虚実1:99 総武線猿紀行 |
総武線猿紀行第263回 総武線猿紀行から本が生まれました! 『ネット限定恋愛革命 スパムメール大賞』発刊記念! その4 クリスマスはスパムサンドで! というわけでスパムメールだけで 「スパム天国」という曲を作ったパール兄弟ですが、 2月10日にバカボン鈴木復活により、 久しぶりにお届けするパール兄弟のライブ (AT新宿ロフト、ゲスト鈴木慶一、 菊地成孔クインテット・ライヴ・ダブ)の 前売りが開始されました。 久しぶりにがんばりますので、 どうかお誘い合わせの上、ご来場下さい! お手持ちのスパムメールでなんと(かなり高確率で) アイポッドも当たってしまう 群馬のイベントも本日です。 どうかお誘い合わせの上、群馬ですが、来てください! さて、スパムの名前の由来について 今日は述べさせていただきましょう。 スパムメールについている「スパム」という名前、 これは米国ホーメル社のランチョンミート缶詰、 それが「SPAM」という商品であります。 けっこう最近クラブ等でみかけるようになりましたね。 スパムむすび、スパムサンド、スパムの野菜炒めなど、 味は、まあまあ、可もなく不可もなくといったところ、 悪くはないですよ。 ハマるとクセになる場合もありますよ。 たとえばこのような感じ。 スパムはハワイで人気があるようで、 僕もハワイに行った際には、 スパムサンドなどのメニューを見かけました。 日本国内でも、高級調なハンバーガーで有名な 「フレッシュネスバーガー」にも 「スパムサンドイッチ」がありました! なんと400円です。 ここに入っているということは、 スパム、けっこうメジャー感ありますね。 次に、SPAMを販売している ホーメル社のHPを見て見ましょう。 http://www.spam.com/ なかなか面白いですね!(笑) アメリカならではのビジュアル、 けっこうレトロを意識しています。 大滝詠一さんの「ナイアガラムーン」や 細野晴臣さんの「トロピカル・ダンディ」の ジャケットにも近い世界です。 (それらのジャケットは両方ともアメリカにある (洗剤などの)製品パッケージを 引用したりしています、 そういうアメリカ商品の パッケージを引用する文化が、 70年代の日本のポップジャケットにはありました) この中に、スパムファンクラブというのがあって 「スパムジャム・イン・ワイキキ」 「スパムファンズ・ファインド・ ヴォイス・イン・サイバースペース」 などというコーナー(会員専用)があって怪しい雰囲気。 なにやら、ティム・バートン的なセンスも入っていて、 このホーメル社、なかなかにヤリますね〜。 どうやらちょっとサブカルの匂いがするのです。 なにせ「スパムジャム・イン・ワイキキ」ですから。 いったいなんなんでしょうね? スパムジャムって? ジャムセッションでも行われるんでしょうか? 僕は、スパムに関わるにあたって、 直感的にこういった妖しい匂いを 原始的な直感で感じ取りました。 アメリカのポップ文化には、 こうしたインスタントな食文化や電気製品文化、 インテリア文化が深く関係しています。 アメリカの発展と歩調を一緒になしていたともいえる SPAMという食文化の「アメ文化観」は、 このポップなHPの グラフィックコンセプトイメージからも 深く伝わってくるのですね。 そして「スパムメール」というネーミングは、 もうひとつロックファンにもおなじみのある 強烈な団体とも関係しているらしいことを 嗅ぎ付けました! その名は「モンティパイソン」。 かのビートル、ジョージハリスンも渾身で応援、 映画まで製作していたかの集団です。 え? モンティパイソンがどうやって スパムに関係していたの? と知りたい方は、 お手数ですが拙著 『ネット限定恋愛革命スパムメール大賞』 を手にとっていただきたいのです! 今年のクリスマスは 「スパムサンドイッチ」でいかがですか? (この項続く)
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2005-12-22-THU
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