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ええと、どこから話しましょうかねぇ。
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知らない人もいるでしょうし。
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あー、そもそも、
「オンリーでロンリー!」とはなんぞや、と。
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そうそう。
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じゃ、そこからいきましょう。
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「オンリーでロンリー!」って、なんですか?
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‥‥え? ぼくが説明?
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よろしくお願いします。
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わかりました。
‥‥えー、これは、遊びです。
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はい。
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いわゆる、ひとつの、ゲームです。
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そう、そう。
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もともとは糸井重里が教えてくれたことです。
‥‥よね?
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はい、そうでした。
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で、さて、どんなゲームなのか。
ルールを説明しましょう。
参加者は、数を選びます。
ひとつの数字を選びます。
で、いちばん小さい数を選んだ人が勝ち。
でも、ほかの人とダブったらダメ。
そして‥‥
‥‥あれ? これだけ?
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うん。
そうなんだけど、
このルールについては、会話じゃなくて、
まとめてきちんと書いておいたほうがいいかもね。
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あ、そーですね。
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参加者は、1~9999の中から、
数字をひとつだけ、選びます。
もっとも小さい数字を選んだ人が勝者です。
じゃあ、「1」を選べば勝ちじゃないかって?
それじゃ遊びになりません。
つぎのルールをお読みください。
ほかの人が、その数字を選んでいたら、アウトです。
つまり、「その数字を選んだのがたったひとりだけ」
という条件のもとで、
もっとも小さい数字を選んだ人が勝ちです。
応募のチャンスは、ひとり1回かぎり。
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こんな感じですかね。
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はい、はい。
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ま、はじめての人はね、
「ふーん」っていう感じかもしれませんけど。
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ところが、これが、おもしろい。
やれば、やるほど、おもしろい。
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そうそうそう。
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1回目よりも、2回目が、
2回目よりも、3回目のほうが断然おもしろい。
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そう、ほんとに。
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人が選ばないような数を選ぶべきなんですけど、
数字が小さくなればなるほど、
人が選ぶ確率が高くなるんですよね。
だから、ほどよい数字を、
推理して選ばなきゃいけない。
この、ジレンマ。
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けど、意外に、小さな数を
「みんな選ぶだろう」とみんなが敬遠して、
結果的に誰も選ばなかったりして。
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読みに読んでも勝てるとは限らないし、
なにも考えずに選んだ人が
勝っちゃったりするし。
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そうそう、そのパターン、多い。
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そうですね。というのも、
この「オンリーでロンリー!」という遊び、
我々、「ほぼ日」の身内の集まりがあったときに、
「ビンゴがわり」みたいな感じで、
しょっちゅうやってるんです。
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うん。こんな感じ。
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▲オンリーで! |
▲ロンリー! |
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ああ、たのしそうですね。
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このように、毎回、
山下さんが司会を担当してます。
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これはね、もう、司会をしていて、
こーんなにたのしいことはないです。
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つまり、その、
「当たり」の数字を発表するときが。
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▲優勝者は誰かを司会者も知らないまま進めます |
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そう!
みんなの「思わく」がおもしろい!
本気で当てにきてますから、全員。
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そうだね、本気。
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いちばん大きな数字から発表していくんですけどね。
「オンリーでロンリー」な数字を選んだ人を、
「暫定チャンピオン」として呼び出すんですよ。
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そうそうそう(笑)。
「いまはとりあえず、あなたがチャンピオンです!」
と前に引っぱり出してね。
で、どんどん数字を下げていって、
「オンリーでロンリー」な数字が出たら、
「暫定チャンピオン」が交代する。
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▲チャンピオンが交代していきます |
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盛り上がるんですよねー。
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盛り上がる。
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そんなたのしい遊びを、
ぼくらだけでやっているのはもったいない!
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うん。
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というわけで、このたび、
じつに5年振りくらいになりますが、
「ほぼ日」でやってみたいと思います、
「オンリーでロンリー!」。
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やりましょう、やりましょうー。
‥‥で、今回は、発表のしかたが、
ちょっと変わってますよね。
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そうなんです。
ここは、ぼくが提案させていただきました。
みなさまのエントリーを締め切ったあと、
「オンリーでロンリー」な数字の発表は、
ぜひ、だらだらとしゃべりながらやりたい!
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ははははは、こんなふうに。
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そう! まさしくこんなふうに!
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なんでまたそんなことを。
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よくぞ訊いてくださいました。
あのね、
「ほぼ日」でこの遊びの司会を担当しているとき、
じつは、ちょっと不満なんです。
ほんとは、もっとね、ひとつひとつの数字で
立ち止まりながら発表していきたいの。
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▲なぜ、19を選んだの? |
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ああ。
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どうしてこの数字に人が集まったんだろう、とか。
ここは多いのに、なんでここは少ないんだ、とか。
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どうして糸井重里はいつも
このゲームに勝てないんだ、とか。
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ふはははははは!
