総武線猿紀行第104回
「携帯電話にまつわる
今日この頃の怪談やユルい楽しみなど」その1
<緊急チェック事項とオリジナル対策>
携帯電話は便利だけど、いろんな事件もおきますね。
先日ですが、友人からこんなメールが来ました。
「携帯電話に係わる詐欺の情報を入手しましたので
お知らせします。
詐欺の手口は以下のとおりです。
〈手口〉番号を通知した状態で
ワンギリ(一回コールしてすぐ切る)
してくる。
〈状況〉携帯電話に着信履歴が残り、
その通知された番号に
お客様(知人等)と勘違いして発信すると
Q2に似た応答メッセージが流れる。
〈請求〉これだけで、携帯の通話料とは別に
10万円程度の請求がくる。
〈集金〉取り立ては厳しいらしい。
〈電話番号〉
06-63**-19** 052-7**-15**
052-7**-12** 052-7**-84**
06-63**-77** 052-7**-73**
03-37**-75** 03-57**-29**
03-35**-43** 03-34**-65**
03-56**-78** 03-56**-78**
03-34**-45** 03-34**-09**
03-54**-44** 03-53**-88**
03-53**-93** 0534-**-31**
03-53**-93** 03-53**-93**
03-34**-47** 03-32**-76**
03-38**-41** 03-32**-28**
03-53**-76** 03-39**-67**
03-34**-67** 03-53**-44**
03-33**-75** 06-49**-31**
03-54**-25** 06-63**-07**
以上の番号で掛けてくるので、
絶対に電話をかけないように。
この番号以外もあるそうです。
着信履歴に心当たりのないものは
絶対にかけないように。」
というものです。
おっそろしいですね。
そして「ほんとかなあ?ヤだなあ」と思っていた矢先に、
出先に実際かかってきたのです。
ブルブルっと!
“ワンコール”携帯着信が。
これは怪しいと思い、だけど、だれから着信したか?
ひょっとするとやっぱり緊急の電話かもしれない、と
かかった先を特定したい気持ちに駆られました。
友達に相談したところ、
「公衆電話でかければ?」
とのこと。
そうだ!
それなら請求されることもない!
と感心しながらカード公衆電話にかけてみました。
すると…
「新しい出会いをしてみませんか?」
というメッセージが!
クワバラクワバラ!
携帯からかけなくて良かった!!!
(これはオススメの対策法です)
家に帰って、上の表と照らし合わせてみると、
03-34**-47** でした!
まさしくありました。
その後、悪質な詐欺?(というより恐喝ですよね)
の手口として新聞に、この電話番号の表とともに、
出ていたのです。
この事態は新聞などでも大々的に報道されました。
それにしても、携帯電話は今、
たくさんのメッセージが送られてくる場合があります。
みなさんの携帯にもスパムメール
(多くは出会いなどの質の悪い勧誘メール)
が来た事があると思います。
この連載でも触れましたが、7月くらいから増え始め、
8月には1日5、6件になりました。
「メールアドレスを変えればイイ」とは
携帯会社からススメられますが、
変えると連絡モレした人とのやり取りができなくなります。
それになんかクヤしいじゃありませんか?
スパムに負けたみたいで。
ですから、なんとか、極限になるまで我慢してみようと、
メールがくるに任せていました。
ウィルスを培養するように・・。
9月に入って、一日10通になり、
10月に入ると、一日13、4通。
さらに10月の中旬のある日、
突然数字はのび、ついに一日28通という日が来て、
我慢の限界に達しました。
そこで、ついにアドレスを変更しました。
僕の前のアドレスは
kenz*77@docomo.ne.jpです。
アドレスは、@の前に3文字以上、
30文字以下で設定できますが、
11、2ケタくらいまでは
コンピュータで設定したアドレスに
総アタリ線で送られてくるといいます。
いちどきに1000万件も2000万件も送信できるという
スパムメールソフト。
宛名不明で戻ってきたアドレスを削除し、
宛先を更新していくそうです。
そして、送信可能なアドレス名簿が作られ、
業者間で売買されるといわれています。
というわけで、アドレスのケタ数を増やせ!と、
新しいアドレスを
kenzokenzokenzokenz*
@docomo.ne.jp
にしようと思いましたが、
申しこんでみるとなんとこのアドレスは
使われていたのです!
こんなに長いアドレスなのに…。
新しいアドレスはここに書くわけには行きませんが、
確かにスパムメールは止まりました。
心に余裕ができてみると、それまでウィルスのように、
携帯内を犯させてきたメールの文面が
けっこう面白いことに気がつきました。
一体どういう人たちが、
どんな効果をみこんで書いているというのでしょう?
着信で残っていたメールで、特に味のあるものを、
ここで特別公開いたします。
その1
「メル友から…
つい3日前まで失恋に泣いていたメル友の娘が
今、隣にいる。
肩に手を回すと
腰掛けているベッドが軽くきしむ音を立てる。
石鹸の香りがする、シャワーあがりの肌に手が吸い付く。
電気を消して、そうお願いする娘は少し震えている…。
続きはあなたが体験してください」
うひゃあ、メル友の失恋につけこんでエッチですかあ?
イマドキ、失恋後とはいえ
「電気を消して、
そうお願いする娘は少し震えている…。」
って大時代的過ぎやしませんか?
スポーツ誌のエロ小説の読みすぎですね。
ここまで具体的にいわれると、
バカバカしいと思いながらも
試してみたい人が出てくるのかもしれません。
その2
「初めてだからやさしくお・し・え・て、フェラ?
はどんなふうにすればいいの?
なんてウブな会話ではじまる
禁断のhttp://taro-mail.*****バージンショック」
どこがウブなんだろう???
バージンショック…。
まだまだ続くスパムワールド。
次は一気に完走して脳ウニ化大作戦だ!
第ニ回 緊急牛肉スキスキ・キャンペーン!
サエキのおすすめ牛肉店「吉野家」
僕等は吉野家が無くなったら生きていけるだろうか?
僕は生きて行けない。
月にいっぺん行くかどうかだが。
なぜあんなに美味しいのだろう?
と、田中康夫も書いていたような気がする。
(ペログリ日記)
そんな吉野屋御茶ノ水駅前店に行ってみた。
驚き、肉の質がかなり良かった。
肉が余っているせいだろうか?
いつものヒモのようにビロビロした感じじゃなく、
しっかりの肉の実質がある、厚みのある肉だった。
思わず思い出したのが、赤坂見附にあった高級な吉野家。
もうなくなってしまったが、80年代後半にあった、
800円(当時倍額)ぐらいで、肉が上質の高級牛丼だ。
さすがにそれには及ばないものの、かなり肉がよい。
他の店でもそういう状態かどうか知らないが、
試す価値あり。
けんちん汁もいいね。
なお、250円セールもする(した?)らしい。
メチャ安だね。
みんないって・いって・いって!
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