ざぶとんクッキー、メルトダウンクッキー、
若干生焼けアイスボックス、
ジャムのしみ込んだうさぎ、もちもち人形。
輝かしい第1作を、
おやつ部の、勝手に顧問にされた
糸井重里のところへ持って行きました。

まずは顧問、あんずジャムを
ありがとうございました。

ジャム、おいしかったです。
で、なにも聞かずに、
このクッキーをですね‥‥
どうぞ。

ふはははははは。


はい。
それは針生さんのです。
糸井顧問のジャムにも、
針生さんの“もちもちスナック”は塩味なのに、
なぜかいちばん合いました。

いやあの、適当に。
それがその、
わりと自己流がまざっちゃって。

唯一、それをやったのは
針生さんです。
だから、まともにおいしいんですね。
ジャムに合う気がしたのも、
味じゃなくて、そもそものおいしさのせい。

(顧問、痛々しいお姿‥‥)
味は正直、ってことですね。
あとのクッキーは、
ジャムに合わないんじゃなくて、
味のレベルが合わなかったんですね。
針生さんは、ゲーム雑誌出身者らしく
レシピを攻略するように
クッキーを作ってました。
あれがいちばんうまくいったんだなぁ。
ああ、顧問的発言。
ありがとうございます。
そうでした‥‥。
“攻略の針生”は、クオカのキットを使いましたから、
そのお菓子に合う材料を自然に使うことになって、
オールクリアしてたんですね。
はい。ありがとうございます。
顧問からのお言葉、
●レシピを守らないときには覚悟が必要である
●いい材料でお菓子を作ればおいしくできる
このふたつをおやつ部のモットーに加えて
やっていきたいと思います。

いや、させてください。
(メモを取る)



いえ、それぞれが勝手に
完成予想図を書いただけでした。
はい、わかってませんでしたね。

そうですね。
そういうことは、まったくせず、
わりとこう、おやつへのあこがれだけで
突き進んでしまいました。
では、
●理想のおやつについて話してみる
も、モットーに加えて、と。



はい、たしかに
作った自分たちは
ある程度おいしいですから(残りをもぐもぐ)。
次回は、人に食べてもらうことを
めざして作ります。
●食べておいしいを、めざす



野望だけはもっております。

ありがとうございます。
山下部長、おやつ部のみんな!
次は、“食べておいしい”を
めざそうではありませんか。
どうめざすのかは、みんなで話し合うことにして‥‥

次回の「おやつ部」、
いつになるかわかりませんが、
どうぞおたのしみに。


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