ROBO
風前の灯火。

はじまったときから、風前の灯火。

突然の思いつきではじまったけれど、
なんとなく失敗が予感できる新企画です。
「ワタシに旅をさせてください」というロボットが・・・。


とにかく、はじまる前から期待されてない。
イージーで安上がりな企画が出発しました。
もとと言えば、
「買いだめしておいた100円ライターは、
いま、どこにあるんだろう?」
という雑談がきっかけだったんですが、

1)たまたま、darlingが
青山のバラエティーショップで買った
「名もないロボット」
(体長4.7センチ/アイコンになっているロボット)を、
リリースします。
世間という大海に放ってやるわけです。

2)これを受け取った人は、
「ほぼ日」にメールで報告する義務があります。
宛先はpostman@1101.comですよね。
そして、これを条件にするのですが、
必ず一晩以上、自宅に泊めてやってください。

3)そして、次の誰かに渡すのです。
絶対に「手渡し」です!
また、その「次の誰かさん」は、
「ほぼ日」を読んでいる人でないといけません。
読んだことがあるでも、まぁ、いいでしょう。
で、その誰かさんは、また、報告してくれて、
次の手渡しする相手を探すのです。

悪く考えれば、
ちょっと、吸血鬼が増殖していくようなイメージですね。
毛ジラミがうつっていくのにも似ているかしらん。
害のないネズミ講のようでもあります。
よく言えば、
名も知らぬ遠き島より流れ着くヤシの実のようだし。
迷子の子猫ちゃんを連れて彷徨う犬のお巡りさん?

で、100人の家を回ったら、旅はおしまい。
また、誰か里親に引き取ってもらってもいいでしょう。
まだそのへんのことは考えてないんですけど。

で、最初の旅先を、
夜中にやってきたアッキィ画伯の自宅にしました。
ここから、どんな旅がはじまるのかは、神のみぞ知る。
どこいらへんで、この企画が挫折するのかさえも、
おたのしみにしましょうや。

 


一人目 アッキィさんの家 (1999.1.11〜)

1999-01-12-TUE

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