ガールズ・フライト!
宇田敦子。宮下マキ。坂本美雨。
御免、糸井重里。

 
第3回 坂本美雨さん。


宇田敦子さんと宮下マキさんが
はじめて出会ってから、2か月が経ちました。

その間、ふたりは1度だけ坂本美雨さんと会い、
ふたつの試作品を作ってはいるのですけれども、
それは、またいつかお話をすることになるでしょう。

7月12日に、
宇田さんと宮下さんは、
坂本美雨さんと話をしたんです。

2度目の話しあい。

美雨さんを被写体にした試作品を
全員が観て、しばらく経ったあとの会話。

ものごとは、
この7月12日に、はじめて動いたのかもしれません。
3人の会話を、まずは聞いてみてください。

この会話は、
おたがいに自己紹介をしながらも、
「3人でこれからやること」
についての打ちあわせになっています。

3人それぞれが、
ふだんは違う分野において、
ひとりひとりで仕事をしている人ですから、
会話の呼吸にも、そのつど
「いま、相手に何を伝えようか」
という、多少の緊張感が含まれているんです。

会ってまもないからこその間合いの取り方に、
どうぞ、ご注目くださいね。





こちらが、坂本美雨さんです。
高校在学中に発表の
『The Other Side of Love』
『鉄道員』などで歌手として話題を呼び、
99年6月高校卒業後から音楽活動に専念。
新作に『15分』『ブランク』があります。
「ガールズフライト」には被写体として
数分の撮影協力から関わりはじめてくれ、
宇田・宮下試作品の完成後から、徐々に、
企画内容にも近づいてくれているのです。



【「客観的」って?】

宇田 美雨さん、こんにちは。
美雨 どうもこんにちは。
お会いするの、2回目ですね。
宮下 はい。
こんにちは。
宇田 宮下さん、
もし美雨ちゃんに見せる写真を持ってきたなら、
それをまず、見せちゃいましょうか。
宮下 うん、そうだね。
これなんですけど・・・。

この写真は、先日わたしがやった
『ハードル』という写真展の作品です。
ひとりの女の子の日常に、
3年くらいずっと近くにいさせてもらって、
撮ったものなんです。

女の人は誰でもそうだと思うけど、
3年経てば、顔もずいぶん変わりますし、
内面の心理の変化も、あるじゃないですか。
そういう変化を描かせてもらっています。
生活を一緒にするとは言っても、
ある種の境界線はいつも超えないようにして、
ちょっと突き放したように
写真を撮るように
は、してますね。



わたしからの視点っていうのは、
知りすぎた「なあなあ」のものじゃなくて、
上から見下ろしもしなげれば、
下から見上げもしないような、

常に同じ位置からのものだと思います。

それでできた
『ハードル』という写真展に関しては、
心理の変化を淡々と見せたかったんです。

「自分は平和で平凡で、
 毎日が、ただ何となく過ぎていく・・・」

そう思っている人が、世の中には
案外多いのかもしれないんですけど、
でも、誰もがドラマを持っていて、
心理の変化の波みたいなものがある。
誰しもが気づいていない
その「波」を、見せたくて。
美雨 横顔の写真が、いいですね。
わたしは、人の横顔が好きなんです。

・・・宮下さん、これだけジッと
人の日常をみるのって、どういう気持ちですか?
宮下 好きでやってることではありますけど、
何とも言えない作業かなあ、と思います。
相手の人が落ちこんでいると、
気がつけば自分も落ちこんでいるみたいな。
美雨 バイオリズムが合っちゃうんだ。

わたしは、違うことでなんですけれども、
日常を他人に見せるということで、
考えさせられることがあって・・・。

自分のホームページに
日記を掲載しているんですけれども、
自分だけのために書いている日記とは、
内容が自然に変わるものなんです。
ホームページの日記には、具体的なともだちの
個人名をあげることはまったくしていなくって、
「何を感じるか」だけを書いていますね。

