MUSIC
虚実1:99
総武線猿紀行

総武線猿紀行第160回
「大瀧詠一トリビュート」にテロ!
11分の『オンド・メドレー』収録! その10
<「へヴィー・ローテイション」の頃>


「パール兄弟」名義としては10年ぶり、
日本が誇る世界のギタリスト
窪田晴男とのコラボレーションによる
「パール兄弟」としては13年ぶりのアルバム、
「宇宙旅行」が完成いたしました!
ジャケットはこれであります!!



そして!糸井ダーリン様からも、コピーをいただきました。
特製シールにして、ジャケットに貼ります。お楽しみに~

さて、パール兄弟とは全く関係なく、
僕のもうひとつのライフワークである
「フレンチ」活動なんですが、なんと急な話ですが、
フランス公演ツアー(計5ヶ所)が正式決定いたしました!
フランスに御住まいの方はぜひ見に来てください!

4月3日
(都市)ストラスブールStrasbourg
(場所) La laiterie 
(収容人数)200~300人

4月4日
(都市)アミエン Amiens
(場所)La lune des pirates 
(収容人数)200人

4月5日 
(都市)サヴィニー  Savigny
(場所)L'empreinte  
(収容人数)450人

4月7日 
(都市)パリ Paris
(場所)La boule noire.
(収容人数)300人

4月8日 
(都市)ルーアン Rouen
(場所)Exo 7
(収容人数)1000人

サエキは、いつものCD-Rによる一人ライブと、
共演のネオ・フレンチ・モッズ・バンドのレ・カプチーノ
http://www.lescappuccino.com/ とのライブセットを
行います。

レ・カプチーノのライブも大変に見ごたえのあるもので、
これは自信のツアーであります。
フランス人さんたち、待ってろよ!
と心根は威勢よいのでありますが、この収容人数を見て、
なにか気づきませんか?

そう、最大の都市で、そこしか僕を見にこなさそうな、
パリが300人。
名前も知らなかった街、ルーアンが1000人。
これはおそらく、東京で渋谷のエッグサイトとか
クラブ・アジアに出演するクラスの外人アーティストが、
なぜか広島あたりで1000人の
デカバコクラブ(広島にそんなのないか?)に
出るようなもの。

フロアは寒い状況必須であります。

イトイ新聞をごらんのフランスの同志のみなさん、
至急、ご連絡をとりあって、僕のライブに来てください!

なお、フランスに御住まいの方、
あるいは、そのころフランスに行かれる方は、
事前にわが事務所にご連絡をいただければ、
今後もし詳しいスケジュールが出ましたら、
メールで配信いたします。
取材等の方は、御招待の手配をいたします。

また、現地でのオフ会も開催できたら、と思っております。
pearlnet  pearlnet@kt.rim.or.jp
サエキ・フランス・ツアーの件:とタイトルして下さい。

さて、またまたニュースが長くなりまして
申し訳ありません。

「ロング・バケイション」は静かに発売され、
だんだんとチャートを昇っていきました。
あんなひっそりとしたヒットの開始って
なかったんじゃないかな?
現在の普通のヒットは、イニシャル枚数といって
最初のプレス枚数に大きな数が投入され、
販売店においてプッシュされることによって
生じる現象であります。

それは、ユーザーの選択による自然現象というよりは、
消費予測にもとづいた
「半ば仕掛けられたヒット」ともいえる構造ですが
長期にわたり、静かな上昇を続けた
「ロング・バケイション」の
ジワジワとしたチャート展開は、
まさに本当に1枚1枚心して選ばれたことによる
現象であったといえましょう。

それに合わせて、全く人前に姿を現さなかった大滝さんは、
コンサートも行うようになりました。
(実は発売直前に行っていたのだが、ゲスト、
 シャネルズ&セントルイス)

その中でもとても珍しい1981年12月3日に
渋谷公会堂で開かれたヘッドホン・コンサートは
特筆物でしょう。
よりクリアーにライブ演奏を聴かせたいという気持ちから、
観客全員にヘッドホンを配り、演奏を聴いてもらうという、
前代未聞のライブでありました。
(すごいこと考えるな~。
 二度とだれも行わないだろうな~。
 ヘッドホン持ち帰る人いなかったのかな~)

その他にもプロモーションDJシリーズと称して、
全国を回り、
なんと柏にも出演されていたのには驚きを隠せません。

レコーディングとしては、
松田聖子さんの「風立ちぬ」シングル、
アルバムのプロデュース(オリコン・トップディスク賞)や
佐野元春さんと杉真理さんとによる
「ナイアガラ・トライアングル」のレコーディングも続き、
そして年末のレコード大賞では「ロング・バケイション」に
レコード大賞のベストアルバム賞が贈られました。

まさに「ロング・バケイション」から、
一気に「へヴィー・ローテイション」へと
移行したわけですね。

といっても僕はそういったライブにも
一切行けませんでした。
なぜなら徳島大学にもどり、
歯医者の勉強をしていたからなのです。
遠く、徳島で、薬師丸ひろ子や森進一といった
大滝さんの仕事をチェックしていたのです。

ロング・バケイションの夏、
1981年の7月21日には我がバンド、
ハルメンズの2枚目にしてラストアルバム
「ハルメンズの20世紀」が徳島にいるままに
ビクターレコードからリリースされます。

そこには2人の歌姫が
この世で初めてソロの歌声をレコード盤に披露しました。

その名は戸川純と野宮真貴(exピチカートファイヴ)
であります。
(この項続く)



古い知り合いの東芝の加茂さん(現・氣志團担当)
のイベントに出ますよ!3月9日の日曜だよ!
僕の大好きな氣志團のことも聞いちゃおうかな?

新宿デモ評議委員会プレゼンツ
「新宿デモ評議委員会第7回全国大会 !! 」

プロデビューしたい全ミュージシャンへ朗報!!
みんなが持参したデモ音源を
そのまま会場全員で聴き評議するという
画期的な超人気公開シリーズ
デモオーディションイベントの第7回開催決定!
プロ、アマ問いません!
観覧のみの参加ももちろんOKです!
評議委員も有名なプロデューサーやミュージシャンが
多数参加!この場でプロデビューが決まるかもしれない!?

【出演】
加茂啓太郎(東芝EMI)、
サエキけんぞう(パール兄弟)、
上田ケンジ(プロデューサー)、
行達也(mona records)

【チャージ】
\1000(飲食別)
17:00開場 18:00開演
※デモ参加要領:
デモ(MD、CD、テープ、VHSビデオ映像、どれでも可)
を当日必ずプロフィール、写真と共に持ってきて下さい。
多数の場合は抽選になりますので、
その場合は音源をかけられない事もありますので
御了承下さい。
ただし、音源を会場でかけられなかった場合も、
お持ち頂いた音源は必ず主催者の加茂啓太郎さんが
すべて持ち帰りすべて聴きます。
http://www.toshiba-emi.co.jp/greathunting/

新宿LOFT/PLUS ONE
新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2 03-3205-6864
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/

2003-03-07-FRI

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