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虚実1:99
総武線猿紀行

総武線猿紀行第193回
「興味深いお便りきました!吉野家シリーズ6」


行ってきましたよ、吉野家・築地店。
3月24日水曜日に。休んでましたよ。
市場全体。だれもいません。



ただでさえ、朝5時から13時までの営業と短い。
市場休みの日の土日は休みなのですが、さらに休みがある。
最近観光客が激増の築地、
間違い易いのは水曜が休み(隔週?)であること。
僕も数回間違えて早朝に行き、ショックを受けました。
なにせ、朝5時とかにわざわざ行って
(たいていはイベントの帰りだけど)、
何もやってないと、本当に打ちひしがれます。
今回は入り口の口上だけ見て帰ります。



吉野家はなんと1899年=明治33年、
東京の魚河岸にて(築地じゃない?)
牛丼店を開店したのが始まりだそう。
とんでもなく伝統ありますね。
明治の牛肉ブームにのったわけですね。

さて、面白いメールが二通来てしまいました。

まず嵩地 秀一さんのメールから。

=
うろ覚えですが、
私の家の近くにある「ジョイフル」というファミレスには
一時期「豚角煮丼」というメニューが
あった様な気がします。
結構おいしかったのですが、
いつの間にかメニューから消えていました。
関係ないのですが、「豚角煮丼」と変換しようとして
「豚核にドン」と誤変換してしまったのは
私だけでしょうか。

「ジョイフル」ですか。探したけど、近所にはないや。
「豚核(トンカク)にドン」トンカクって豚の中心部??
ロースのへん?
あるいは「豚、核にドン!」豚が誤って、核を発射。
う~ん。

パソコン教室さんからは、

=
総武線猿紀行、おおむね楽しく拝見しております。
ここ数回の吉野家レポート(?)は、
サエキさんの吉野家、そして牛丼への愛が感じられ、
190回目ではライバル「松屋」の
豚めしをためされるほどの熱心さ、
それほどでもないわたくしとしましては、
感心至極でございます。
192回目でレアメニュー「角煮きのこ丼」もためされ、

いままでのファーストフード丼の常識を破っています。
だって、角煮(豚)ですよ?
今まで角煮の丼なんて見たことあります?

と、書かれていますが、私はあります。
ですので御報告いたします。
「なか卯」という和食ファストフードチェーンは
御存知ですよね?
http://www.nakau.co.jp/
そこで今年の1/22から「豚角煮丼」が販売されています。
http://www.nakau.co.jp/campain/200401.html
私の職場の近くにも店があり、
新発売の掲示を見て気にはなっているのですが、
まだ食べていません。
何故かと言うと、
豚の角煮は好きなので試してみたいのですが、
この丼「フレッシュグレープフルーツ添え」なのです。

箸でそっと崩れるくらい丁寧に煮込んだ豚の角煮を、
フレッシュグレープフルーツを軽く搾って、
おろし大根と一緒に
さっぱり爽やかにお召し上がりください。
お好みで練りからしもどうぞ。
とろーり爽やか!
なか卯が提案する新しいスタイルの豚の角煮丼です。

確かに新しい‥‥。豚の角煮に
「フレッシュグレープフルーツを軽く搾って、
 おろし大根と一緒にさっぱり爽やかに」
食べるのはいいと思います。
きっとさっぱりするでしょう。
それをおかずにごはんを食べるのは、
きっとおいしいと思います。
でも、それを丼にするというのは、
「角煮きのこ丼」以上に
「稀代の珍品発想」ではないかと思うのです。
だって、豚の角煮とフレッシュグレープフルーツの比率は、
商品紹介ページ上の写真を見る限りではほぼ1:1ですよ。
見方によっては
「フレッシュグレープフルーツ丼豚の角煮添え」(泣)
ともいえなくない割合です。

「見る前に飛べ」"Fight or Flight"と
森山達也さんもかつて言っていました(本当か?)。
人に口づけする前に、もとい告げ口する前に、
食べてみるべきですよね。
このメールを書いたからには、
そう遠くない時期に(あいまいな表現)、
勇気を振り絞って食べてみたいと思います。
ついでに豚丼も。
さて、不躾ですがサエキさんには、
そんな(非常にどうでもいい)勇気はありますか?

ということです。う~ん、しまった。
「角煮丼ですよ」は「角煮きのこ丼ですよ」
とすべきだった‥‥。
きのこが特に珍しいんですよね。
突っ込まれたあ!
で、「なか卯」ですね。
好きですよ。なか卯の「肉うどん」。
それとあそこは卵の黄身が、
異様に黄色が濃くてなかなか美味しい。
わかりました。
もうこうなったら、見る前に跳んでみますよ。
(「見る前に跳べ」とは、
 もともとは1970年ごろの岡林信康さんの歌の題名だが、
 その前は大江健三郎の小説だっけ?)
うえ~~ん、グレープフルーツと角煮ですかあ?
(続く)


サエキけんぞう公式ホームページ
(正式名称が「サエキけんぞう公式ホームページ」
 とシンプルなものになりました)
新装開店してます(アドレス変更!)
www.saekingdom.com です。
写真日記、ほぼ毎日更新しておりますよ!
イベントのお知らせです!

普段、共演バンドが大阪在住のため、
なかなかできないサエキのフランスツアー仕様ライブ!
久々の公演at青山CAY!
豪華なイベントが迫ってます!
ぜひ来てください!

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4/10(SAT) 17:30 open ~ 23:30 close
ADV €3,000 / DOOR €3
at レストランCAY(青山スパイラルB1)

“シックスティーズ”をキーワードに、
本誌がフェイバリットしているアーティスト、
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21世紀型スウィンギン・パーティ!!
みんな、ポップでキュートな’60sスタイルでお洒落して、
遊びに来てね!

LIVE ACT :
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・サエキけんぞう with Les Cappuccino!

DJ :
・コモエスタ八重樫
・中田ヤスタカ(contemode / capsule)
・アモーレ★ヒロスケ
・ハスキー中川
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"girls '60s special collaboration"
・'60s Girl On Motercycle!!
イタリアン・スクーター、フランス発モペッドの展示
(協力:べスパ&ランブレッタ/ジャングルスクーターズ、 
 プジョー・ヴォーグ/アズテック)



【お問合せ、チケット予約】
ポイズン・エディターズ/girls '60s 編集部
TEL 03-3380-8340 FAX 03-3380-8341
Email girls60s@mail7.jp
WEB http://www.geocities.jp/girls60s/

レストランCAY
(東京都港区南青山5-6-23 スパイラルB1F)
TEL 03-3498-7840 WEB http://www.spiral.co.jp

ローソン・チケット L-CODE 37868
(TEL 0570-000-403)

*遊びにきてくれた方に
 『ガールズ '60s』オリジナルノベルティをプレゼント!

サエキさんへの激励や感想などは、
メールの表題に「サエキさんへ」と書いて、
postman@1101.comに送ってください。

2004-03-31-WED

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