SHIRU
まっ白いカミ。

126枚目:「さかさま宝くじ」

 

退屈な若者みたいなことを呟きつつ
いまさっきバスタブに沈んで本を読んでいたのですけれどもー。
どうやらものの本によれば
同じリスクでも
それがネガティブかポジティブかで
人の反応って変わるんだそうですね。

たとえば

a.1 - 5,000円を確実にもらえるか
a.2 - 2万円を25%の確率でもらえるか。

だと6〜7割ぐらいの人がa.1を選ぶのに対して

b.1 - 5,000円を確実にとられるか
b.2 - 2万円を25%の確率でとられるか

になると6〜7割ぐらいの人がb.2を選ぶんだそうです。
(ほんとかな。)

 

そんなことを考えてたとき
さかさまの宝くじなんてのがあったらどうだろうと思って。

ちょっとお小遣いが欲しいときとか、どうですか?

「さかさま宝くじ」

それは1枚につき300円がもらえるけれど
当たりがでると1億円を払わなければいけない宝くじ。

 

シルチョフ
shylph@ma4.justnet.ne.jp

from 『深夜特急ヒンデンブルク号』

2000-02-12-SAT

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