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虚実1:99
総武線猿紀行

総武線猿紀行第231回

「2005こちら花粉症情報局と勝手に連動!
 いろいろ情報コワイ話&これが花粉だ!」


すごい‥‥らしい。今年のスギ。
僕はブタクサマンなので、スギはあまり感じないのですが、
ヒドいといわれていた3月8日前後に
ゼンソクになりました。
ハウスダストの。情けない‥‥。
部屋が汚いから自業自得なのです。
特に衣服のほこり、レコード、本のカビはヤバいですね。

検査をしたのですが、
前は出なかったスギがチョコリンと登場、
そしてハウスダストがドカーンと。
以前は、注射で感作させていましたが、今は簡単ですね。
腕に、ちょこっと軽い傷をつけて
そこに抗原を塗り、数分で。

ところで、コワい話。本当の話。
アレルギー検査や、抗体造りのための注射(減感作療法)、
実は僕も子供のころやっていたのですが、
非常にヤバい、という話です。
ボクチン死ぬかもしれなかった
(アナフィラキシーショック死)のです。マジです。
そんなものがどうして放置されていた?
ひょっとしてまだされている? かといえば、
これには、実は、深い闇があるようです。ゾゾゾゾゾゾゾ。

閑話休題。

検査の結果ですが、直径にして、
ハウスダスト=5センチ、スギ1センチ。
つくづく情けない。
スギ引き金により誘発された
ハウスダストゼンソクではないかと思います。
ゼエゼエゼエ、ヒューヒューヒューと
呼吸が午前2時くらいから苦しくなり、
続いて、ひどい咳の発作が止まらなくなり、午前6時まで。
それ以降は、ウソのように収まります。
それらは、横になり寝ようとすると出てくるので、
起きてれば平気なのです。

「なんだ、じゃあ、朝6時まで起きていよう」
と朝6時まで嬉々として起きていたら、
そのまま安らかに眠れました。
それに味をしめて次の日も同じパターン。
ところが、その次の日です。
朝6時から発作が始まるようになったのです。
ようするに体内時計を4時間ズラしただけになった。
おかげさまで、
こじらせたように超大変なことになりました。
みなさんはけして真似しないで下さい。

そこで、大嫌いな医者にいきました。
ドカーン、告白すると、
僕は医者、正確にいうと、投薬が大嫌いなのです。
しかし、今度ばかりはそうもいってられない。
呼吸困難のハズミで死ぬかもしれない(まじ)。
で、耳鼻科にいきましたら、
吸入や抗ヒスタミン剤と共にいただいた、
胸にはりつける4センチ四方の紙状「気管支拡張剤」。
これは効きますね!
一発でヒューヒューが止まりました。
クスリですから、体にはよくないのでしょうが、
これはクセになるかもしれない。
出してくださるとき、先生が
「これは習慣になるんだよな〜」
ってツブやいたのですが、まさに、その通りかも。

その他、漢方薬のツムラ29番、
麦門冬湯(ばくもんとうとう)も出されましたが、
これは僕には効かなかった。
漢方薬は相性があるようです。
強めの漢方剤、
麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)を試した方は
おられるでしょうか?
交感神経刺激薬のエフェドリン類も含まれているらしく、
興味があります。

さて、友人の獣医さんと、スギ交換メールをしました。
彼もヒドイ花粉症らしく、
ご自身でいろいろな研究をされています。
今回は、彼の撮った、スギ花粉の顕微鏡写真を特別公開!

「顕微鏡で400倍の倍率で撮りました。
 スギ花粉の直径は
 30マイクロメーターくらいの大きさです。
 トラップの作り方は簡単で、
 スライドガラスに白色ワセリンを塗ってできあがり。
 後はどこでもいいですから好きな場所に置くだけです。
 24時間置いて置いてから、
 染色して顕微鏡で数を数えるのが
 計測のやり方らしいですよ。
 部屋の中に花粉がどれだけあるのかも、
 この方法で調べるそうです。
 今回の写真は染色はしておりません。
 そのままの姿と色です。
 3月8日に6時間放置で回収した花粉です」







う〜〜ん。シゲシゲと見つめる、抗原、スギの花粉君よ。
君の出てきた日、僕はゼンソクに。
UFOのように。タマネギのように。帽子のように。
さて、どうしたんだい? 君は。
どうしてそんなに暴れるんだい?

(続くかどうかわかりません)


サエキけんぞうのパリ・エレガンス!
〜フランスツアー再現凱旋ライブ&官能ショウ!

出演:サエキけんぞう&窪田晴男、kiki13、NORO、
DJきうぴい(予定)その他丸秘ゲスト
2005年4月22日(金)at. 青い部屋
OPEN 19:00 CLOSE 23:00
CHARGE : \2,800(1D)/ \2,500(1D/ADV)
昨年、9箇所にわたる、2度目のフランスツアーを行った
サエキけんぞう+窪田晴男のSHOWを完璧再現!&新曲!
またゲストにあの官能のパノラマkiki13!
魅惑のNOROソロライブという豪華絢爛エレガンスライブ、
またフランスで発売された
サエキけんぞうのフランス盤第二弾
(企画盤、本物のカマンベール箱入り)
を会場で独占限定初発売!特典付!
青い部屋
東京都渋谷区渋谷2-12-13八千代ビルB1F
tel / fax 03-3407-3564
青い部屋事務局
渋谷区渋谷1-20-22北沢館402(火土日祝日定休)
tel / fax 03-3406-2322 info@aoiheya.com
新しいCDができましたよ!

いよいよ春!
1年4ヶ月ぶりに、サエキは
キャトルセゾンのフレンチ・オムニバス音楽を
渾身の力を持ってコンパイルしました。
今回のアルバムは、
パリが強烈な香りを発散していた1930〜70年代と、
その音楽をつないで発展させている
21世紀のアーティストをつなぐタイムトンネルです。
今パリで人気絶頂、来日も決定したサンセヴェリーノから、
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「ほぼ日」読者のために特別に
オマケCDーRを用意します。

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Pearlnet pearlnet@nifty.com 
「キャトルセゾン係り」まで
サエキのHPがブログになったよ。
トラックバックとか、コメントとか入れてくれんかいのう。
http://www.saekingdom.com/

サエキさんへの激励や感想などは、
メールの表題に「サエキさんへ」と書いて、
postman@1101.comに送ってください。

2005-03-29-TUE

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