「もの」や「こと」を通して、
人をよろこばせる仕事です。

商品チームの人材募集へのご応募を
ご検討くださり、ありがとうございます。

「ほぼ日」では現在、
「もの」のかたちをしたコンテンツとして、
さまざまなオリジナル商品を企画・開発・販売しています。
ふつうだったら、企画は企画、開発は開発、販売は販売で、
それぞれ担当者がちがいますし、
その責任の範囲もかぎられると思いますが、
「ほぼ日」では、そういう区切りがありません。
企画から販売まで一貫して、ひとつのチームが担当します。

自分たちで企画して、自分たちでつくって、
自分たちで宣伝して、自分たちで売る。
「ほぼ日」の商品づくりは、いわば総力戦なのです。

「いいこと思いついた！」からはじまって、
どうやればそれを実現できるのかを考え、
試作を重ね、そのつど、
「ほんとにこれ、ほしい？」と自分たちに問いかけ、
アイデアが足りなければ、なんとかして足し、
ようやくできあがったら、
値段をいくらにすればいいか悶々と悩み、
「ほぼ日」やTOBICHIでどんなふうに伝えるかプランを立て、
ウェブでの販売ページをつくり、
いざお披露目したら、評判がやたら気になり、
実際に使ってくださったかたからのご意見や感想に
一喜一憂しつつ、それが次の「いいこと」につながる‥‥。
そんなサイクルで、商品づくりはすすみます。

いろんなことをやらないといけませんし、
それが得意なことばかりとはかぎりません。
その意味では、なかなかたいへんです。

でも、自分たちがいいと思ったものがかたちになり、
その魅力を自分たちで伝えて、
それがお客さまに受け入れられたときには、
ほかでは味わえないほどの、
大きなよろこびを感じることができます。
おまけに「買ってよかったです」とか
「愛用しています」なんて言われたりしようものなら、
そのうれしさは、もう格別です。
（お客さんがいっぱいのステージに上がって、
　歌ったり踊ったりして、拍手喝采をあびる。
　たとえて言うなら、そんな感覚です。）

つまり、かんたんに言うと、
「『もの』を通して人をよろこばせる」ことが、
わたしたちがやっていること、やりたいことで、
「よろこばせたい」とつねに思っていることが、
わたしたちの仕事の特徴だと思います。

そういう仕事に魅力を感じてくださるかたに、
ご応募いただけたらうれしいです。

ちなみに、わたしたちは「ほぼ日」をいままで以上に
おもしろい場所にしたいと考えていますので、
これからは、「もの」以外の商品、
たとえば何らかのサービスやイベントなど、
「こと」にまつわる仕事も増えていくと思います。

それも合わせて考えると、
「『もの』や『こと』で人をよろこばせることに、
　情熱を持って取り組める人」
が、わたしたち商品チームにとっての
「いい人」像ということになるかもしれません。

いままでの専門分野、得意分野があれば、
役立つ道具として、どうぞ持ってきてください。
でも実際には、かならずしも特別な技能は必要ありません。

ほかではあまりない仕事のやりかたをしていますので、
むしろ、いままでのお仕事の経験や流儀にこだわらず、
「新卒」のような気持ちで臨んでくださるかたに
来てもらえたらと思っています。

ご応募を、たのしみにお待ちしております。

（商品チーム一同）