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もし、息苦しいほどいまの自分が
たよりなく感じられるなら。
家を出る日を、夢見てみよう。
親の家を出て、ひとりで生きていく日を
思い描いてみよう。
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家を出てひとりで暮らしはじめると、
自分の暮らしは自分のものになる。
親の決めたことに従うのではなく、
自分で決めたことに
自分で従うことができる。
これはもう、「従う」ということではない。
「自律」して生きるということだ。
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日本には、自由と情報と物は
ありあまるほどあるけれど、
人の暮らしの「土台」となる決まりごとや
知恵や暮らし方が失われてしまっている。
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日々の暮らしを大切に思い、
日々の自分をいとおしみ、
家族を思う気持ちがあれば、
それが「しっかり暮らしている」
ということだと思う。
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