28枚目:「2003年4月7日、アトム誕生。」
HALがきーた。
HALがきーた。
どーこーにーきた。
こわいよう、デイブ。
2001年宇宙の旅を待たずに
キューブリック監督は
亡くなられてしまいました。
そんな事でSF年表を調べてみたら…
なんとHAL9000は1992年には
イリノイ州で製造されてる事になってるし
そろそろアトムは高田馬場で誕生するし
今年の7月4日に至っては悪い感じの宇宙人(*)が
随分たくさん来るというじゃないですか。
*(書いておくと「ID4」。核が防げるくせに、
なんでかMacOS使ってる宇宙人が来る映画です。)
それにしても…
昔読んだ少年雑誌にイラストで載っていた
「2001年にはこうなる!」
みたいのは全然実現しませんね。
石油なんてとっくに無いはずなのに。
(実現しても困るけど…)
冷静になって考えれば
あんな体のラインの出る服が
流行るわけもないのですが…。
で、ボディーラインはおいといて。
どうして未来予想図は
いざ未来になって見返すと変なのばかりか?
それは未来を想像する時
未来は質的に新しい変化なのに
ただ現在の最高の質の延長で
量的に増やした状態を想像するから
…なんじゃないかと思うのです。
たとえば竹箒とチリトリの時代。
掃除機なんて概念は想像もしないで
電動竹箒とか超軽量チリトリ…
みたいのを想像してしまうように。
2001年はこうなる!と予想していた頃。
ネットワークなんて概念が
まだ一般には普及していなかった時は
マッハの速度で走る自家用車とか
物理的に会社まで早く着く方法が
未来的だったのです、きっと。
え…と、未来といえば
銀色をしたロケットとロボット。
強引に話は変わります。
私も例のアレを
一目みたいと思う1人なのですが…
心中を察してか、頼まないうちから
弟がムービーを作ってきてくれました。
右クリックで保存して、眠れない夜など
羊のかわりに御利用下さい。
もひとつおまけのブロマイド。
シル (shylph@ma4.justnet.ne.jp)
from 『深夜特急ヒンデンブルク号』
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