それはまた別のおもしろさです。
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あの人、いろいろウンチクを語る割りに、
いっつも、かならず、
人がたっくさんいる数字を選ぶんだよね。
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「ミスター・ボリュームゾーン」と呼ばれてます。
毎回、ものすごく推理して選ぶのに、
毎回、いちばん多い数字なんです。
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あれは、逆にもう、お見事。
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‥‥と、いうようなことを、
だらだらとしゃべりながら、発表していきたい。
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ああ、なるほど。
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そんなわけで、今週の金曜日に発表するんですが、
なんと、ラジオ風の生放送でお届けします!
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大丈夫かなあ(笑)。
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夜の10時から、だらだらとやります。
あの、素人ですので、軽快なトークとはいきませんが、
「オンリーでロンリー!」という
遊びそのものがおもしろいので
たぶん、なんとかなるんじゃないかと。
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トークの素人っぽさをフォローするために
いろんなギミックを仕込んでますし。
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ですから、どうぞみなさん、
お時間のある方は、おつき合いください。
というか、ぜひ、数字を選んで、ご参加ください。
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「ごほうび」もあるし。
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そうでした、そうでした。
見事、「オンリーでロンリー!」の
チャンピオンに輝いた人には、
名誉だけでなく、「ごほうび」も差し上げます!
なにがいいだろうかと話し合って、決めました。
もらえると、きっとうれしい「現金1万円」です!
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それがいちばんわかりやすいかな、と。
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現金1万円といえば永田さん、
1円玉が1万個ですよ!
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‥‥はい。
10円玉なら、千個分ですね。
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1000!
これは、すごい数です。
ジャランジャランです。
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まあ、そうでしょう。
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カジノに行って、スロットマシンで、
あなた、
千枚のコインが出てきたら、
うれしいよぉ、脳がじんじんするよぉ?!
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ええ。
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ねえー、いちまんえん。
千円札なら、なーんと10枚!
‥‥10枚か。
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なんでテンションさがるの。
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や、そんなことない!
1万円っていったら、やっぱりありがたい。
もう、いろんなことができるでしょう。
彼女と映画を観てからご飯を食べて、
お茶を飲んだらなくなります。
あれっ、もうなくなった。
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‥‥‥‥。
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‥‥や、それでもすごい1万円!
1万円あれば、
チロルチョコレートが500個買えるんですよ?!
500個!
食えるか! ちゅう話ですよ。
コンビニだと1個20円ですからね。
つまり、
チロルチョコ500個分の価値を、あなたに!!
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‥‥1万円の価値観についてはもういいです。
でも、なるほど、
こんな感じのだらだら具合で、
数字の発表をやっていくわけですね。
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ええ、おそらくは、
そういう時間になると思います。
‥‥はっ。
そうだ、あのことも言っておかないと!
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なんですか、また急に。
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うちの総務の元木に、
「チャンピオンになった人から
現金1万円を受け取ったという
領収書をもらってください」と言われました。
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なんだそりゃ(笑)。
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そうすると、なにかとスムーズなんだそうです。
なので、チャンピオンになって
賞金を受け取った方は、
きっちり領収書を送ってください!
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聞いたことないわ(笑)、
そんなプレゼントのシステム。
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ま、それはさておき。
いよいよ‥‥
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お、いいいよ?
‥‥はじめますか?
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はい、はじめましょう。
まずは‥‥‥‥予行演習です!!
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読んでる方、数名が、
ずっこけた気配がありますが。
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いえいえ、みなさん、これ、重要です。
なぜなら、この遊びは、さきほど言いましたように、
1回目よりも2回目、
2回目よりも3回目のほうがおもしろいんです。
ですから、1回練習しましょう!
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ルールの把握にもなるし。
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そうです、まず、1回やってみて、
「なるほどそういうことか」と腑に落ちてから、
あらためて、本番をやりましょう。
そっちのほうが絶対たのしいから。
つまり、こういうスケジュールで遊びます。 |
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5月22日・火曜日(今日)
予行演習に、エントリー。
※締め切りは翌日23日の午前10時.
5月23日・水曜日(明日)
午前11時、予行演習の結果発表。
そして、
そのまま本番!
気合いを入れてエントリー。
※締め切りは、発表当日、25日の15時。
5月25日・金曜日
15時までエントリーを受付。
夜10時から、だらだらと発表。
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ちなみに、この予行演習、「ごほうび」は?
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当然、ありません! 練習ですから。
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あ、じゃあ、練習で勝っても、
勝ったというだけなんですね。
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そのとおりです。
ですから、どうぞ気軽に、やってみてください。
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この、下のボタンを押すと、参加できます。
要するに、「1~9999」のなかから、
数字をひとつ、選ぶだけです。
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ぜひぜひ、ご参加くださいませー!
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数字を選んだら、発表は明日!
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明日、お会いしましょうーー。 |