網の目のある惑星。 おーい、 と呼びかけてみよう。 |
Vol.11 「スクープ! あのヒトのヒミツ。」 Radio Santa Claus 突然ですがぁ! 惑星探査中に「スクープ」にぶちあたりまして。 なんと、あの有名人の出生のヒミツがわかったのですよ! 今回の『惑星』は緊急速報でお送りしますぅっ。 まぁ「シーズン真っ盛り」ってこともあり、 インタビューはとれなかったんですけどね。 おまけに、ほんとに「アノ稼業」ったら忙しいんでしょう、 サイト自体は約一年前から更新されてないようなんです。 でもでも。 これはちょっと「スクープ」でしょ? s c o p !! 『今年1999年、 スペシャルなビッグパーティが開催されますよー!』 サンタの回顧録が、300年間の“行方不明”の末、 ついに発見されたのだった! サンタ・クロースの年齢というものがわかったのである。 フィンランド、Korvatunturiにある、 インフォメイション・オフィスによると、 300年以上“行方不明”だった回顧録が、 今まさにみつかったというのだ。 「わたしゃ、森で鳥たちに餌をやっていたのですよ。 したらば、そん時に緑色した大きなナニカに つまづいたんでさぁ。」 その回顧録の発見者、妖精エルヴィスは言う。 中にはひどく手のつけられないほど ぴったりとくっついてしまったページもあったが、 彼は、それをKorvatunturiにある修復研究所に持っていき、 その回顧録は数週間もの間、 そこで修復、その後調査されていたのだった。 ひどくダメージを受けていたページも、 ある程度は判読することができた。 修復研究所の管理者、妖精イグザクトは、 世界中がきっと大騒ぎになる、その事実を発見した。 そう、 「サンタは、来年1000歳になるのだ!」という事実を。 サンタのお話は、999年の終わり、 ニューイヤー・イヴの数日前に始まる。 まさに、その時起こっていたことは、 今まで明確ではなかったのだが、 そして、サンタ本人がこのコトについて、 あまり語ろうとはしなかったのだ。 サンタ:「このコトは、300年前に、 ぜーんぶ忘れてしまったよ、ほぉふぉふぉふぉふぉ」 今、その回顧録が当の本人に返還されようとしている。 もちろん、サンタは正確な出生の日付けが判明したことを、 とてもよろこんでいる。 「本は、300年前に妖精たちとキノコ狩りにいった時に 森の中でなくしてしまったんじゃろう。 そして、この本のおかげでみんなにわしの生まれた日につ いて確かなことが言えるようになった。 来年は、特別なパーティが開けることになりそうじゃ。 そのパーティには世界中のコドモたちを招待したい。」 サンタは、微笑みながら言う。 「事実、わしはひとびとがクリスマスの時にみせる “親切なこころ”とか “きれいなキモチ”だとか “よい行い”といったようなモノによって生みだされた ようなもんじゃからな。」 「すべては、999年のクリスマスの後に始まったのだ。 フロストと、フランス人のニコラウスとわしが、 Korvatunturiで、なにかよいコトができないか、 と、はなしあっている時のことじゃよ。 イエスの生誕祭で、みんなが神聖な キモチになっていたよ。 まぁ、それとこれとは、また別の話なんじゃがな。」 とワケあり顔でにやりと笑うのだった。 しかし、この回顧録は出版すると約束してくれた。 というワケなのですよ。 率直な感想としては、 結構長生きなのね、サンタさんて...。 あと、他のページでみつけた「とっておき話」を。 なぜ、サンタさんはフィンランドに住むようになったか。 実は、以前はもっと南の方に住んでいたんだけど、 あの衣装(コート)とアゴひげでは、暑さに耐え切れない。 贈り物を作る作業もつらい。 汗だっらだらになっちゃうからね。 そこで、「寒い場所へ」とアイスランドに行ったそうな。 しかし、「寒すぎ」た。 次にノルウェーへ。 しかし、作業場所としては適してなかった。 で、スウェーデンへ。 そこでは、「妖精さん」たちには出会えたんだけど、 トナカイが充分にはいなかったんだって。 サンタは、ついにフィンランドに。 そこで、 親切でかしこい「妖精さん」たちとトナカイたちに出会い、 サンタさんと妖精さんとトナカイたちしか知らないところ、 樹木がないEar Mountainに住むことになったんだとさ。 いろいろ「苦労」してるんだわよ。 暢気に「ほーほーほー」って言いながら、 贈り物配り歩いてるワケじゃないってとこを 理解しなくては。 では、 簡単に、このサイトの紹介をしておきます。 サンタさんの挨拶がREAL PLAYERで聞くことができます。 せっかくですから、 英語版ではなく、Suomeksi(フィンランド語版)でぜひ。 こちらのページの 「Kuuntele ja kat so ! 」をクリックすると、 ホンマモンのサンタさんに会えますよ。 ちなみに、 フィンランド語では、サンタ・クロースのことを 「Joulupukin」っていうみたいですね。 あとは、左側のメニューバーから。 上から2番目は、もっともっと「クリスマス&サンタ」 博士を目指す熱心な方向け、advent calenderのページ。 24日のクリスマス・イヴまで、 毎日日めくり状態でサンタさんにまつわるお話や 御本人のメッセージなどのいろんなエピソードが 楽しめます。 そして、次の山のボタンは、 彼等が住んでいる美しいフィンランドの紹介。 こんなに「色」が透明な場所なら、 さぞかし“妖精さんたち”も居心地がよかろう。 「どうしてもサンタさんをさがし出してやるぜ!」 という鼻息荒い諸君は、 その下のボタンから「サンタさんをさがせ!」ページが ありますので、そちらへ。 ところで、 この「big party」のインヴィテイション・カードは 届きましたか? それでは、すてきなクリスマスを。 i wish all of you a very merry christmas... |
1999-12-24-FRI
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