風前の灯火。 |
16人目 サカイさんの家(1999.2.25〜) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
1999-02-27-SAT
16人目 サカイさんの家(つづき) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
1999-03-02-TUE
16人目 サカイさんの家(つづき) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2月27日(土) 今日サカイさんは昨日のおわびだと言って お芝居を観に大塚まで連れていってくれた。 なんでもサカイさんのいる劇団の後輩の とみちゃんが客演しているのだそうだ。 アメリカの劇作家が書いたそのお芝居は、 はっきり言ってお話は面白かった。 原爆が落ちた広島で、自らも被爆したアメリカ人兵士の その後の人生についての話だ。 ややこしいことはよく分からないけど、 サカイさんは芝居が新劇ちっくでリアルじゃないといって、 年配の俳優さんの演技にケチをつけていた。 お芝居が終わったあと、とみちゃんと 劇団の後輩の人達と一緒に大塚の養老の滝 という居酒屋に連れていってもらった。 この人達は誰もパソコンを持っていなかった。 居酒屋のテーブルの上でみんなの熱い思いを聞いた。 いろんな人生があるんだなあ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2月28日(日) そろそろサカイさんともお別れかなと思っていたけど 時間が合わなくて次の人になかなか会えないそうだ。 暇そうに見えて結構それなりに忙しいらしい。 よく人に会うけどパソコンを持っていない人ばっかりだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3月1日(月) ロボ(以下R) 「サカイさんは役者さんなのに どうしてアルバイトをしているの?」 サカイ(以下S) 「喰えないからさ」 R「なんで喰えないの?」 S「売れてないからさ」 R「なんで売れてないんだと思う?」 S「やるべき事全部やってないからさ」 R「なんでやらないの?」 S(ムッ)「・・・だって忙しいんだもん」 R「それは言い訳でしょ」 S(グサッ) 「でも・・・、でもタレント名鑑にはのってるんだぞ!」 R「そーゆー問題じゃないじゃん」 S(グサグサッ)「・・・・・」 R「本業なんだったらもっと努力すれば?」 S(プチッ) 「うるせー!おまえなんか嫌いだー!!出てけ!!!」 ロボット君とケンカしてしまったサカイです。 結局近所に住む20年来の友人の 生島くんに押し付けてしまいました。 ごめんねロボット君、僕がんばるよ。 |
1999-03-03-WED
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