自分のせいではないものの、上手くいかなかった時や、
凹むような事があって、もやもやした気持ちの時には、
矢野顕子の「ふりむけばカエル」を思い出します。

「カエルに言われちゃしょうがないよねー」なんて
嫌になりそうな心の向きを
少しカエルようにして、
気持ちを柔らかくしています。

自分の仕事のやり方に加え、
職場の人間関係に悩んでいた時期、
レディー・ガガの「Born This Way」が
テレビから流れてきて、
すーっと自分の中に入ってきました。

画面に出ていた歌詞の内容を見て、
「自分は自分のままでもいいんだ」と
強く私に言ってもらってる気がしたものです。

今も元気になりたい時は、ガガ様聴いてます。

フルタイムの仕事では中間管理職的な立場になり、
二人の息子たちは難しい年頃。
いろいろなことが重なり、もう仕事を辞めようか、と
かなり思い悩んでいました。

そんなとき、地元の新聞で
当時サッカー女子日本代表だった
宮本ともみさん（元・伊賀FCくノ一選手）の記事を読みました。

結婚して、お子さんが生まれて、
そこからまた代表に復帰し、北京五輪の予選でも大活躍。

でも、普段は地元でアルバイトをしながらサッカーを続けている。
当時はまだなでしこがメジャーになる前でしたから、
苦労をしながら、でも、大好きなサッカーのために、
女子サッカーの未来のためにと、努力を続けていた宮本選手。

ああ、自分のすぐ身近にこんな頑張っている人がいる、
読みながらぼろぼろ泣いていました。
自分も頑張ろう、頑張ってみよう。

その新聞記事は切り抜いてとっておき、
辛いときには読み返していたり
伊賀FCの応援にも通って、
そのプレーからまた元気をもらっていました。

宮本選手は現役を引退されましたが、
これからも、いつまでも、私を支えてくれる
スーパースターのままです。

B'zの「ウルトラソウル」です。

大学受験のときも、就職活動のときも
ずーーーっと聴き続けていました。

「夢じゃないあれもこれも
　その手でドアを開けましょう」

自らの手で、音楽界のトップという扉を開き
進み続けているB'z。

そんな彼らが歌うこの歌詞は
どんな言葉よりも説得力があり、
私を奮い立たせてくれました。
今でも仕事でくじけそうなときはこの曲を聴きます。

梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』。

仕事でトラブルが起こり、
「私ってほんと役に立たないな」と落ちこんだときに、
いつも目を通しています。

本も良いですが、映画が特におすすめです。
だいじょうぶ、という気持ちになります。

Mr.Childrenの「星になれたら」。

夢を叶えるため、
家族や恋人と離れて故郷をあとにし、
上京・就職したときの
真っ直ぐで熱い思いを呼び起こしてくれます。

乗り越えられそうもない壁や
つまづきがあったとき、
「あのころから比べたら、
　信じられないくらいの仕事ができてるじゃないか」と
自分を発奮させています。

『サマーウォーズ』です。

たくさんの人が関わる仕事に携わっていて、
その煩わしさに気が滅入ったときに
『サマーウォーズ』を観ました。

登場人物がそれぞれの得意分野を活かしながら、
自身の持ち場で判断し、動きます。
いろいろあるけど、
最後にその力がぎゅーーーーっと結集する。爽快でした。

自分が仕事をするとき、
その最後の結集の光景をイメージして、乗り切りました。
それぞれの立場の人が、
それぞれの全力で動いていることを想像して。

仕事が終わり、関わった人全員が集まったとき
みんな、晴れやかな表情でした。
ほんとうに気分がよかった！！

Hondaの「負けるもんか」の広告と、
カロリーメイトの「届け、熱量」のＣＭ。

自分のことが自分で分からなくって、
選考も進まず、全否定されたようで
何度も何度も嫌になるけど、
自分に負けず、熱量を落とさずに届けたいとおもって
まだ就活を続けてます。

安室奈美恵さんの「Baby don't cry」です。

「だってそうして人は何度でも
　闇に立ち向かう強さあるはず
　与えられて選ぶんじゃなくて
　その足で踏み出して

　そうだからBaby悲しまないで
　考えても分かんない時もあるって
　散々でも前に続く道のどこかに望みはあるから」

大好きな人とお別れして、家族とも遠くはなれて、
ずっとがんばってきたつもりでしたが、
思うように就職活動は進まず。

自分の選択すべてが無駄で、間違いだったのではないかと
固くなった気持ちを抱えて乗った
深夜の高速バスの中で、
それまで何度も聴き流していたであろう歌詞に
初めて気づきました。

結局、当時希望していた通りの進路ではなかったものの、
良き上司や同僚に恵まれ、
「やってきたこととは直接関わりがなくても、
　自分を活かすことはできるものだ」と
感じることができました。

今でも自分を奮い立たせてくれる大好きな歌です。

本や映画ではないのですが、
自分が仕事で失敗したり悔しい思いをしたときは
なぜか夫の働く姿を見たくなります。

お店に行って、きびきびと仕事をする夫をみると
自分もまた頑張ろうと思える。