網の目のある惑星。 おーい、 と呼びかけてみよう。 |
「ドット・アイ・エスの人びと」 |
ママとあたし@ドット・アイ・エス(1) |
ママとあたし@ドット・アイ・エス(2) |
「美しい」というコト@ドット・アイ・エス(1) |
Vol.16 「ドット・アイ・エスの人びと」 Sculptures by Kristin Gudjonsdottir その2:「美しい」というコト@ドット・アイ・エス(2) <前回からのつづき> english HERE>> Q//アイスランドも日本も、「島国」ですよね。 残念ながら、わたしも含めた日本の人たちは、 あなたの国のことをあまりよく知りません。 でも、私達両国の間には、共通点があるかも? おなじ「島国」の住民として。 日本の人たちに、あなたの国のことを紹介してください。 A//私はこの10年くらい、 アイスランドには住んでいませんが、 定期的には帰郷しています。 (アイスランドは)小さなコミュニティであって、 (快適というよりは)むしろ苛酷というような環境下に 住まなくてはならない場合もあります。 極寒というわけでもなく、暑いというわけでもないけど。 私自身が(故郷を離れてみて)一番恋しいのは、 夏中続く、あの「白夜」ですね。 夏は、最大で夜の9時くらいまで日の光があって。 でも、その白夜も、 年間を通して考えれば、ごく限られた期間ですけど、 きっと、戸外で自然を楽しむにはいい時期です。 魚もなつかしいですね。 とびきり新鮮なモノがとれますよ。 (c)Kristin Gudjonsdottir Q//このサイトを通じて、 見知らぬ人との出会いも多くあると思います。 特に、印象に残る出会いはありましたか? たとえば、ネットなくては出会えないような、 遠くの国に住んでいる人との出会い、とか? A//そうですね。 ここ3年くらいは、特に閲覧者が増えました。 だから、サイトはたいへん役に立っています。 閲覧者がぐんと増えた主な理由は、 私のサイトを積極的にいろんなサイトと リンクさせたことにあると思います。 そのコトによって、 美術関係の書物や雑誌から依頼がきたり、 美術関係の学生や研究者からインタビューを受けたり、 なんてことがあるようになりました。 既存の美術書しか見ていなければ、 きっと彼等は私のことなんて知らなかったはず。 サイトを通じて私を知ったアーティストたちとも、 友だちになったし。 レクチャーでみせるためのスライドを求められたり、 私自身がレクチャーを頼まれたり。 また、ギャラリストやコレクターがやってきて、 作品について尋ねられたりもしました。 だから、 1996年にこのサイトを開設したのは大正解だったし、 これからもつづけていこうと思ってます。 Q//とつぜん思いついたんだけど、 昨日の夕食のメニューは、なに? A//いい日にアクセスしてくれましたね! 日常的に食べるモノに関して、お肉とかトマトとかね、 私にはちょっと問題があるので、 自分のオリジナル創作料理がいいんです。 ラザーニャとか、インド料理のようなモノが好きです。 その上、おいしいっていう、両方兼ね備えたメニューを 考案しました。 ぜひ、ためしてみて! >>>stina風インド風味ラザーニャ それと、 デザートには「アイスランド風ライブレッドスープ」を。 これも、おいしいですよ。 >>>アイスランド風ライブレッドスープ + レシピひとくちメモ + by Mika 1oz=28.349g molasses ;糖蜜のこと 220-230°F=100-110℃ ・・・超低温度で14時間オーブンは、ちょい、つらいかもねぇ。 Q//あなたのサイトを、 あなたが会ったことがないであろう、 多くの日本人が見ることになります。 われわれもそれをのぞんでいるのですが。 彼らに、メッセージはありますか? A//みなさんからのご意見、ご感想をたのしみにしています。 ゲストブックには、 ぜひサイトについてや作品についてのコメントを お寄せください。 サイトをよりよくするためにも、 どんな質問にでも、よろこんでお答えしますよ。 Q//最後の質問です。 あなた自身のサイト以外で 最近お気に入りのサイトがあれば紹介してください。 A//何度聞かれても、 「お気に入り」のサイトって答えられないのよね。 私のサイトのリンク集の中に おもしろいサイトがみつかるかもしれません。 Link もしかしたら、 こちらの方がいいかな。 das boot vefrit 前回、「美しい」と「感動」について書きました。 このふたつは、 抽象的でコトバではなかなか表わすことのできないモノ。 当然、ひとそれぞれに基準があるから、 どういうモノに「美しさ」を感じるかは十人十色。 だからこそ、おもしろいんだけどね。 (c)Kristin Gudjonsdottir みなさんは、彼女の作品をどう思いましたか?? さてさて。 ぐる〜りとめぐりめぐってきて、 結局帰ってきたのは「IT」だったみたい。 最初にもどりますが、 そうだね、internetがなければ、 彼女たちは、 自分の家族のコトやら作品やらを発信してなかっただろうし、 わたしは、 「アイスランド」とつながることなんてなかったんだから。 そんなあたりを再確認したところで、 さらなるべつの方向へと「網の目」を探査していきまっす。 はたして、どこにたどりつくのやら? では、また。 |
2001-05-07-MON
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