金魚アキンド兄弟社

一昨日、元気のない金魚がいたんです

金魚のお世話係、うーです。
このたびは・・・
申し訳ありませんっ!

一昨日、元気のない金魚がいたんです。
ぼくのせいです。

異変に気づいた読者の方々より
「リュウキンさんが底で、同じ所でじっとしています。」
「病気じゃないですか?」「心配です。」など
山ほどのメールをいただきました。
まさか!?
ご心配をお掛けしてしまうなんて
本当にすみませんでした。
現在では元気になりつつありますので
どうぞご安心ください。


25日(火) 昼下がりの明るいビルで
いつものようにちょっと多めにエサを。
この「ちょっと多め」には
とにかく、ものすごく大きな金魚にしてやろう!
という思いが。迷惑な話ですよね。


エサをやってしばらくして水槽を見ると

ほとんど動かない金魚が一匹。
ぽっちゃりした赤いやつ
あ、沈んでる。
おい!マジけぇ?やばいんじゃないの?!
でも弱ってくると浮くでしょ?
お腹は張ってるけど5cmくらいのフンしてる!
長ぇフンだなしかし!
ぱくぱくしてないから苦しくはない?
けど全然動かへんがねぇぇぇぇ!

もう速攻で一番近くの金魚屋さんへ
そこの店主に症状を伝えると
「白いフンしてるでしょ」
「はい」
「はぁん・・・消化不良だね。大丈夫!
 エサ少なめにしてあげればすぐ治るよ。」
「あ、そうですかぁ」(ほっ・・・)

詳しく聞いてみると
金魚たちは気温(水温)の低下とともに
消化機能も低下するらしく
寒くなってきたらエサの量も
それなりに減らしてやるのが常識。
なんだそうです。
とっても勉強なりました。

話した内容なんて、普通の会話のはずが
こちらの不安な気持ちを解消すべく
わかりやすく丁寧に対応してくれた店主が
ほんの一瞬、お医者さんに見えて
なんだか病院に来てるような気分でした。

そして、お奨めの消化吸収しやすいエサ(薬?)を買い
金魚屋さんをあとにしました。


びっくりしましたよ。本当に。
沈んで動かない金魚なんて初めて見ましたよ。
とりあえずほっとしました。

お騒がせしてすみませんでした。
これからは、じゃなく今から!気をつけます。
いつも金魚が元気でいられるようにします。
ですから今後とも「金魚」を
どうぞよろしくお願いします。

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・・・・・馬鹿でした。
「魚(類)は死ぬまで成長し続ける」
誰に聞いたかどこで読んだかも定かではないけど
小学生のころにインプットされたフレーズ。
このフレーズに含まれる情報が知識へ
そして知らぬ間に”常識”へと昇華し
今までずう〜っと信じてた。
仮にそれが正しくても
たくさんエサやりゃぁ良いってもんじゃない。

三つ子の魂なんとやら〜ってありますが
幼少期におぼえたことを大人になってみて
冷静に考えると「???」てなことって
結構あるんじゃないですか?


2001-09-27-THU

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