オトナ語ニュース。 〜『オトナ語の謎。』の余波を追え!〜 |
2003年6月11日、 ほぼ日刊イトイ新聞にて連載開始され、 大反響を呼んだ人気企画、 『オトナ語の謎。』がついに書籍化されました。 昨日、ついに販売を開始したもようですが、 いったいどのような広がりをみせるのでしょうか。 急遽始まりましたこのコーナーでは、 書籍、『オトナ語の謎。』の余波を追い、 みなさまにつぶさにお知らせしていこうと思います。 さて、なんといっても気になるのは、 その売れ行きでございます。 現場にて注文状況を監視していた 関西弁の美人アシスタントさんに 昨日のようすを語っていただきましょう。 アシスタントさん、お願いいたします。 いやいや「オトナ語の謎。」の話なんですけどね、 ほんまここだけの話ごっついことになってましてね、 なんとなんとですよ、 11時の販売開始から2分で注文6件、 30分で500件になったときには、 頭の中のそろばんをちゃっちゃっちゃとはじいて 「おえおえ! このペースでいったら、 あと5時間で売れてまうやないか! 印刷所走れ〜〜〜! 走って行け〜!」 ゆうて焦ったもんやで! せやけど、これを書いてる夜中の24時で なんと3000冊ですわ。 こんなお化け本出してええんかいな、 「ほぼ」と言いながら、毎日更新を続けてる 「ほぼ日刊イトイ新聞」さんよ。ええ? しかも初日に増刷決定やで! とにかくすごいわけよ、お・く・さ・ん。 こう書いてる今も、みなさんから 「オトナ語の謎をくださーい。 オトナ語の謎を売りなさーい。」 ゆうて店のドアを叩いてもうとるわけですよ。 ほんまありがたいです。 この調子で日本全国に『オトナ語の謎。』が ばんばん広まって、 美人アシスタント全国ツアーが実現することを 祈ってるで〜〜〜! ‥‥コホン。 だいぶ、興奮なさっているようですね。 こうみえてもこの人、 販売当日に倉庫まで出向いていって、 業者と状況を確認するなど、 細かい作業もなさっていたようです。 しかし、発売を開始して いきなり増刷決定というのはものすごいニュースです。 本屋は「ほぼ日ストア」という たった1軒しかないのに、この勢い。 しかも、なんだか、 まだまだ広がりそうな気がしますねえ。 それにしても、3000冊って、 いったいどのくらいの量なんでしょうか。 数だけ言われても、 ちょっと実感しづらいですよねえ。 え、なになに? それをわかりやすく表現してみた? どういうことですか? ‥‥コホン。 ええと、もちろん写真は加工したものです。 わざわざ深夜につくってみたということです。 こういうバカバカしいことは ひどく熱心にやるのが「ほぼ日」の 特長だということです。 さて、書店での販売を目指して 活動している、戦略担当のトミタさん、 昨日は、あちこちの書店を回っていたようですが、 販売初日ということで、反響はどうでした? びっくしりました。 書店への営業はまだ始めたばかりなのですが、 すっごいことになりそうな予感がしています。 「ほぼ日」にきてくださったお客さんが たくさん注文してくださっているだけでなく、 まさか書店の方までこんなに ノリノリでいてくださるとは‥‥。 たとえば、ある書店の代表番号に電話をして、 こんなふうに切り出したんです。 「お世話になっております。 糸井重里事務所 トミタと申します。 実は初めてお電話をさせていただいて おりまして‥‥」 そこから仕入れの担当につないでいただいて どうやって話そうかなって ちょっと緊張しているじゃないですか。 そうしたら、もう、名乗った瞬間に 「あ、『オトナ語の謎。』ですか!」 って言われたんです。 「知っているんだ!」 と思って、うれしかったですねー。 さっそく来週、会って話を進めることになりましたよ。 そうそう! もうひとつ驚いたことがありました! 来たんですよ! ついに! 実際に書店の担当の方からお電話が! 「『オトナ語の謎。』をうちに置かせてほしい」って! 本屋に置くこと自体は、 いろんなところでもう動いてはいるんですけど、 まったく面識のない書店(けっこう大手)から こっちへ直接アプローチが来たのは 初めてでしたから、びっくりしましたね。 だって、営業担当者が書店をこまめに訪問して、 ようやく置かせてもらうっていうのが ふつうですからね。 こんなことあるんだなあ、って思いました。 これもどんどん現実的に進めていきます。 まだほかにも動いている計画はありますけど、 そのうちまたご報告しますね! ありがとうございました。 今後とも、新しいニュースが入りましたら、 こちらのほうで随時お知らせしていく予定です。 それではみなさま、ごきげんよう。 |
2003-12-06-SAT
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