ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

【ほぼ日手帳のぽてんしゃる】居場所を知らせてほしい。

こんにちは、
ほぼ日手帳チームの岡田です。

このところ「ぽてんしゃる」というテーマで
連載している手帳チームニュース。

私は恥ずかしながら手帳を無くしてしまうことが
ちょくちょくあり、少しでも安心したい気持ちから、
以前から気になっていたカード型の
『スマートタグ』をほぼ日手帳カバーの
お供に導入してみようと思います。

ご存知の方も多いと思いますが、
スマートタグというのは
自分のスマホなどと無線接続することで、
貴重品などの位置を把握しやすくするアイテム。

代表的なのはApple社の『AirTag』などですが、
類似品も含め少し厚みのあるポテッとした
フォルムの製品が多くて、手帳カバーには
ややフィットしづらい印象がありました。

でも最近になって、
カード型の薄いものでも良いのが
けっこう出ているらしいと
SNSやWEBの記事で見かけまして、
いくつか比較検討した結果、
スマホ周辺機器で有名なAnker社製の
『SmarttTrack Card』という製品をゲット。



手元に届いたので早速設定してみます。
ちなみにこの商品を
選んだポイントは主に以下3点でした。
 ※1)の詳しいことは後半でもご説明します。

1)iPhoneユーザなので、
 Appleの「探す」アプリに対応している
2)バッテリー持ちが比較的よい
3)過去に製品を使ったことがあるメーカーのもの


▲パッケージの中身はこんなかんじ。クリップも付属しています。


▲めっちゃ薄い。感覚的にカードという表現に違和感ありません。


▲実測で12.3g。持った印象は想像以上に軽いです。

メーカー指定アプリダウンロードと
ユーザ登録が必須かと思いきや、
iPhoneユーザであれば「探す」アプリだけで
完結できるそうです。
個人情報の登録先を積極的には
増やしたくないので、
このあたりも地味にうれしい。

さあ、設定スタートです。

▲デバイスを探すから「+」を選ぶと、すぐ端末を認識。接続を選び‥‥


▲絵文字を選び、名称を設定します。


▲無事に認識・表示されました。

‥‥はい、以上で終了です。
ちょっとびっくりするくらい
スムーズに設定することができました。
トータルで1分かかってないと思います。

あとはこのタグをカバーのポケットに入れれば、
準備はすべて完了。


▲カードポケットにすっぽり(カバーは旧仕様のtragenです)

スマホのMAP上で、
いま自分の手帳がどのあたりにあるか
位置を表示できるようになりました。

ちょっと細かい話になりますが、
実はスマートタグ自体はGPS機能がなく、
リアルタイムで位置情報を
取得できるわけではありません。
近くにある自分や誰かのスマホなど
通信機器を通じて最新の位置情報を取得する
「クラウドトラッキング」という機能を使っています。

ここで効いてくるのがポイントの一つ目で挙げた
Appleの「探す」アプリに対応している点なのですが、
iPhoneはじめApple製品を使っている人の数が
特に日本ではべらぼうに多いので、
離れていても場所を検知できる率が
とってもよい(らしい)のです。


▲置き去りのままコンビニに来ました。会社の位置で情報更新されてるようです

タグ自体から音を出すこともできるので
近くにある時に探しやすいのはもちろんのこと、
どこかにうっかり忘れてしまっても
電池がある限りは、Apple製の
スマホなど使っている人が近くを通ると
位置情報が更新されるので、
遠く離れた場所からでも
位置を特定できる可能性が高まります。

これで、いままでよりも安心して
ほぼ日手帳を持ち歩くことができそう。

ちなみに最近では、
同じカード型でももっと薄くて軽かったり、
ソーラーパネル搭載で電池切れの心配が少ない
ものが出ていたりと、
トラッカーがどんどん進化しているようでした。
ご興味ある方はぜひ、試してみてくださいね。

さて、次回更新ではどんな「ぽてんしゃる」が
読めるでしょうか。ひきつづき、おたのしみにー。