まるでハガキのように。 |
◆「まるでハガキのように」によせられた 「やめて!お母さん!」を、楽しみましょう。 |
●げりげり ●ばな まだみんなお互いのことをよく知らず、 友達作りもこれから、という中学1年の4月のこと。 ようやくできてきた女の子グループの一つでかたまって、 お弁当を食べようとしたとき、 私の水筒の中で動くモノがいる。 つい声をあげてしまった私を心配したみんなの目の前で、 コップの中に吐き出されてきたのはなんと 「ごきぶり」。 グループみんなが絶叫し、逃げまどった。 お茶入れる前に気付いて欲しかった。 危うくいじめに遭うところだった。 ●ふー それは久保田利伸がブレイクした頃だったでしょうか。 母がのたまった。 「あの、“海のサガラ”って曲いいねえ。」 ????どれよ?! そしてテレビにクボタが登場! 「これこれ!この曲よ!」 『流星のサドル』だった・・・。 ●ちょろ 皆さんに聞きたい。 お弁当箱を開けたら、 肉まんが入ってたのって、おかしい? もちろん、おかずも別に入ってるんですが・・・。 主食・肉まん。 中学生当時もみんなに笑われ、 後々、何かの折に話しては、笑われています。 あと、友達からの電話に、 「あー、今、東京に行ってます」 って言ってたのは、さすがにまいった。 当時住んでたのは、横浜市金沢区。 ●タマ 「やっためたら」「やっためたら」と連発するウチの母。 本人は「めったやたら」と言いたいらしい。 お母さん、気持ちは分かるけど リズムだけで喋るのはやめて下さい。 ●のんの ある晴れた秋の午後 家のベランダでうちの母は大声で語った。 「お母さん、あれ食べたいのよねぇ。 石焼きビリーバンバン」 家族全員、すぐさま家に入りましたとさ。 ●まどか ・行楽用のおにぎり(お米3合分)を砂糖でにぎる (その日の行楽はメインなし) ・バスクリンと間違えて漂白剤を入れる (臭いで気付けよ) ・「ジャイケル・マクソンってかっこいいね」 (何度も間違う。基本技) ・「K2にでてくるアイルトン・フグのファンなの」 (上の応用技) しかし、この母との血の繋がりを 日常で強く感じてしまうことが 度々ある私もいかがなものか。 ●ぴゅう 「最近は、動物の心なんかも研究してるのかねえ。」 と母が言う。 「あ、そうなの?」 と私が返すと、 「だって、馬虎の心理学だなんていうんだよ、 それにしてもなんで馬だの虎なんだろう??」 ・・・お母さん、馬虎じゃなくって トラウマですね、それは。 それ、外で言ってない事を祈るよ・・・ ●uran 同級生に25歳年下の妹が生まれた。 娘に見えてしまう妹を抱いてあやす優しい姉は 近所であらぬ噂を立てられてしまった・・・。 ヒトゴトながら「やめて、お母さん!」 ●アゲハ 小学校の友達の藤田君が ウチで目にケガしちゃったとき 母は、「あれまぁ」といいながら メンタムをヌリヌリしてあげました 藤田君は 泣いて帰りました‥‥ もう遊びに来なくなった。 |
2001-02-05-MON