MUSIC
虚実1:99
総武線猿紀行

総武線猿紀行第190回
「吉野家どうですか?その2」

緊急情報! サエキけんぞう公式ホームページ
新装開店! (アドレス変更!)
www.saekingdom.com
2月29日(日)新装開店いたしました!!

で、吉野家。
食いましたよ、カレー丼に続き。
まずマーボー丼。


マーボー丼(380円)

マーボー丼、ほんとは大好きです。
中華料理屋の無難メニューナンバー1。
マーボー豆腐の味はずしている中華屋あったらヤバいよね。
なんといっても豆腐は栄養ありますから好きです。
実は品がいい食べ物ですね。
牛丼よりヘルシーですね。
380円ですが、中華屋で中華丼食べたら600円はしますよね。
牛丼並というものが、
そもそも安すぎるんじゃないでしょうかね。

味は、これも美味しいですよ。
しかし、やはりスパイシー味抑えて
日本の味になってますね。
カレー丼のコピー「スパイシーなのに後味まろやか」は
これにもいえる。
中華料理を日本の食べ物として定着させようとする、
執念のようなものが感じられます。

さいの目にプルプルした豆腐の量がかなり多く、驚きます。
タレが熱いのでやけどに気をつけてください。
いやあ、がんばってるな。

続いて豚キムチ丼です。
問題はこれかな〜。
キムチはね、嫌いじゃないんですが、
定番メニューにされるとちょっとクドく感じるんです。
味はもちろん美味しいは美味しいですよ。
でも松屋でも「キムチ牛めし」
食べたような気がするんだけど、
これも「いつも食べたいとは思えない」
と思ってるうちにメニューからなくなりましたね。
そんな調子だから、心配になるわけです。

そうです。
ライバルは松屋の豚めし(並)350円(大)450円であります。
牛丼の代替メニューとしてダークホースなのは、
ちょうど牛が豚に置き換わった松屋の豚めしでしょう。
食べました。


豚キムチ丼(450円)


豚めし豚汁セット

写真は豚汁セットで、卵もついて550円だったかな。
悪くないよ〜。
松屋だから、ヘンに期待はしなかったせいもあります。
このご飯と肉のさっぱりした組み合わせが
求められてるんですよね。
すき屋の豚丼(とんどん)280円も食べてはないけど、
値段がやっばいやっばい。
こちらも吉野家キラーです。
吉野屋は牛丼一本で売ってきたのに、
そのストライク代替品を、松屋、すき屋に捕られている。
おそらく、肉の購入ルートとか、
大変な問題があるのでしょう。
豚肉商品で大きな差をつけられましたね。
吉野家がんばれ!

なんでそんなに吉野家を応援しているか?
あの吉野家牛丼の品質感になくなられたら、
ホントに困るからです。
他の店の牛丼は、まあ、ほどほどですからね。
でもね、現状では松屋にリードされてしまいますよ。
(唐揚げ飯とかはいまいち試す気になれないですが、
 そのうち食ってみます。)

さて、気を取り直して、
残る吉野家メニューを試してみましょう。
いくら鮭丼、450円。
おお、いよいよ「なま物」に挑戦ですか?


いくら鮭丼(450円)

これも、良くできてますね〜。
普通のお店なら700円以上はしますよね。
う〜〜ん、何もいうことはない。
ここに品の良い吉野家きわまれり! という気がしました。
そうなんです。
吉野家は品質感がある、というか、
ようするに品がいいんですね。
松屋が唐揚げチキンカレーとか、
ジャンクなアイデアで突っ走ってるのと対照的。
すき屋のうな丼(これはいただけないぞ)とか、
下世話な急追に対し、断固品を保持した感覚。
でもそれはメイン品の屋台骨があってだと思う。
実は、潔い品質感覚は、
ある意味で線が細いのかもしれません。
そこを何とかがんばってほしいんです‥‥。
大丈夫かな〜。

ところで、吉野家ですが、
焼鶏丼(450円)ってあったはずですよね。
当初発表されていた。
見たことありますか?
ありませんよね? ほとんどの、みなさん。
例の鳥インフルエンザ関連で、引っ込めたかな、
と思って問い合わせましたが、ありました。
というか、たいがいのお店にはありませんでしたが。
というわけで、次回は、
ほとんど幻状態にある焼鶏丼に挑戦したいと思います。

‥‥という原稿を書き終えたとたんに、
吉野家も「豚丼」発売の記事が!
しかも3月2日付けの新聞に
3月3日発売という緊急ぶり、追って次号。


サエキけんぞうの新しい公式ホームページ
"saekingdom.com"が、
2月29日(日)新装開店!しました!
(アドレス変更!)
www.saekingdom.com です。
あっと驚く写真日記や、BBSでのプレゼントなど、
満載コンテンツで皆様をお待ちしております!
イベントのお知らせです。

3月26日(金)午後7時から11時まで
「第二回テクノ・エレガンス」

第一回が大成功に終わったテクノエレガンス、
第二回はいよいよムーンライダースの
岡田徹さんのテクノポップユニットelectric coughが登場!
Ya-To-I(ヤートーイ)を彷彿とさせるこのユニット、
なんと山本精一さん(ROVO、ボアダムス)
の参加が予定されています!これは必見だ!
ゲストDJにHiroshi Fukuma、
クラブ音楽雑誌FLOOR-netの平田順子をゲストにした、
サエキけんぞうの、好評テクノ音楽最新情報コーナー
「テクノ情報局」、
先着5名に自分の音源(CDR)公開!
コーナーに応募しよう!
ホストバンド・ジーニアス、
VJ:FACTION BLEU 〜青梅街道派〜、
DJはELEKTEL(polymoog)も全開です。

3月26日(金)
19:00open 23:00close
\2800(1D) \2500(1D/ADV)

【ゲストライブ】
electric cough
(岡田徹ユニット:A.K.Aムーンライダース)
【ゲストDJ】
Hiroshi Fukuma (Hipnologie Recordings)
【テクノ情報局】
サエキけんぞう&平田順子(FLOOR net編集部)
【ホストバンド】
ジーニアス
【DJ】
ELEKTEL(polymoog)
【VJ】
faction bleu

青い部屋
東京都渋谷区渋谷2-12-13八千代ビルB1F
tel / fax 03-3407-3564

青い部屋事務局
渋谷区渋谷1-20-22北沢館402(火土日祝日定休)
tel / fax 03-3406-2322
info@aoiheya.com

サエキさんへの激励や感想などは、
メールの表題に「サエキさんへ」と書いて、
postman@1101.comに送ってください。

2004-03-07-SUN

HOME
戻る