第17回オンエア 構成台本
[Ken ran to INN.]
構成:松岡厚志
先生 「いいかぁ、Nの発音は、エン〜ヌ。
リピート・アフター・ミー
エン〜ヌ」
生徒たち 「エン〜ヌ」
先生 「オウケイ。
じゃあ鈴木、
今から言う日本文を英語に直しなさい。
え〜、ケンは宿屋へ走った」
(SE ガタッ …椅子から立ちあがる音)
鈴木 「ケン…、ケン・ラン・トゥ・イン、ですか?」
先生 「ンノォ!
ケン〜ヌ・ラン〜ヌ・トゥ・インン〜ヌだ。
オウケイ?」
鈴木「うん。」
先生 「うん、じゃないだろバカモノ。ウン〜ヌだ!」
[わらしべ長者]
構成:タカサキユウスケ
SE:ハエが飛び回る
青年 「うっとおしいなぁ…えいっ
SE:物をつかむ
青年 「つかまえた…と。
そうだ、このハエに糸をくくりつけてやろう…
よし、と。」
SE:ハエが飛び回る音
青年 「ははは、逃げられないでやんの。まぬけだなぁ」
SE:車がやってきて止まる音
SE:車のドアが開く
中年男性 「君、きみ!そのハエと私の全財産を
交換してくれないか!」
青年 「いきなりかよ!」
[家族ぐるみのおつきあい]
構成:岡田 堅嗣
おばさまA 「あら、山田さん?偶然ねえ。」
おばさまB 「ああ、林さんじゃないですか。
いつもうちの亭主がお世話
になっております。」
おばさまA 「いえいえ、こちらの娘のほうこそ、
お食事に連れて行っていただいたり、
ブランドのバッグを買っていただいたり、
一回3万円もいただいたりと、
大変お世話になっていますわ。」
[大岡裁き]
構成:タカサキユウスケ
女1「この子は私の子供です!」
女2「いいえ、私の子供です!」
大岡越前「ふむふむ。それではこの子供の腕を
両側から引っ張りあえ。
可哀想だと思って先に手を離した方を
母親としよう、あ、言っちゃった。」
[結婚式の祝い方]
構成:松岡厚志
男A:ようやくアイツも結婚か。
男B:そうだな〜。
男A:でさ、来週の結婚式さ、
パーッと盛り上げてやりたいんだよ。
男B:うんうん。
男A:でそのための案がいくつかあるんだけど、
アイツの結婚式に相応しいかどうか、
○×で判断してくんない?
男B:ああ、いいよ。
男A:まず、オレが牧師さんになりすます。
(SE ブブー)
男A:冗談冗談(笑)。次、バージンロードに画鋲をまく。
(SE ブブー)
男A:これは露骨な嫌がらせ、か。
次、「誓イマスカ」にオレが「はい」って返事する。
(SE ブブーブブー)
男A:わかったわかった、もう邪魔はしない。
じゃあ、ブーケトスにAクイック。
(SE ブブー)
男A:Bクイック!
(SE ピンポーン)
男A:い、いいんだ。
じゃ、仲人さんの一言ギャグにあえて大爆笑。
(SE ブブー)
男A:笑ってやれよ。
んじゃ、ケーキカットで不景気カット、なんちて。
(SE ピンポーン)
男A:これはいいんだ。
男B:ていうかお前、もっとまともなのねえのかよ。
男A:ねえよ! だいたいオレたち、
結婚式に呼ばれてねえしな。
(SE ピンポーン)
2人:はぁ〜。 |