■ニュース
その1■
飛行機整備工場でハート奪われる。
第2回
ちくしょー、携帯忘れた!!
さて、いよいよヘルメットをかぶって
整備工場に足を踏み入れます。いくぜ、みんな!
飛行機を見た瞬間、
「でかいな!」
と叫ぶ田島さん。
まわりの小学生やギャルのみなさんと比べたら、
田島さんもでかいです。
誰よりも熱心に説明を聞いているさま。
さあ、先に進みますよ、
あちらのコーナーで説明がはじまってますよ、
あれ、田島さん‥‥田島さん!
「ちくしょー!!
携帯忘れたんだった、オレ」
携帯?
「写メールしてえ!!」
ガーン。
あの、写真は「ほぼ日」が撮っておりますので、
あとで差し上げますので‥‥
みなさん、このあとの田島さんの動きは、
とても早かったです。
カバンを地面にバーン!!
ノート構え。
シャッシャッシャッシャー(スケッチする音)。
なんと、このヘルメット番長は、
写メールするかわりに、
飛行機をスケッチしている!
「垂直尾翼に
白い小さなテレビの受信アンテナがついていて
客室からテレビを受信することができます」
「なあるほど」シャッシャッシャー。
「飛行機の翼には各々ライトがついています。
右の翼は赤、左の翼は青。
相手の飛行機から、
こちらがどちらの方向に向いているかが
これでわかるのです」
「ああー、へえーん、なるほど。すげえな」
シャッシャッシャー。
言わずもがなだと思いますが、
ほかの見学者は誰ひとりとしてノートを持っていません。
ものすごくひとりだけ
スケッチの嵐です。
「着陸するときなどに機内の画面で
滑走路が映し出されることがありますね?
それは、ここに設置されたカメラで
撮っているのです」
「機内でオレ、よく見るんだ。
ヘええー、ここで撮ってるのか」
シャッシャッシャー。
ヘルメット田島番長、ものすごく真剣で
充実した時間をおすごしのようですが、
スケッチ姿の連続技ばかりで
あまりかわりばえがしません。
みなさまは、おたのしみの田島さんが
どんな感想を漏らしたのか、
動画でおたのしみください。
(↑こちらをクリックしていただくと、動画をごらんいただけます。)
「これから飛行機乗るときに、変わるよ、オレ。
タイヤは窒素だけなんだ、とかさ?
聞いてた?ちゃんと。
空気抜いてんだってよ、あれ」
すすすいません、撮影に夢中で
それどころではありませんでした。
さて、これで整備工場の見学は終わり。
「いやあ、おもしろいよ、これ。
個人でも来れるんだし、
またフラーッと来るよ。
ANAの先生、ありがとうございました!!」
出口を出たとたん、何かを発見して
田島さんが走り出しましたよ。
(まだまだ次回へつづきます)
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田島貴男のカバンくんコーナー |
★カバンくんプロフィール
田島さんが肌身離さず持ち歩くカバン。
レコード会社の方からのプレゼント品。超愛用。
つねに文庫本が14冊は入っている。重量推定10キロ。
こんにちは、田島貴男のカバンです。
わたくしはこの3年ほど、田島さんと
苦楽を共にしています。
本がつねに14冊ほど、ノート1冊、
五線譜ノート2冊、「ほぼ日」手帳、
歯ブラシ、CD数枚、お金などなどが入っていますが、
奥深くにいま現在何があるのかは
わたくしにも、田島さんご本人にも不明です。
ご本人以外持てない重量感です。
「いつなにが読みたくなるかわかんないし」
「メモをとりたくなるかもわかんないし」
という理由で何やかんや入っています。
「欲張りなんだよな! 昔からだよ」
とのことです。
わたくしカバンに入っているもののなかで、
田島さんの最近のお気に入りは、これです。
『志ん朝の落語』<1>男と女(ちくま文庫)
「これ、めっちゃくちゃにおもしろいよ!
本屋さんで2〜3行立ち読みして即買いしました。
最高です。遊廓の話とかが多いんだけど
シビれます」
だそうです。志ん朝さんの落語は
聴いたことがないそうです。
ご興味のあるかたは、ぜひ。
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■最近の、オリジナル・ラヴ
『街男
街女』(ポニーキャニオン)
10月27日に発売されたニューアルバム。次々と進化を遂げるオリジナル・ラヴの真骨頂ともいえる1枚です。聴き終えると、映画を観たあとのように、ある街の情景がうかんだり、フィクションでつくりあげられた人物をあじわったような気分に。ひとつひとつの歌詞に秘められた奥深さ、吟味されたメロディーと、そこにぶつけられた田島さんの力強さが聴くたびに心にせまります。
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