「歌手や芸能人のプライベート公開」
みたいなことは、したくないですから。
そもそも、人とまったく違う生活を
自分が送っているとは思わない
んですよ。



わたしも同年代の人とおなじような
生活を生きているんだけど、
わたしはできれば、その生活の中で
見過ごしがちなものを感じていたい。
自分でも忘れちゃう「感じたもの」を
ホームページに書くようにしています。

そこのところを自分で身をひきしめていないと、
人に不快感を与えたり、
人からの嫉妬を招いたりということに
なりかねないですから。

そうやってふだんわたしがやっていることは、
もしかしたら
「自分の生活を客観的に見る」
という点で、
宮下さんに似ているなあと思いました。
宮下 わたしはその「客観的」を
写真でやってるみたいです。
わたしは書く人ではないから、
忘れたくないことは写真に撮るんですね。
写真にあがったものを見てはじめて、
「あ、わたしはそこにいたんだな」
って気づく時もあるぐらいです。

それは、自分のしていることについて
バランスをとる作業になっていると思います。
美雨ちゃんは、それを文でやってるんだ?


【わたしにとって、リアルなものは】

美雨 感情を書くのって、すごいめんどくさいの。
宇田 書ききれないよね。
美雨 そう、書ききれない。
書ききれないからめんどくさいんですね。
自分のための日記もつけているんですが、
人に見せるためのものとはまったく逆に、
感情をいっさい書かないで、
状況だけを手帳に記しています。

それは3年くらい、つづけて手帳に書いてて。
状況を見れば、感情は思い出すから、
自分のためには、そういう日記でいいんです。

・・・あのう、「若者の実生活」みたいな
そういうジャンルって、あるじゃないですか。
「いまの若者のリアルは、これだ」
みたいなもの。



そういうの、好きじゃないんですよ。
映画の『キッズ』とか、好きじゃないです。
デカダンスが嫌いなの。

そういう退廃はリアルじゃないっていうか、
自分にもっと近いものだと思えるものを
リアルなんだなあ、と感じるんです。


宮下さんの写真を見てうれしかったのは、
『キッズ』的にすれば、
その子が退廃的な行動を取るところだけを
敢えて選択することもできたはずだけど、
そうはしていなかったからです。

3年間ずっと一緒にいた女の子を撮って、
こういう横顔の写真になるというところで、
「わたしに近い感覚だ」と思えました。
宮下 うん。
確かに、スキャンダルの写真にすれば
目立つことは目立つというのはわかるけど、
わたしの見せたいのは
スキャンダルじゃないから、

3年間一緒にいたこの子にしても、
たとえば、ちょっとつらいことがあって、
それがある時に顔にちょっと出ているとか、
そういう変化のほうが、わたしには大きい。
バイオレンスとかスキャンダルとかいうのは、
わたしにとって、もっとも要らないもので。
美雨 わたしも要らないと思う。
リアルって、ふつうなんだよね。
たとえばわたしの、
「歩いてたらコンタクトレンズが落ちる現実」
なんて、かっこわるいじゃん(笑)。
宮下 日常にはウソをつきたくないっていうか、
今回、たとえば3人でやることを
リアルというテーマにするんだったら、
演出はしないかたちになるのかなあ。



ただ、今回はわたしも
ひとりでやっていることとは
違うことをやりたいので、敢えて
宇田さんの絵コンテにあわせてという世界も、
とてもいいとは思うんだけど・・・どうする?
美雨 「3人それぞれ、
 一緒に作ったもので、
 人に何を感じて欲しいの?」
っていうことを明確にしないと、
納得できないわけだよね、きっと。

ストーリーのあるものを作るのなら、
「ストーリーに何を感じて欲しいか」
がないと、見る側は、
理不尽に放っておかれた気がしますよね。
・・・それは、わたしが映画とかを観て、
そう思うことが多いんですけど。

