7%に達した。
国民のほとんどテレビを観ているという空前の出来事だった。



鳥。
ハト目ハト科。
おもに集団で行動する。平和の象徴。
クルックー、または、ポーポー・ポッポーとリズミカルに鳴く。
本来の生息地であった岸壁に似ているからか、
マンションのベランダに集まる傾向があるという。
人間は幼少期から、追い回したり糞害に憤慨したりエサをむやみにやったりと、
一生を通じていろいろお世話になる鳥です。

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2005-06-17 FRI
(c) Hobo Nikkan Itoi Shinbun 2005