総武線猿紀行第139回
「端末としての焼肉定食」その1
焼肉屋に家族で行きますか?・・&禁じ手療法
焼肉、食ってますか??その後。
昨年の狂牛病の時に「牛肉好き好きキャンペーン」を
繰り広げた当コラムですが、
すっかり焼肉屋にもお客さんが戻ってきたようです。
ほぼ日の「大投票GOODorBAD?」でも
牛肉が今や悪いイメージをもたれていなかったので、
安心しました!
この夏は暑すぎたせいもあり
(といってもここのところ毎年暑くはありますが)
スタミナのために自分内焼肉キャンペーンを
重点的に行っているサエキであります。
みなさんの育った家はサラリーマンですか?
それとも自営?
えのきどいちろうさんと話したことがあるのですが、
その昔、アヴェレージの家庭では焼肉屋という存在は
外食の禁じ手であったような気がします。
それは、地域にもよりますが、
焼肉屋の価格設定が家庭的ではなく
「値段のはる飲み屋」だったからという理由だと、
えのきどさんと意見が一致しました。
禁欲的なサラリーマン家庭にとって、あの値段は高すぎた。
20年前でも上ロース1500円とか平気でした。
今で言うところの
客単価5〜7000円ぐらいのイメージでしょうか?
家族で行って2〜3万円かかったら大変でしょう?
ざっとそういうイメージ。
あの綺麗だか汚いんだか変わってるんだか
判断に苦しむ場合が多い独特の外装内装も問題でした。
それはサラリーマン家庭にとって、
まさに馴染みのない魔界だったといえましょう。
サラリーマン家庭にとって
そこは開けてはならない扉だったのだと、
えのきどさんも、懐かしむように追憶されておられました。
それだけに焼肉屋の存在は
子供にとって神秘的に見えたのです。
僕が初めて焼肉屋に入ったのは高校生のときですが、
その時の感激は忘れられません。
「この世にこんなに美味しいものがあったのか?」
ステーキより、焼き鳥より、
トンカツより刺激的でゴージャス、
それが焼肉の印象でした。
そんな焼肉もすっかり大衆化、
家庭的な存在になりましたね。
一家で日曜は焼肉だ!
という家族が普通に見られるのも、
値段のデフレが起こったからです。
これは狂牛病問題が真っ盛りの
東京新聞で出ていた記事ですが、
あの焼肉価格破壊的なチェーンで有名な「G角」は、
狂牛病騒ぎのときに売り上げを逆に伸ばしたと、
関係者がインタビューで答えてました。
(確かに当時、当コラムでも書きましたが、
僕もそのころ新宿G角は満員で入れなかったのです。
狂牛病騒ぎが
かえってプロモーションになったのでしょうか?
いずれにせよ禁じられたりすると、
かえって心が燃えることがある。
狂牛病騒ぎで、僕の心もかえって焼肉、
牛肉に対する執着が増したようなのです。
前より食べる頻度が増しました。
そういう経験はなにかありませんか?
僕は今はタバコを吸いませんが、
一度だけ吸っていた時期があります。
それは高校一年生の1学期で、
その頃としてももっともニコチン濃度が高い
ハイライトを吸ってました。
25本入りという横広のキングサイズのハイライトが
その頃だけあったのですが・・・・
を買って吸っていましたが、
夏休みに失恋などして落ち込み、
このままじゃダメになる!と禁煙をしたのです。
そうしたところ、それまで、
成長が174センチで止まっていた身長が
一気に2学期で178センチまで伸びたのであります。
それ以来タバコは吸わないことにしました。
こうした禁じ手のショック療法は
科学的にも有効かもしれません。
お勧めしませんが、試してみる価値はあるでしょう。
未成年の君にいってないよ。
とにかく人間は禁じられることに弱いのであります。
「禁じられても〜会いたくて〜」
と昔、森山良子さんが歌ってましたね。
(この項続く)
僕とPOOKYとブルードレスによるプロデュース、
クラブイベントの決定版、
フレンチ&モッズの「MIDS」が青い部屋にやってきた!
ゲストDJは常盤響!
ゲストライブはキップソーン!
MIDS(MOD & FRENCH)
produced by KENZO SAEKI, blues dress & POOKY
8月30日金曜日 22:00〜5:00
ゲストDJ 常盤響
【DJ】POOKY、CAVABIEN
【LIVE】QYPTHONE
モッズとフレンチのファッションを
コーディネイトして来た方にはワンドリンクサーヴィス
【チャージ】¥2500(1D込)
at青い部屋
03.3407.3564 http://www.aoiheya.com/
うお〜本物GSイベントだ!
<アテンション情報あり>
夏の終わりの60’sあるいはGOGOパーティ!
現役のGSワイルドワンズワイルドワンズが
オリジナル4人編成、レパートリーでGS時代の感覚で、
30年ぶりに演奏することになりました。
彼らの曲は「モニー・モニー」「ハッハッハ」など、
当時のR&Bカバーで、
加瀬邦彦作曲のタイガースの最大のヒット曲
「シーシーシー」のワイルドワンズによる初披露、
デビュー曲「ユア・ベイビー」
もちろんGS初のナンバー1ヒット、
「想い出の渚」もやります。
また、サリー久保田、サミー前田他、
豪華なDJやライブゲストで、
僕が大橋巨泉を意識して
GSマニアの大森眸さんと司会します。
25歳以下(精神年齢)という
入場制限が設けてありますが、
「ほぼ日」読者は、全員当然入れます。
(アテンション情報!!
え〜〜人数確認のため
「いくよ〜」と名前人数書いて
メールをくれると超うれしいです!
pearlnet: pearlnet@kt.rim.or.jp)
BEATPOPS IN GINZA
featuring THE WILD ONES
TV「ビートポップス」の感覚で、
DJ&ライブ・パーティを
元銀座「メイツ」のケネディハウスで!
ライブ:ワイルドワンズ、
鈴木やすしとゴールデンサウンズ、ドンキーズ
DJ:サミー前田、サリー久保田、鈴木やすし
ホスト:サエキけんぞう、大森眸
9月1日(日)午後4時30分開場 午後5時開演
入場資格:(精神年齢)25歳以下。
入場料:1500円(1ドリンク付き)
at KENNEDY HOUSE
http://www.wildones.co.jp/kennedy/index.html
TEL 03-3572-8391〜3
中央区銀座7-108 コリドー通りB1F
●ソニービルより、
新橋に向かい2つ目の信号を右折、正面突き当たり。
●帝国ホテルより、
JRガードをくぐり高速道路下を右折7軒目
サエキのHPにも来てね!
http://www.saekingdom.tv/
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