どのように、何を伝えるかを、
曖昧にしたまま3人で一緒にやるのは、
キツイんじゃないかなあと思った。


【3人に共通するリアルって、何だろう】

宇田 美雨ちゃんも宮下さんも、
リアルを表現したいんでしょ?
でも、そのリアルの表現方法が、
おたがいに違うんだね。

えぐっていくことが
リアルだったりもするけど、
例えばわたしの場合は、
感情をひた隠しにすることが
リアルだったりするんですけど。




ただ、3人の共通点としては、
等身大を表現するのが
「リアル」ってことですよね。
美雨 3人に共通するリアルって、何だろう?
個人になると、それぞれの方法で
自分のリアルを追及している
最中でしょうけども・・・。

3人で一緒にやるなら、3人のなかでも
いちばんベーシックな部分が、
今回つながるのかな?
そう思っています。
宇田 わたしも、そうやってつながるとうれしい。
宮下 わたしにとって自然を感じさせるのは、
女の人独特の
「裸になった時のまるみ」であったり、
「体型の変化」だったりするんですよね。

写真をはじめたきっかけが
ヌードを撮りたかったからだというのは、
前に宇田さんと会った時に言いましたけれども、
それは、ウソがないからなんです。

話をすると
ウソくさくなることが多かったとしても、
体や顔の表情だとか体形だとかは、
わたしにとって
「人として生きているんだなあ」
ということを、
唯一感じさせてくれるところ
というか。
美雨 女の人は、ウソつくのうまいからね。

3人で組む時の「リアル」って、
見る人にとってのリアルなのか、
それとも、自分にとってなのかなあ。
両方なの?
宇田 たぶん、
発表形態が仮にインターネットだとしても
いろいろな人に見てもらうわけだから、
相手の対象をひとつに決めるのは、
たぶん、無理だと思う。
「わたしはわたし」って
やるほうが・・・。
宮下 うん。
「誰に向けてこう作りこむ」というよりは、
「こちら側の思いをこう出す」みたいな。

じゃあ、こっちの3人が「リアル」に関して
バラバラになっちゃうっていうことが、
ないようにすればいいんですよね。
宇田 わたしにとっての「リアル」は・・・。

わたしは、
構造を重視する作りかたをするんです。
「あるイメージが頭に浮かんだ時、
 それを人に理解もらう為には
 どう構成していくか?」
と、そういう作り方です。

主観的な部分は、
いつもひた隠しにするほうです。
語らないでもわかってくれればいいという。
さっき、美雨ちゃんが、
自分のための日記には
感情はあまり書かないと言ってたところと
つながるのかもしれないけど、
「人って、ひとりでいる時にはそれほど
 表情豊かでは、ないんじゃないか?」

と思うんです。
頭や体の中ではいろいろ感じながらも、
無表情で淡々と過ごす、っていうのが、
わたしにとってのリアルかな。




でも、そうやって主観を隠そうとしていると、
実は、自意識過剰である自分に気づかされて、
最後にはこれも主観ということで
おさまりますけど。


【もう、やりはじめちゃわない?】

美雨 作品に触れた人に
想像力をはたらかせてもらうのって、
そうそう簡単なことじゃないよね。

それはわたしが日々すごく痛感していて。

想像力をはたらかせてもらうには・・・
あ、そこまで考えていたら、
正直言って、
何にも作れないんですけど(笑)。
宮下 そこまで考えたら作れないけど、
でも、一瞬はどこかで考えちゃうよね。

3人でやる時って、どうします?
それぞれのいいところを集めるか、
それとも、まったく新しいことをやるか、

という選択だと思うんですけど・・・。
美雨 誰かが誰か寄りになるんじゃなくて、
みんなで勢いで新しいことをやったほうが、
なんかおもしろいよね、たぶん。
宮下 うん。
あ・・・3人の中で
最低限決めておいたほうが
いいことは、もろもろ、あると思いますけど、
あの、もう、やりはじめちゃわない?
まだ早いですか?
美雨 いいよ、はじめよう。やろうよ。
宇田 うん、やろうよ。

それぞれのやりたいことが
わかったような気もするし、
まだ決められていない気もするけど、
このまま話しあいをしているよりも、
まず「何をする?」ってところに戻ろっか。

