「ちくわの穴確認弁当」

すべてのメーカーがではないが、
原材料高でちくわの穴が広がっている
(重量が減り、実質値上げ)というニュースを
みなさんもご存じだろう。
全国のちくわファンが心を痛めながら、
ちくわを炒めたりしているものと思われる。
私も好物な方だが、そんなに頻繁に使う食材ではないので
気づいていなかった。
今回は自分弁当のおかずとしてちくわを使いつつ、
「ちくわの今」を検証してみよう。

【材料】
・ちくわ
・ご飯
・タマネギ、ベーコン
・梅干し

ちくわは小口切り。
この段階で、すでに包丁の手ごたえが
「ちくわ肉が薄い…」
と感じている。
醤油でもいいが、使い残しの納豆のタレがあったので
煮からめ、できあがり。
使い残しのベーコンの賞味期限が過ぎていたので、
あわててタマネギとカレー炒めにして添えた。

見た目どうでしょう。
たしかにあらためてよく見てみると
「穴、こんなにでかかったか?」
と感じる。
我々は損をしているのか? ごまかされているのだろうか。
否である。
ちくわやドーナツなどの穴食品は、穴も味のうち。
穴にもなんらかのスピリチュアルな栄養素がある。
メーカーの苦肉の策を理解しつつ、
しみじみと「広がった穴」を味わうなら今だ。

2008-09-04-THU
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