宮下さんは、
美雨さんの日常を撮りたいんだよね?
美雨 いっしょに住む?
宮下 (笑)え?
美雨 いま、「一緒に住む」の最後のところに、
ハートマーク、つけてたんだけど(笑)。
宮下 (照れる)
宇田 (笑)いや、いいと思うよ? それも。
宮下 (笑)いま、直球で来たから
どうしようと思ったけど、
それも、できるかもしれないです。

美雨 例えば明日、とりあえず一緒に行動しませんか。
午後からともだちのライブに行くから、
よかったら、ご一緒に。
・・・そういうおつきあいから、
はじめていきましょうか(笑)。
はじめてみないと、
答えも見えてこないもんね。
宮下 うん、ありがとう。
宇田 美雨ちゃんが
そう言ってくれて、すごくよかった。
どうもありがとう。

実は、美雨ちゃんは芸能界の人でもあるから、
どこまでコンタクトを取れるかどうかを、
わたしと宮下さんは心配してたんです。
ここまできちんと話してくれるんなら、
「これだ!」と思ってやれるから。


【最初のドキドキだけじゃ、済まされない】

美雨 たぶん、
「新しいものを、勢いでやりましょう」
ということだよね。

例えば3人で映画を作るとしちゃうと、
もうすでにすごい人たちが死ぬほどいるから、
かなわないという言い方はしないけど、
どうしても、わたしたちのほうに
「無理してる感」が出るじゃない?
・・・出るような気がするんです。

でも、宇田さんが作っている作品のように、
表現形態そのものが新しければ、
触っているだけで
そこに意味があるとも言えるので。
だから、何でもできちゃうというか。
そういう勢いが必要な気がします。


今日、実際にふたりに会うのが
2回目だということも信じられないくらい、
すごく対等な目線で
話ができたと思うんですけど。
何もわからないところから
3人ではじめている、というのが、
すごくドキドキする
というか・・・。

最初のドキドキだけじゃあ済まされない、
次なるドキドキを自分で探さないといけない、
みたいなところは、何か人間関係に、
ちょっと似ているような気がします。

恋愛じゃないけど、こうやって
ちゃんと関係性を作り上げていくのは、
自分にとって、体当たりな試みだと思う。



さっき「一緒に住みますか?」
なんて言いましたけど、わたしは
そんなこともめったに言わないですよ。
自分のかっこわるいところを
見せたりするのは、
わたしにとっては新しいことだから。


一緒に組んで何かをするというのは、
確かに誰かと音楽を作る時には、
それに近いことはしているんですけど、
こんなに肉体的ではないですよね。

こんなに一緒に時間を過ごして
写真を撮ったり、とかではないです。

誰かにトラックを作ってもらって、
わたしが詩を書いてメロディを書いて、
それでレコーディングの時に
みんなで持ちあってくるということは
しているんですけど、実際に一緒に座って、
誰かと一緒に歌詞を書いたりするようなことは、
わたしは、したことがないので。

だから今回みたいなことは、
とても新しいし、恥ずかしいし。
どうなるのかは心配だけど・・・。

何とかなるかな?
何とかなるでしょう。
勢いだとか、とりあえずやっちゃおうよ、
みたいなのが大切なのかなあ、と思って、
怖がらずにやろう
と考えています。


【かっこわるい自分を、見てみたい】

---- 宇田さんと宮下さんの第1回目の試作品は、
被写体が美雨さんでしたが、
あの作品を見て、どう思いましたか。
美雨 自分のあまり知らない種類の表情が
作品になっていたので単純におもしろいし、
ふたりが、
短い撮影のあいだに着目したところが、
わたしの好きなタイプの世界観でした。

ごく最近、歌詞を書いていて、微妙な部分で
「うわあ、生々しい」と思うことがあって。
今までは、そういう生々しさを
自分が表現できるとは思っていなかったし、
自分の中でも求めてはいなかった
ですから。

前までは、
もっとスピリチュアルな部分というか、
生活観のまったくない感じに
あこがれていたんですけど、

最近の作品で、それを超えちゃったんです。
そういう微妙な感情の動きを、
見せていくことになるかもしれないなあ。



わたしはとにかく
いろいろな人のライブを見るのが好きで、
必ず何かが得られるから、
自分の背中を押して無理にでも行くんですよ。
でも、すごくいいものを見ると、
逆に、落ちこんじゃったりするんです。

あまりにもいいライブで、
「もう、打ち上げ出れないや、帰ろう」
みたいな・・・。
でも、ただ家に帰りたくはないな、
なんて、ウロウロしちゃうような気持ち。

すごくハッピーなステージって、
ハッピーすぎてすごく泣けるのね。
ほんとにもう、切ない。

ただ、客観的な姿として
自分を眺めると、それが自分の核心に
触れるところかなあという気がします。
いろんな人のライブに行って、
ひとりで部屋で泣いているみたいなのが、
それがわたしかなあ、と。

わたしも自分でそれを確認したいかもしれない。

・・・わたしはいつも、
かっこつけてるんですよ。
でも、かっこつかないんです。
それが音楽とか歌詞とかに出ちゃっていて、
わかる人にはわかっちゃうんですよ。


ある人から
「何、かっこつけてんの?」
って言われたことがあったんです。

すごく恥ずかしくて。

そういうところが心境の変化というか、
かっこつけないでやってみたいなあというか、
かっこつけない自分を見たいのかな?

・・・こんなことも、前は、
かっこわるくて話せなかったんだけど(笑)。
宇田 宮下さんは一対一で会うことを
すごく大切にしているから、
明日はとりあえず、
わたしは撮影に立ちあわないようにしますね。
あとは素材を見てから、
その次の撮影には立ちあったり、
いろいろと楽しみを見つけようと思ってます。

きちんと話ができて、おもしろかった。
コラボレーションって難しいけど、
途中の「煮えきれなさ」や
わかんないモヤモヤな感じも、あとで
「よかった」ってなるといいなあと思いました。

宮下 今日、話しあって、
一緒に作っていけると思いました。
明日はたぶん、ちょっと家に行って、
お茶して、美雨ちゃんの行くところに、
「うんうん」なんて
話しながらついていきますよね。

いろいろな雑談をして、
彼女の癖やこだわりを見ながら、
わたしも二一歳になったつもりの視線で
DVをまわそうと思う。

なにせ、3人の共同作業ですので、
今までひとりでやってきたことと
おなじことをしても仕方がないので、
それと逆のことをしてみようかなあ、と。

だから、
いままでの作品にあまりとらわれずに、
「あ、こういうのがあったじゃない」
って、現場で自由にやれば、
今考えているのともぜんぜん違う、
すごくおもしろいものができると思います。


現場で話を聞いていると、
「リアルさ」についての抽象的な会話を、
まだるっこしくても丁寧にジワジワ続けたことが、
いい結果を生んだのかもしれないと感じられました。

「3人が個人として何を大切にしているか」
については、今までそれほど話してなかったからです。

「ほかのふたりと何かをやりたい」
という人どうしが集まっている中で、
結果をあせらずに持論を話しあったからこそ、
問題意識の共有が、はじまったように思います。

翌日の7月13日から、
宮下マキさんと坂本美雨さんふたりのみの
撮影が、はじめられています。

「最初のドキドキだけでは、済ませられない。
 次のドキドキを、自分で探さないといけない」
という美雨さんの言葉を余韻に残しながら、
「リアルさ」と「勢い」を大切にしている3人が
今後何をしていくのかを、
どうぞ楽しみにしていてください。

そして。
7月12日、たまたまこの3人の会話に同席した
ホフディランの小宮山雄飛さんが、音楽担当として
この企画に参加することになったのですが、
そのことについては、
また、次にお話をしましょうか。

宇田敦子さん、宮下マキさん、坂本美雨さんが
進めているコラボレーションの様子は、
NHK-BS1「デジタルスタジアム」でも特集中です。

2001-07-24-TUE

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